1979-09-06 第88回国会 参議院 社会労働委員会 第1号
続いてお伺いしますが、先ほども京都判決を引用いたしましたけれども、すなわち被告会社らの利潤追求行為、そうしてそれに追随した国のきわめてなおざりな薬事行政、これが判決の中で指摘をされております。私はこれは重大な指摘だというように思うんです。
続いてお伺いしますが、先ほども京都判決を引用いたしましたけれども、すなわち被告会社らの利潤追求行為、そうしてそれに追随した国のきわめてなおざりな薬事行政、これが判決の中で指摘をされております。私はこれは重大な指摘だというように思うんです。
「このような結果をもたらした原因が、国民の生命・健康・生活を無視した被告会社らの利潤追求行為にあり、これに追随した被告国のきわめてなおざりな薬事行政にあったことは明白である。」これは京都判決だけでありませんが、多くの判決でそのことが指摘をされております。これは私はきわめて重大だというように思います。 ですから、ここで有効性と安全性についての規定が入りました。
いままでのPRが、低所得者が毎月掛け金をかければお葬式のときにやってあげますというものを、これから株式会社にいたしますということは、全く利潤追求行為に変質をするということでありますから、かなり掛け金をしておる人たちに対して違和感を与えることをひとつ政府としても考えなければいかぬと思います。そうだとすると、望むらくは、財団法人、民法三十四条の法人になることが望ましいと私も思うのです。
第三番目の相違点は、いままでは明らかに純粋な利潤追求行為である、しかし互助会というもののそもそも発足の歴史からいうと、必ずしも利潤追求行為から始まったとはいえない。つまり龕屋さんや結婚式場がとても高いという庶民の声にこたえたものだというところから出発している。
一つの利潤追求行為になるのですが、そういうようなことをしても、あえてだれも行って指導していない。これでは困る。融資もしてやったり、それぞれ指導した以上は、この点検ぐらいはして、規定どおりにいっているかどうか、きちっと見ないとだめだと思うのです。