1985-04-02 第102回国会 参議院 逓信委員会 第8号
また、当然のことながら国民の利益、利用者の利益、事業者の健全な発展というようなこと、そういったことをいろいろ勘案しながら私どもとしては判断をしていかなければならないと思うわけでありまして、どこか一つだけに主張をそのままうのみにして政省令を通すとか変えるとかいうような考え方は私どもとしてもとれないところだというふうに理解しております。
また、当然のことながら国民の利益、利用者の利益、事業者の健全な発展というようなこと、そういったことをいろいろ勘案しながら私どもとしては判断をしていかなければならないと思うわけでありまして、どこか一つだけに主張をそのままうのみにして政省令を通すとか変えるとかいうような考え方は私どもとしてもとれないところだというふうに理解しております。
そういうことについてこの実行上、官僚統制といいますか政府がただ一方的にきめるという最後の統制に至る前の段階、価格でいえば標準価格とか特定標準価格とかこういう段階におきましては、民間の協力を一切いかぬと、こうきめつけてしまったら、私は動かないと思うのですむといって、協力措置がしばしば共同行為、法律共同行為といいますか、自己の利益、事業者の利益を守るための共同行為と混同されるというふうなおそれがなきにしもないので
かような通運事業の最悪の年であるにもかかわらず、一方、通運事業における事業者別の損益状況を見ますと、三十三年度における欠損事業者は二六%でありまして、利益事業者が七四%になっております。しかも最高二割六分の配当を行なっておられる等、値上げの必要性がまことに少いというふうに考えられるのでございます。
先般も石原委員からか誰かからお話がありました関連事業者の利益を不当に害すること、害する場合は認可してはならないという場合には、関連事業者の利益、事業者にどういう影響を及ぼすかということを審査、調査するの義務を政府は負うものと実は私は考えておるのであります。