1978-08-17 第84回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
ですから、人事院はとにかくその後の実態を調査をして、制度化主任の実態と変化ですね、それを調査をして、そのことがはっきりするまでは少なくとも拡大は凍結をすべきであるし、調査がはっきりすれば私は主任手当は撤廃すべきという結論が出ると思っておりますけれども、そうした方向でもって取り扱われるべきだと考えておりますが、その点についての見解をお伺いいたします。
ですから、人事院はとにかくその後の実態を調査をして、制度化主任の実態と変化ですね、それを調査をして、そのことがはっきりするまでは少なくとも拡大は凍結をすべきであるし、調査がはっきりすれば私は主任手当は撤廃すべきという結論が出ると思っておりますけれども、そうした方向でもって取り扱われるべきだと考えておりますが、その点についての見解をお伺いいたします。
○山中郁子君 終わりますけれども、文部省の言うことをうのみにしてやるんじゃだめだということを私は申し上げております、制度化主任の問題に関して。 終わります。
○山中郁子君 主任制度の問題とかかわりを持って、制度化主任ですね、大変いろいろな不安もあるし、危惧もあります。そこで、すでに委員会の中でも明らかにされてきた面もあるのですけれども、人事院にお伺いしますが、国立学校の主任を管理職に指定はしないんだということについては、もう一度ここで確認をいただきたいと思います。
○山中郁子君 それじゃこの際ぜひ、現場ではやはりかなりの不安が、制度化主任の問題それ自体が問題で、不安がありますので、自治省、文部省、どういう形ででも結構ですけれども、いま言明されました内容の制度化主任を管理職として指定はしないと、してはならないという趣旨の通達などを出されることが必要ではないか、ぜひそのようにそのことを御検討いただきたいと思いますが、いかがでございますか。
○柴田(睦)委員 では次に、文部省令で定められました学校におけるいわゆる制度化主任が法改正後一体どういう扱いになるのかという問題です。
○柴田(睦)委員 公立学校における制度化主任の今後の扱いについて、今度は文部省に伺います。 国立学校における制度化主任の法改正後の扱いについては、人事院がいま答弁されました。公立学校における制度化主任についても、その職務内容から見て、地公法で言っております管理職員には該当しないと思うのです。
しかし、文部省が省令を改正して一方的に上から主任を制度化して以降、制度化主任の中間管理職化、学校教育への官僚統制強化が急速に進み、学校内で自由に物が言えない、自主的な教育活動が自由にできない、父母との懇談会も主任の許可なしにはできない、というような民主教育の根本を破壊するようなゆゆしい事態が随所で問題化しているのであります。
そういう事態のもとで、かつて永井元文部大臣が言われた中間管理職ではないというふうにおっしゃるけれども、それで先ほど文部大臣からもそういう御答弁があったように聞きましたけれども、一体それでは制度化主任が中間管理職化しないという制度的な保障――先ほど文部大臣は釈迦に説法でしょうがというふうな言葉をたしか使われたと思うんですけれども、結局御自分でもそれを説得するという自信がおありにならないんだろうと、私はそういうふうに
質問でも取り上げましたように、主任制度化は政府・人事院の説明、答弁とは逆に、全国至るところで制度化主任の中間管理職化、反動的管理体制の強化を急テンポで推し進め、それと並行して学校教育の場から次々と民主主義的要素を破壊し、教育荒廃に拍車をかけている。
○大内委員 先ほど来の質疑よりもいまの総裁のお答えは少しずつ前進してきたように受け取られますが、ただ、私がいま申し上げましたのは、たくさんの主任がそれぞれの存在理由を持って存在する、そういう実態からして、画一的にこれは制度化主任、しかもその制度化主任の中で、これは手当主任、これは非手当主任と分断していくことが、主任の実態から見て無理があるのじゃありませんかと私は聞いているのです。
主任制度化後二年を経過した今日、全国各地の学校現場から、文部省や人事院の説明とは反対に、制度化主任が急速に管理職化しているという実態が数多く報告されております。日教組や日高教などの要請行動もあるわけで、政府や人事院も、これはいま答弁されたことと違って、実際を知っていらっしゃるはずであります。
そのほかの制度化主任の管理職化も、これもまた進んできております。主任制度化が定着してから、それと並行して校長、教頭、教務主任、学年主任というルートができ上がって、管理・監督、指導の体系ができ上がり、学年主任は教育内容を統制するという事態が広がってきております。
○角野説明員 その制度化された主任の中で、小、中、高それぞれ学校の違いによって各制度化主任がいろいろございますが、それの実態がいろいろ違うという関係がございます。