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23件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2001-11-20 第153回国会 参議院 法務委員会 第8号

政府参考人山崎潮君) 現行法では、種類株式といたしまして、利益、利息の配当あるいは残余財産の分配、株式の買い受けあるいは利益消却につきまして異なる内容株式を発行することができるというふうに規定しているわけでございます。  この改正法におきましては、このほかに議決権を行使することができる事項、これについて内容の異なる株式をも発行することができるということにしている点が第一の特徴でございます。

山崎潮

1998-03-27 第142回国会 参議院 法務委員会 第6号

大森礼子君 ほかの利益消却の場合には、要するに利益消却ですから配当可能利益、これが一つ基準になります。まず数額上あるかどうかということと、それをやったとしても期末の決算のときに利益がマイナスにならないかどうかということになりますね。そういった意味では、大きな外枠として取締役会決議の場合には中間配当ができる場合と限定を置くのは意味があると思うんです。  

大森礼子

1998-03-27 第142回国会 参議院 法務委員会 第6号

それはあくまで利益消却の場合なわけですね。だから、一応取得総額を決めたとしても、実際、配当可能利益の範囲でするわけですから、その配当可能利益がないような場合、あるいはその取締役会決議の場合には中間配当財源もないような場合にはしないと。それから、定時総会によって定めたとしても、決算時にその利益が出ないようなおそれがあるときにはしないと。だから、その場合の「することができない。」

大森礼子

1998-03-18 第142回国会 衆議院 法務委員会 第5号

私は、本当は前の株式消却のときも、利益消却というのはほとんど清算の前段階で行うような現象というふうに考えられておりまして、企業金融上の見地から利益消却をやるということについては、また新しい角度からもう一回見直して検討したわけでございますが、資本減少につきましても、これは最後の手段というのではなくて、企業金融上の見地から、割と、利益があっても行うんだということになった場合には、例えば、先ほど先生がおっしゃいました

上村達男

1997-05-15 第140回国会 参議院 法務委員会 第9号

浜四津敏子君 それでは、利益消却特例法の関係で、この三条に「公開会社は、定款をもって、経済情勢当該会社の業務又は財産状況その他の事情を勘案して特に必要があると認めるときは取締役会決議によりその株式を買い受けて消却することができる旨を定めることができる。」とありますが、「特に必要があると認めるとき」という、この必要性とは具体的にどういう場合を言うんでしょうか。

浜四津敏子

1997-05-07 第140回国会 衆議院 法務委員会 第6号

これに対しまして、株式利益消却は、既に発行されている自社株式を買い受けて消却するということでございますので、新株有利発行あるいは新株引受権の行使によって新株が発行される場合とは異なりまして、株式の総数が減少し、株式の価値が希薄化するという問題は生じない。  そういうことから、この制度趣旨内容が異なる。

濱崎恭生

1997-05-07 第140回国会 衆議院 法務委員会 第6号

そこで、今度の改正では、利益消却の場合には、定款に定めがあれば取締役会決議だけでできるんでしょう。取締役会決議だけでできるということは、一層機動性があると言えばこれは物の言い方ですが、一層相場操縦可能性あるいはインサイダーの可能性が生じやすくなるということではありませんか。ですから、それについてはさまざまな、やはり一定の規制が必要であるというように思われるのです。  

正森成二

1995-11-10 第134回国会 参議院 本会議 第10号

法律案は、上場会社等による利益をもってする株式消却促進を図るため、上場会社等株式利益消却を行った場合のみなし配当について特例措置を講じようとするものであります。  委員会における質疑の詳細は会議録に譲ります。  質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して吉岡吉典委員より本法律案に反対する旨の意見が述べられました。  

片山虎之助

1995-11-09 第134回国会 参議院 大蔵委員会 第2号

ただ、現在の証券市場状況、それから平成六年でしたか利益消却ができるという制度ができたにもかかわらず、税制がどうしてもこのままだと動かないという実情を何度も私ども聞かされてきておりまして、総合的に判断して、今回これを措置することが適当であるということで提出させていただいたものでございます。

薄井信明

1995-11-09 第134回国会 参議院 大蔵委員会 第2号

計数的にどうかということになりますと、各企業経営者の御判断というものはあらかじめ私どもが想定することはできませんけれども、先般、通産省が対象企業について自社株の購入・消却を行うかどうかというアンケート調査を行いましたところ、七割を超える企業方々がこの問題について関心を強く持っているということでございましたので、私どもは今後ともいろいろな場を通じてお願いをし、できるだけ数多くの会社でこういった利益消却

日高壮平

1995-11-08 第134回国会 参議院 本会議 第9号

第一の質問は、みなし配当課税についてのお尋ねでありますが、今回のみなし配当課税特例の検討に当たりましては、自己株式利益消却我が国企業にとって初めての経験であること、実効性ある仕組みとする必要があること等にかんがみまして、企業業界実態等の把握に十分努力をしてきたところでございます。

村山富市

1995-10-31 第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号

我々が提案し、今回政府がこれを受けて措置した、株式利益消却の際のみなし配当課税特例とあわせまして、証券市場活性化に資するものと確信しております。  以上が、法案についての概要であります。  本案施行による減収額は、平成七年度において約千六百五十億円を見込んでおります。  日本経済現状を憂慮する、良識ある議員各位党派を超えた御賛同をいただき、速やかな成立をお願いいたします。  

野田毅

1995-10-25 第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号

昨年、残存株主のみなし配当については源泉徴収をしないという改正をしたわけですが、そのときに大蔵省は、従来から指摘されてきた、利益消却の事実上の阻害要因とされてきた制度上の問題はこれでほぼ解消されたという見解をはっきりと繰り返し述べておられたわけですが、そうであるにかかわらず、今回またこういう措置を出してきたというのは納得いたしかねる面があるのですが、その点についての説明を求めたいと思います。

佐々木陸海

1995-10-25 第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号

薄井政府委員 平成六年度の税制改正だったかと思いますが、株式利益消却制度の円滑な利用ということを促進したいということで、当時の商法改正論議と歩調を合わせまして、利益による自己株式取得消却につきまして、株式利益消却の場合には、残存株主に係るみなし配当課税については源泉徴収を行わないこととするという措置を講じました。  

薄井信明

1995-10-25 第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号

薄井政府委員 おっしゃるように、仮に利益消却を行った場合に、残存株主についで、今の制度であればみなし配当課税が行われるのに、行われないということになりますから、そこでその分の計算は、それぞれ個人、法人の残存株主について計算できるかと思います。ただし、さっき申し上げたように、この方々が今後売れば、そのときにはみなし配当というのはなかったことになりますので取得価額が大きくならない。

薄井信明

1995-10-19 第134回国会 衆議院 本会議 第7号

なお、先国会におきまして、我々は、株式利益消却の際のみなし配当課税特例につきましても法案提出した経緯がございますが、遅きに失したとはいえ、今回、政府案として法案提出されたことは一歩前進であると受けとめております。  以上が提出法案についての趣旨説明でありますが、日本経済現状を憂慮する良識ある議員各位党派を超えた御賛同をいただけるものと確信しております。

野田毅

1995-10-19 第134回国会 衆議院 本会議 第7号

法律案には、証券市場活性化に関する、自己株式利益消却する場合のみなし配当課税特例措置が盛り込まれております。このみなし配当課税特例措置は、自己株式利益消却我が国企業にとって初めての経験であることから、政府をして企業業界実態等を十分に把握させた上で講じられたものであり、全体として実効性のある仕組みとなっているものと確信しております。  

濱田健一

1995-10-04 第134回国会 参議院 本会議 第3号

税制面では、株式市場活性化観点から、自己株式利益消却の場合のみなし配当課税特例措置を講ずることとしており、そのための租税特別措置法の一部を改正する法律案を先日国会提出し、御審議をお願いしているところであります。土地税制につきましても、八年度税制改正において結論を得るべく、総合的かつ積極的に検討することとしております。  

武村正義

1995-10-04 第134回国会 衆議院 本会議 第4号

税制面では、株式市場活性化観点から、自己株式利益消却の場合のみなし配当課税特例措置を講ずることとしており、そのための租税特別措置法の一部を改正する法律案を先日国会提出し、御審議をお願いしているところであります。土地税制につきましても、八年度税制改正において結論を得るべく、総合的かつ積極的に検討することとしております。  

武村正義

1994-06-22 第129回国会 参議院 法務委員会 第5号

○国務大臣(中井洽君) 株式利益消却をした場合に、先生指摘EPSROEの数値の変化についてはそれぞれの会社財務会計上の問題でもあるので私が答弁する立場にはなかろうかと思いますが、EPSについては変化しないというのが一般的見解であり、またROEについては上昇するという見解もあるとは思いますが、確立した見解はないものと私どもは考えているところでございます。  

中井洽

1994-06-21 第129回国会 参議院 法務委員会 第4号

服部三男雄君 現行商法の二百十二条一項ただし書きに、定款規定さえしておけば株式利益消却はできる、こういうようになっているわけです。今回特に定款じゃなくて定時総会決議での株式利益消却を認めたというのは、こういうふうにわざわざ改正されるぐらいですからこの現行法の二百十二条一項ただし書き株式利益消却が行われていなかったのではないかと。

服部三男雄

1994-06-08 第129回国会 衆議院 法務委員会 第4号

そうすると、利益消却によるみなし配当所得は八千二円から六百六十円を引いた七千三百四十二円になります。仮に売った人が所得税率三〇%の納税者だったとします。各人の所得によって二〇%の人もあれば、三〇%の人もあれば、四〇%の人もありますが、この場合は仮に三〇%の人をとったのです。そうすると、利益消却による税金は、7342円×(30%-5%)、なぜ五%かというと配当控除があるからですね。

正森成二

1994-06-08 第129回国会 衆議院 法務委員会 第4号

その結果、今先生が申されましたように、源泉徴収税額納付のために、会社サイドで、従来であればファイナンスが必要になるのじゃないかと言われるような部分についてのファイナンスが不要になるということ、さらには消却株式取得時期及び株式消却の時期が定時総会の前後に限定されず、適宜に行えるというようなことになったわけでございまして、従来私どもが聞いておりました利益消却の事実上の阻害要因と言われてきた税制上の問題

大武健一郎

1994-06-08 第129回国会 衆議院 法務委員会 第4号

濱崎政府委員 今回の改正によります利益消却制度立法趣旨でございますが、御指摘のように、現行商法二百十二条一項ただし書きにおきまして、定款規定に基づいて利益消却をすることができるということを規定しておりますけれども、この定款をどのように定めるべきかということの解釈については学説は分かれておりますが、一般的な考え方は、これは原始定款あるいは後に新しく定める場合には株主全員一致により変更した定款

濱崎恭生

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