1947-10-21 第1回国会 参議院 予算委員会 第13号
税制の問題については本当に租税制度及び租税機構、そういう問題について根本的に研究しなければならないと思うのでありますが、併しながら先程岡田さんからもお話がありましたように、当面今直ぐ徴税の成績を挙げるには、一審手つとり早い方法として、まず税務官吏の待遇をここで改善するということが実際的な効果が挙るのではないか。
税制の問題については本当に租税制度及び租税機構、そういう問題について根本的に研究しなければならないと思うのでありますが、併しながら先程岡田さんからもお話がありましたように、当面今直ぐ徴税の成績を挙げるには、一審手つとり早い方法として、まず税務官吏の待遇をここで改善するということが実際的な効果が挙るのではないか。
なお、從來裁判官は終身官であつたため、依願免官という制度はなかつたのでありますが、新制度により終身官ではなくなりましたので、本人が願い出た場合に免官のできる旨を規定いたしております。
○委員長(山下義信君) 只今の社会保障制度に関する諸般の資料は、次回に政府から纒めて配付して下さるそうでございますから、御了承願います。
○政府委員(金光義邦君) 厚生省では、只今この社会保險制度調査会の答申が参つたばかりでございまして、これに対しまして、もう少しこれより廣いものを考えようとか、或いはこれでは少し廣過ぎるのではないかというような点につきましては、現在のところ何も考えておらない状態であります。
○政府委員(金光義邦君) 社会保障制度に関しましては、お手許に差上げました社会保險制度調査会の答申案が最近厚生省の方に参つておりますが、厚生省といたしましても、この答申を基礎といたしまして、できることであるならば、特別な機構におきまして社会保障制度というものに檢討を加えて見たいと考えております。
付託事件 ○六・三教育制度実施に関する件 ————————————— 委員氏名 衆議院 委員長 松本 淳造君 理事 高津 正道君 花月 純誠君 西山冨佐太君 委員 田淵 実夫君 永井勝次郎君
なお特定の自動車事務所には、數府縣にわたる問題についても總合調整させる制度にすべく研究するという明確な答辯があつたのであります。從つてこれに對する當委員會としての最後的結論をお諮りいたします。
只今國会の方とこの審議会との関係についての論議があつたのですが、金融制度調査会の答申によりますれば、通貨信用委員会というものを設けまして、そうしてそこの機能として、第一に金融に関する政府の命令はこの通貨信用委員会の承認を得て決定する。第二に金融全般に関する事項の自主的運営の管理に当る。第三に金融立法に関し國会常任委員会の諮問に應じ又意見を具申する。
そこで先程も申上げましたが、金融制度調査会においても、この通貨発行審議と同時に、金融方面の民主化も一緒に取上げて、そこで通貨信用委員会というものを作つて、その委員会において通貨の発行ばかりでなく、金融機関の民主化という問題もそこで取上げて、それによつて資金が本当に生産に必要な方面に流れて行くというような道を作る。そういう相当具体的な結論にまで、金融制度調査会においては到達しておるのです。
○木村禧八郎君 只今の御答弁と関聯するのでありますが、この通貨審議会の法律を制定するに当りまして、この前の内閣のときに設けました金融制度調査会というものがありまして、通貨審議会については民間各方面の人を集めて、一應の結論に到達しておるのでありますし、そうして財政金融委員会にもその資料が配付されておる。
○政府委員(上山顯君) 保險料を長く納めました者については、給付日数を長くさす、即ち給付日数と保險料の納付期間との間に何らかの関連を持たす方がいいという意見は、この立案に当りましてもいろいろ論議された点でございますが、結論といたしましては、相互扶助の制度としましてのこの失業保險におきましては、苟くも六ケ月という資格期間を満了いたしたものについては、同じように今まで三年間保險料を納めておつた、或いは六
從いまして、この制度を實行いたしますのには、ある程度増員をすることは必要だろうと考えます。但し御承知のように、今日の炭鑛住宅というものは、非常に逼迫いたしております。本年四月頃、三十九萬人ほどの勞働者の數が今日は四十三萬人になつております。すでに三萬人以上の増加がございまして、從いまして炭鑛住宅は非常に逼迫をいたしております。
「最近における石炭生産の概況」という題目で、各項にわたり御説明をいただいておるのでありますが、最後に、「國家管理制度の審議について」という一項があるのであります。「石炭三千萬瓲計畫の達成は、直面する經濟危機を打開するための不可缺の要因である。
○淵上委員 次にさらにお伺いいたしまするが、制度機構の變革というものは、なかなかその新制度、新機構が軌道に乘るまでには、相當期間が必要であるということは、もちろん申すまでもないことであります。
大体警察の方の解体といいますか警察の方の改組、警察制度の改革の法案なり、それからそれに伴う組織、機構というものとでき得る限り一緒にこれは出すくらいにやつて参りたいと思つて、折衝を続けて努力をいたしておる次第でございます。それから特別市の問題につきましては、現在の政府の解釈は、先程申上げました通りでございます。
○黒川武雄君 只今地方局長からお話しの中に、警察制度に関する法案も近近にお出しになるということを伺いましたが、それについて一言申したいと思います。先般新聞に発表になりまして以來、警視廳管下におきましても、相当に警察官自身不安を持つておられるように見受けます。
○國務大臣(木村小左衞門君) 警察制度の改正につきましては、只今政府の草案を練つております。もうかれこれ今週中には結末が付くと思います。決定して参りますれば、直ちに提案いたします。
非常に票の離れた人が第二位になつておる場合には、たいへん期待が薄い人をするわけでありますが、しかしこういう制度に改めたいと申します氣持のものは、できるだけいわゆる選擧というものを正しき選挙民の意思に合致したような結果の出るように行うわけがありまして、いわゆる決選投票の行われますときには、いずれも八分の三の票をとつていない人であります。
こういう形でやるのが一番簡便であり、また賓際に営つておる、こう考えましてこの制度をとつておるわけであります。
○酒井委員 次に地方自治團體の首長に對する彈劾の制度の改正につきまして、彈劾裁判所というような特別の機關による制度をやめて、普通裁判所に一つの裁判權を認め、事實の認定権を與える。
その給與はまことに少額でありまして、營内居住の昔のままの制度が認められまして、たとえば營内居住の二等兵でありますれば、月にたしか九圓四十錢か五十錢であつたかと思いますが、そういうふうなものを出してもよいというような状況であつたのでありますから、たとえこれが一年分溜りましても、二年分溜りましても、ほとんど問題にならないのであります。
○一松國務大臣 引揚者に對しての更生資金の制度が設けられておることは御承知の通りでありまして、今では一世帶に對して五千圓ということになつておるのでありまして、それらのことは庶民金庫を經て放出するということになりまして、合計十六億六千六百六十七萬圓というものが、第一次、第二次で出すことになつておつたのであります。
國民に犯罪をさせるような制度を作る結果になる。
○衆議院参事(福原忠男君) 現実の問題といたしましては、恐らく相当デリケートな事柄が起るのではないかと考えられますけれども、何分にも國民審査の制度はこれが初めてのことでございますので、今俄かに予測できない点もございますし、恐らくそのような激烈な戸別運動とかその他の、裁判官がみずから審査によつて罪免を受けないために運動をするというような激烈な運動をされるということはないのではないかと、こう想像されるのであります
また第百七條には、「前條の恩給制度は、本人及び本人がその退職又は死亡の當事直接扶養する者をして、退職又は死亡の時の條件に應じて、その後において適當な生活を維持するに必要な所得を與えることを目的とするものでなければならない。」と明記してあります。またその末項に「恩給制度は、健全な基礎のもとに計畫され、人事院によつて運用されるものでなければならない。」
そういうふうに七月一日以後の退職者に限つて恩給が自然増額するような處置をとつて、過去の恩給者をそのままにすえおくか、あるいはまた七月一日以後の退職者につきましても一應前通りの恩給支給水準において恩給を支給するようなふうの處置をとつておくかの問題につきまして、いろいろ研究いたしました結果、その當時におきまするところの國家の財政の面、また恩給の増額をいたしますれば恩給類似の制度でございますところの共濟組合制度
丸炭制度の廃止は資金難、資材難に拍車をかけておる。税金は滯納するという工合でありまして、増産どころの騒ぎではなく、目も当てられない惨状でございました。切羽に不足はございませんが、その進行は遅々として進まない。採炭法も回復していない。炭車は破損が多くて、修理ができないため不足しておる。要員に対する住宅も足らないという現状でありました。
併しながら今回の管理法案の中に織込まれておりますところの生産協議会、これらの形式は、英國においてクリップス商相がパーティ・システムにおいて研究せられましたところの、いわゆる経営協議会と申しますか、運営協議会と申しますか、この制度に似ておるところの新らしき形態も織込まれておるということを私は見るものでございます。
昨年の対日理事会におきまして米國代表が石炭増産或いは加給金制度ということを檢討いたしまして、國有案というものを提言したことは甚はだ重要な意味のあることであると思います。
それから今委員長の言われましたように、議長が各常任委員長に現在の樣子を伺つたところが、大体治安及び地方制度の委員長は十日くらいの休会を含めて四十日ぐらい延ばしたい。予算委員長は三十日間ぐらいあればできるだろう。それから財政委員長は少くとも三十日くらい延ばしてもらいたい。決算委員長は現在のままならば二十日ぐらいで済むだろう。
そのためには、技術員制度を確立し、これが待遇を改善し、安んじて農業指導に專念できるようにせなければなりません。さらに研究機関を整備いたしまして、新しき進歩せる科学技術の研究ができ、これが農業経営の中に導入されるようにせなければなりません。 以上の三点につき簡單に所見を申し述べまして、私どもは、この民主的な農業協同組合の誕生を喜びつつ賛成の意を表するものであります。(拍手)
このほかに私立学校の復興であるとか、新制度に伴うところの生徒を加えますれば、莫大なる資材と費用が要ることは明らかであります。 しかも一面においては、インフレ下におきまして健全財政を余儀なくされておるところであります。この健全財政のところへ、あとからあとからとおびただしい文教費が出ますれば、これが原因となりまして、インフレはだんだん昂進するということが実情なのであります。
教育制度の刷新は、新しい日本を建設する基本的な政策でありまして、六・三制は、この学制改革の急所であります。それでありますから政府は、いろいろな困難がありますけれども、この新しい新制中学を困難の中にも盛り立てていきたいという覚悟をもつて、追加予算の審議にあたりまして、三十一億の中央・地方の予算を含めたものを、実は内定いたしたのであります。
定額の盗用は勿論、これは盗用という名前がつけられますけれども、少くともそういう電熱を使えない地帶において從量需要家が電熱を使うということになつたならば、これを盗用とは言えないと思うのですが、ただ割当の制限を増したということになると思うのでありますが、こういうような非常に大きな拔け穴があるわけでありますが、これを許しておいて、実情に合わないような制度を作つておいて、どうして電力の今年の冬を目的とする割当制
そこで割当制度を実施するに当りまして、電熱の使用を認める地域等もおのずから限定されて参ります。從つて電熱を使つてはいけない地域にあるこれら從量需要家が黙つて電熱を使われることもあり得るのではないかというお話でありますが、その点は私共も非常に心配しておるのであります。
ところが第二の点につきまして、つまり割当以上に使う電氣をそこで喰い止めることができるかどうかという点でありまして、この点は一應制度の形といたしましては、いろいろ取締の手もあるし、超過料金の制度、或いは余裕炭等によりまして喰い止め得る恰好にはなつておりますが、併しどうしても構わず、又料金を多額に出すということも念頭に置かずにどんどん使う者につきましては、これはいかんともいたし難いのであります。
こういうふうな制度ができて、それが戰時中も続きまして、現在ここ数ヶ月前までは、殆んど大都市におきましては、單一の荷受機関であつたのであります。今度初めて複数制が、政府の指示によりましてできたのでありまするが、これが無制限に許されている。誰でも責任上一定の荷受をいたします。そうしてそれぞれ指示された方針に從えば、それから先の問題はその人の力によるのだから誰でもよい。資格さえ備えればそれで差支えない。
○証人(塩澤達三君) 魚の配給をどうすればうまく行くかという問題でありますが、私から申上げるまでもなく魚本來の性質から、これを統制配給するというようなことは非常にむずかしいことでありまして、恐らく現行制度を如何に強化いたしましても、そのままでは私はその目的を達成することはできないと思うのであります。
少くも現在の情勢を見ますると、水産物集荷配給制度につきましては改正せられましてから鮮魚介についてはまだ半年も経つておりません。特に加工水産物については一ヶ月ちよつとしか経つておりません。從いまして、その実施上細目の点につきましては、手続さえ完備していない部分もあろうと思いますし、疑義の明白にされていない面もあると感じております。
まずこの買上げの制度は、あくまでも生産を増強する。從つてその生産者の立場に立つて、出来るだけの利益を確保するような點に重點をおいてやつてもらいたい。その點に關しましては、特に價格の方面について、現在生産者價格との格差があまりにもはなはだしいというような聲がたくさんあるのであります。
それからその次の食糧の自給の問題でございますが、本当を言いますればその炭を燒いておる地元で食糧をみずから生産し、みずから勘案してやつていくというやり方が一番合理的でございますけれども、すべてそれをやらすというわけには、なかなか實際上困難でありますので、そういうことが將來可能な地域においては、あなたのようなご意見も具體化されてくるのではないかと思いますが、現行の状況におきましては、遺憾ながら加配制度を
○井上政府委員 食糧の問題は大體今申し上げました通り、政府としては今ただちにその加配制度をやめて、地元自給というものを考えていないのであります。 それから協同組合の問題につきましては、一應農業協同組合の發展をわれわれは期待しておるのでありまして、この立場から將來薪炭協同組合というものが必要であるという新しい事態を見まわしたときに、そのそきにはつくつたらいいと考えております。
第十四條は投票用紙の樣式でございますが、これはこの國民審査法で新らしく設けられた制度だと思うのでございます。これも委員長の説明にもございましたが、特に記号式を採り、從來の選挙における自署式を採らなかつた即ち事柄の性質上周知徹底を図るという趣旨を規定したものでございます。