1994-11-09 第131回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
とりわけ外務省は国内の特定の利益業界というような、そういうふうなプレッシャーグループもいないわけですから、アメリカと要するに手を握って、そしてアメリカの援助の肩がわり、こういったふうな色彩を込めてODAを増強していくというのは当然のことではないかというふうに私は常々考えております。
とりわけ外務省は国内の特定の利益業界というような、そういうふうなプレッシャーグループもいないわけですから、アメリカと要するに手を握って、そしてアメリカの援助の肩がわり、こういったふうな色彩を込めてODAを増強していくというのは当然のことではないかというふうに私は常々考えております。
それに対して毅然として断ってもらいたいということが一つと、それから援助の準備から決定まで特定の利益業界の意向を大変色濃く受ける性格を持っている。しかもこれが一つ一つ国会の場で論議をされるようなプロジェクトにならない。何か問題が起こったときに初めて国会の審議の場にのせられるということになるわけですから、相当慎重にしていかなければならないし、また援助資金の浪費というような問題も起こってきている。