1959-06-10 第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第34号
農業経営というのは、投下した資本に対してほとんど利潤部面というものはないですね。しかし、せめて最低線であっても投下資本に対する適正な利回りという程度のものは、当然これは生産費の中に確保さるべきものであるとわれわれは考えておるのです。
農業経営というのは、投下した資本に対してほとんど利潤部面というものはないですね。しかし、せめて最低線であっても投下資本に対する適正な利回りという程度のものは、当然これは生産費の中に確保さるべきものであるとわれわれは考えておるのです。
たとえば利潤部面を、主として原料繭の買上代金の値上げであるとか、あるいは工場従業員の待遇の改善とかいうような方面に充当するんだということは、審議の過程において明確にさるべき問題だと思いますけれども現在までこの点に対しましても非常に答弁があいまいで遺憾にたえないわけです。