2012-03-05 第180回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
治水計画や利水計画などについて、地権者の理解を得る努力を求める。 まさに、今、ダム問題を考える際の核心中の核心的な問題が、この評価委員会の監査評価報告書の中には書かれているわけです。具体的に、地権者の理解を得る困難さというのも書かれております。 こうした点、県の報告書では入っているんですか、入っておりませんか。
治水計画や利水計画などについて、地権者の理解を得る努力を求める。 まさに、今、ダム問題を考える際の核心中の核心的な問題が、この評価委員会の監査評価報告書の中には書かれているわけです。具体的に、地権者の理解を得る困難さというのも書かれております。 こうした点、県の報告書では入っているんですか、入っておりませんか。
○中島(隆)委員 有識者の方が検証して瑕疵がないということでありますが、利水の問題もそうでありますが、それぞれの自治体がそれぞれ目標を立てた利水計画のもとにこれが計画されているということはわかるんです。しかし、治水も利水もそうですが、やはり、その基礎になる根拠はどうなのかという検証を国として明確にやる必要があると思うんですね。
こんな膨大な費用がこの利水計画に要るわけであります。現地に行きましたら、現在でも年間一万トンの漏水が起きている、こういう計画であります。 ですから、こういう計画で、事業主体に検証を任せるということであれば、水を引きたいと要望する事業主体は、当然建設という方向に向かうわけであります。
○国務大臣(前原誠司君) これは、様々な利水計画の中でも同様な議論がなされるわけであります。確かに取水制限等々やっておられるところもありますし、そういったところからすれば、そういった取水制限をしたくないからお金を出してでも八ツ場ダムをと、こういう御意見なのは理解できるわけでございます。ただ、これからのいわゆる水需要というものをどのように考えていくかという中長期的な考え方も必要だと思います。
それでは次へ行きますが、利根川の治水計画、利水計画の中で、これまでに随分ダムが造られているわけですね。前原大臣はダムに頼らないとおっしゃっておられますが、既に頼られ過ぎていて、もし前原大臣が利根川を最初から計画するとしたら、今あるダムというのは要らないということが言えますか。
では、利水計画によってどれほどの規模の渇水を対象にするのかが非常に重要でございます。原則的に十年に一回生じる渇水を対象として計画が行われてきております。ところが、残念ながら、水需給が逼迫してきた河川では、実質的に五年に一回の渇水を対象として計画が行われてきたという現実がございます。 済みません、今、利水のところに来ました。
そういう意味でいったら、さっきも言ったんですけれども、どうやら、利根川の利水計画、最初の計画は昭和十年ぐらいにあります。そのときから五年に一回です。五年に一回の渇水を対象にしてやっております。しかし、それは、今の日本といいますか、今の現状において、やはり低過ぎるんじゃないか、そういうぐあいに考えております。
もし結論出すとすれば、であるとすれば、利根川の治水計画というのは一体どう考えるんだ、利根川の利水計画って一体どう考えるんだと。こういうふうに考えるから、だから八ツ場ダムは要らないですよという答えが出ているはずなんですね。相当の検討をなされたはずだと私は思うんです。だから、報告書がありますかと聞いた。そうしたら、あれも私相当腹立っているんですが、ホームページを見ろと。
今、治水のことを主に申し上げましたけれども、特に利水は、利水計画が立てられたというのは、大体、人口もふえている、あるいは経済成長率も高い、あるいは節水の技術がまだまだないというようなときにできたものでございますので、当然ながら見直していかなくてはいけない。
また、国土交通省は、治水や利水計画を考えるに当たって、森林の整備や活用をどの程度考慮に入れているのでしょうか。緑のダム、森林の保水力について国土交通省が真剣に調査をしたことがあるのでしょうか。森林の保水力を軽視し、いたずらにコンクリートのダムの必要性を強調してばかりいるのが現実かと思います。森林の持つ保水力を向上させること、きちんと保水力の調査を行うことが第一ではないでしょうか。
新利水計画のアンケートでも、ダム案の支持は土地改良法で求められる三分の二に遠く及びません。にもかかわらず、ダムの調査や関連工事に多額の費用を費やしながら必要な河川改修がなされずに来た。これほどの本末転倒はないんじゃないでしょうか。 そこで、私は、いわゆる調査費の総額と使途についてただしたいと思うんです。
しかしながら、今委員もおっしゃいましたように、収用裁決申請を熊本県の収用委員会に行っておったところでございますけれども、利水の方の農業用水に係る新利水計画の策定が遅れまして審理が極めて長期化したため、収用委員会から収用裁決申請をいったん取り下げてはどうかという取下げ勧告がなされました。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今国土交通省からも、大臣からもいろいろ御答弁がございましたが、私どもとしては、今農林水産省で農業用水の新利水計画をいろいろ策定しておられる、それから国土交通省でもダム事業計画の必要な見直し等々を検討しておられまして、こういう状況を注視しているところでございます。
そういう中で、今回その新利水計画を見直すに当たって、費用負担、こういうものを比較検討したいということで、農林水産省の方から現在の見通しの額を提示してもらいたいというお話がありまして、今までの事業費のレビューを行ったわけでございます。 これにつきましても、いろいろな不確定要素がございますので、大体五十億単位ぐらいでの大ざっぱな見通しとしてこの数字を出させていただいたということでございます。
○清治政府参考人 事業を進めていく段階で、いろいろな調査、それから現地での対応、こういうものが必要になってきているわけでございますが、そういうものが進んできたということもございますし、今委員御指摘のような、農業の利水の関係の問題が出てきたという事情があったわけでございますが、その農業の利水計画の見直しが必要になってきたということと今般の事業費の見通しというものについては直接関係あるものではございません
それから、その水を利用する計画、利水計画と地元負担について、具体的にその調整がなされているのかどうか。これは、また後ほど資料として提出していただきたいと思います。 時間がなくなりましたので、最後に一問。
約二十二・一トンこのダムで新規開発するという形で乗っていただいているわけでありますが、その中身、細かく数字はございますが、これらの見直しのお話を受けた段階でトータルとしては二十二・二〇九毎秒トンでございますので、〇・一トンぐらい増という形になって、現在この利水計画の見直しというのを行っているわけであります。
これは、利水計画を見直すということが当然の道ではないかと思います。 実際、亀井善之農水大臣は、土地改良事業に係る農業用用排水事業、区画整理事業については、工事契約に基づく契約解除の手続を開始している、こういう答弁までされているわけですね。そうしたことをきちんと見て対応することが必要だと思うのです。
○三沢政府参考人 今回の判決を受けて、起業者の方では、農林水産省の今後の利水計画を見きわめながら具体的な対応を検討されるものと考えておりますが、収用委員会の審理をどう進めていくかということにつきましては、これは収用委員会の審理指揮にゆだねられております。
○三沢政府参考人 川辺川ダムの事業計画におきましては、洪水調節計画、流水の正常な機能の維持それから利水計画、この三つが記述されております。そのうち、利水計画として、かんがい用水計画及び発電計画の二点が示されております。
○太田政府参考人 ダムに頼らない利水計画も検討すべきではないかというお考えかと存じますが、かんがい排水事業の利水計画を策定する場合には、まず、受益地域内で利用可能な水源を優先的に利用すること、これが基本でございます。
したがいまして、現在、熊本県の協力によりまして、川辺川ダムを考える住民討論集会や球磨川流域市町村議会議員との意見交換会などを開催し、球磨川の治水計画や川辺川ダムの治水、利水計画等について種々御意見をお伺いいたしますとともに、川辺川ダムの必要性や重要性について御理解をいただけるよう努力をしておるところであります。
これはここでそのメリット、デメリットを具体的に列挙する時間はないと考えておりますが、いずれにしても、そういったものを総合的に判断して治水・利水計画を定めていく必要があるというのが私どもの考え方でございます。
ただいま御説明ございましたように、長野県の治水・利水ダム等検討委員会、これの答申が出たわけでございますが、これは約百年に一度の洪水に対応する基本高水流量、百年に一度に対応する基本高水流量、そういうものを対象に、ダムありの治水・利水計画と、もう一つは、その基本高水流量の大きさを下げまして、そしてダムなしの治水・利水計画、この両論併記になっておりまして、結論といたしましては、委員の多数意見を優先して、浅川
さらに、平成十年度に事業評価監視委員会が開かれたんですけれども、そのときに出された利水計画と、今度見直しに当たって事業評価監視委員会の中に出された利水計画が、大幅に減少している。
内容につきましは、治水計画、環境への影響、地域社会への影響についての評価、そして大阪府及び和歌山市の所管に係る利水事業、利水計画についての内容等につきまして、内容を審議したわけでございます。
もう一つは、利水計画に非常に無理があります。長良川河口堰から導水をしております知多半島の人たちは今まで木曽水系から水をとっていたんです。その木曽水系からとっていた水と長良川河口堰からとった水を飲み比べると、長良川河口堰の水は非常にまずいということで、もとの木曽水系に戻してもらいたい、こういう要望もあるわけなんです。
まず最初に、利水計画。農水省は来ていらっしゃいますね。川辺川ダム建設のにしきの御旗の一つとされておりますのは、かんがい用水の確保ですね。 川辺川の会というのがありますが、ここの一九九七年七月一日調べによりますと、四千二十人の受益者のうち、初めは大半の人が国営川辺川土地改良事業に同意していましたけれども、後にだまされていたなどとくらがえる人が続出をしたわけです。