1954-11-02 第19回国会 参議院 決算委員会 閉会後第14号
それで私は中間トンネル機関的な、いわゆる利鞘稼ぎのような形で国有林まで払下げている事例を私は知つているわけです。具体的に……。そういう点で一応大体林野庁長官の今言つたように、市場価格との関連の御説明はほぼ了解がつきますけれども、併し具体的な事例の場合にはやはり割合にルーズな面もなきにしもあらずと私は思う。
それで私は中間トンネル機関的な、いわゆる利鞘稼ぎのような形で国有林まで払下げている事例を私は知つているわけです。具体的に……。そういう点で一応大体林野庁長官の今言つたように、市場価格との関連の御説明はほぼ了解がつきますけれども、併し具体的な事例の場合にはやはり割合にルーズな面もなきにしもあらずと私は思う。
○河野謙三君 私も中金がこんなことで利鞘稼ぎをするとは思いたくない、併しそれをあえて聞くのは、過去の中金の業績においてそういうことを聞かざるを得ない、でありますから、具体的に今度の措置によるところの融資によつて、中金の収支がどうなるかということを私ははつきり数字で、後日で結構でございますから、お示しを願いたいと思う。
政府が例えば特別の財政資金等を導入いたしまして、その金利が特に安いということになりまするというと、そこに利鞘の問題も生じて参ろうかと存じまするけれども、只今のところは全く中金の自己資金でいたしておりまするので、普通の中金の金利を前提にして考えておるのでございまして、この措置によりまして、中金が特に利鞘稼ぎをするということはないというふうに考えております。
先ほども討論者によつて触れられましたが、この中小企業向けの預託が、ともすると大企業向けに流れ、而も又取扱機関の利鞘稼ぎに終つた遺憾な事例を我々は数多く知つているものでありまして、今後かかることの絶対に起らないよう、政府は真剣にこれを監督せられたいと存ずるのであります。
この際、特に申添えたいのは、これらの預託金がその目的に副わず、ややもすれば中小企業へ向わずに大銀行へのコール・ローン等となり、これらの金融機関の利鞘稼ぎに終つた実例が多多あるやに聞いております。中小企業金融の熱心な機関へ多く預託することを是非この際政府に努力して頂きたいと思います。又年末等の一時的金融対策といたしましては、預託が最も効果ある方策でありますので、特に御配慮を望みたいのであります。
これは専ら時期を、年末に切迫してお出しになるからこういうことになるので、これは中小企業のためと称しながら、単に金融機関に利鞘稼ぎをさしているに過ぎないというような結果になつている。
更にもう一つ、無盡とか信用金庫に国庫の余裕金を預託なさるのですが、これまでの実績からいたしますと、無盡なり信用金庫はそれをもらつても直接に中小金融に使わないで、銀行だとか信託銀行に預けて、そのまま利鞘稼ぎをしておるというような問題が非常に多いし、或いは信用金庫のごときに至つては、中央のほうに保管をして置いて、地方のほうには現在までちつとも流していないというような実情で、所期の目的をちつとも果していないのじないか
年末に一部これを政府が回収したのでありますが、そういうことのために一層金詰りがひどくなつておるのでありますが、このやり方を改めてもらいたいということは、実はこれは預託に際して大阪の一つの例を申上げますが、或る信用組合がこの預託を三カ月間の預託を受けたのでありますが、これを三カ月で貸付けて、三カ月に返すときに間に合わないと困るという心配から、銀行にそれを預け放しで、遂に一銭も貸出さなかつた、そして利鞘稼ぎ
(二十五年七月末組合員一戸当り平均貯金額は五万円)反面この土地柄から胚胎している町民習性の事なかれ式保守的傾向を如実に反映し、折角の集まつた多額な貯金の総合農協的活用面が見送られ、単にこれを殆んど全部的に信連中心の預金(定期預金)運用に廻し、その間の利鞘稼ぎを以て組合運営の鍵とすれば事足りるやの錯覚的運営の弊に陷らしめている。 二、組合経済事業と町民経済生活とのつながり面を見よう。
○松永義雄君 先程木村委員からお聞きになつた旭ガラスのごたごたですね、あれは権利株売買というようなお話でしたが、会社筋というのは、いわゆる操作ということから来ておるのですか、それとも利鞘稼ぎから来ておるのですか。
を非常に急いでおる關係から、いずれそういう點については、ただいま委員長のお話にもありましたように、詳細なものを提示してくれるそうでありますから、そのときに讓りたいと思うのであります、そういう觀點から來て、復興金融金庫の貸出がともすれば興銀の肩代り、極端な場合には復興金融金庫から貸出が決定されるまでの間、興銀の方で融資しておいて、復金の方の貸出が決定した場合には、それを興銀に返すという形で、興銀が利鞘稼ぎ