運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
72件の議事録が該当しました。
share
Created with Highcharts 5.0.6日付時刻該当件数1950195519601965197019751980198519901995200020052010201520202025050100

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1949-05-30 第5回国会 参議院 本会議 第38号

当時最も政治的な重要な案件というものは、軍事公債利拂停止に関する法律案であつたのであります。この法案が当時の財政金融委員会審議に付されておりました。そこで運営委員会といたしましては、当然この審議をいたすために、通過をいたすために会期が延長されるものであろうという予測の下に、運営委員会を開いたままにして待機をいたしておつたこと、これ又皆さん御承知通りであります。

天田勝正

1949-04-18 第5回国会 参議院 議院運営委員会 第16号

而して今の軍事公債利拂停止のごとく、予算案が通過いたしまして、法案審議未了になるというときには、これはその法律に関するものにつきましては予算が提出できない。こういうことで行くのが実際問題であり慣例であるので、政治的には改善して行かなければなりませんが、法律的には違憲とかいう考えは持つておりません。

池田勇人

1948-07-05 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第51号

これが仮に一つの政治問題となつて軍事公債利拂延期とか或いは利拂停止とかいうようなことが政治問題となりまして世間一般に、或いは選挙でもあるような場合こういう政治問題が取上げられまして、金融機関がこれだけの軍事公債を持つておる、各銀行には一般國民が貯金をしておるというようなこと、國内の到るところにそういう眞相が発表せられて議論の中心となつた場合には、凡そ銀行に対する一般國民信用が非常に落ちはしないかというような

田口政五郎

1948-07-03 第2回国会 衆議院 本会議 第77号

すなわち、二百三十四億円の交付公債、百八十億円の市中銀行手特金復金債券への價還措置、約八百億円ないし一千億円と考えやれます價格調整費の不足、十五億円の軍事公債利拂停止による事実上の赤字公債化、二百八十億円に達する地方債の起債の必要等々を考慮いたしますときに、一千億円に及ぶ復金融資需要等と勘案いたしまして、約二千五百億円が金融に轉嫁されているのであります。

東井三代次

1948-07-03 第2回国会 参議院 予算委員会 第40号

金融業意見、話を聞きましても、非常な心配をしておるのでありまして、それをどういうふうに一体処理して行かれるのか、殊に金融信用の問題でありますので、若し日本銀行総裁とのお話合があるならば、どの程度までどういうふうにするかということが私ははつきりしたものがなくてはならんと思うのでありますが、その点は、大藏大臣中央銀行として当然するだろうといつて一方的に御了承になつておるのか、或いはこの軍事公債利拂停止

左藤義詮

1948-07-03 第2回国会 参議院 予算委員会 第40号

○左藤義詮君 又かと言われるかも知れませんが、軍事公債利拂停止の問題でございますが、いろいろ政府としては苦労心のあつたことは拜承しておるのでありますが、露骨に申しますれば、すでにその御心配のあつた社会党の左派の人々がはつきりああして、衆議院の予算審議にも意思表示をせられた。もうそんなに私は政府として顧慮なさる必要はないと思うのであります。

左藤義詮

1948-07-02 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第48号

その話合いに基きまして、軍事公債利拂停止について或る処置を講ずるというような、政策の出にまあ一つ約束があつたのです。これはまあいろいろ練つた上で、そういうところへ持つて行つたのでありますが、それを実行するということに相成りまして、從つて今回そのような措置をとつたわけであります。これはまあ專ら連立内閣基本的一つ政策である三党政策協定に基くものであるというふうに御理解願いたいのであります。

北村徳太郎

1948-06-30 第2回国会 衆議院 本会議 第74号

拍手)  第二の反対理由でありますが、利拂停止が今後の國債消化悪影響を及ぼすとか、あるいは國民貯蓄悪影響を及ぼすとか、あるいは通貨信用を破壞すると言う者がありますが、軍事公債のみに限定すれば、國債消化の上に影響することはきわめて少く、國債消化をば順調ならしめるためには、資金の蓄積を増大せしめることが必要であり、それにはインフレーシヨンをば阻止し、通貨の信頼を高め、健全財政を確立し、その一環として

赤松勇

1948-06-30 第2回国会 衆議院 本会議 第74号

赤松勇君(続) 國民貯蓄が増加しない原因は、利拂停止にあるのではなく、今日の通貨償値が、インフレーシヨンの高進によつて、あすはそれが半減されるというところに問題があるのであります。從つて國民貯蓄を増加せしめるためには、インフレを根本的に処理する、その一環として擬制資本を一掃しなければならないことは、これは論をまたないところであります。

赤松勇

1948-06-30 第2回国会 衆議院 本会議 第74号

赤松勇君(続) まず第一に、軍事公債利拂停止反対する有力な理由といたしまして、今日わが國の経済は、終戰後混乱期を脱して、ようやく経済再建への轉機に立つており、かつ微妙な動きを示しつつある時期において、單に観念的な見地から利拂停止のごとき措置をとることは妥当でないという主張が行われたのであります。われわれは、次のごとき見解から、これに反対するものであります。

赤松勇

1948-06-29 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第50号

○石原(登)委員 私は民主自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつております軍事公債利拂停止法案に対しまして、反対意見を申し上げたいと思います。  私ども反対をいたしまする最も大きな理由は、この法律案國民のほとんど多くの者が反対をいたしておるということを確信をいたしておるからであります。

石原登

1948-06-28 第2回国会 衆議院 予算委員会 第42号

從つて理論的に申しまして、この問題は政府として関係方面に熱心にお働きかけになるというところに、理論的矛盾があり、軍事公債との関係において、なおこの問題はお考えになつて軍事公債もこの際利拂停止をおやめになるがいいということを、一昨日も申し上げましたが、この問題については、もう少し慎重にお考えになることを希望いたす次第であります。  私の質問はこれで打切ります。

苫米地英俊

1948-06-26 第2回国会 衆議院 予算委員会 第41号

それは軍事公債利拂停止問題であります。これはもうすでに経済問題を離れて、政治的の問題になつていると思うのであります。その経済的の面につきまして、いろいろ議論をする点は、ほとんど残されておらないほど世間で問題にしておりますので、私はこの点につきましては触れないつもりであります。私がお伺いいたしたいのは、これがすでに政治的な問題になつているという立場において、お伺いいたしたいと思うのであります。  

苫米地英俊

1948-06-26 第2回国会 衆議院 予算委員会 第41号

その結果総理は今回法律案となつて出たような方向にこれを決定いたしましたので、事かようになりましてから、お前は実際どう信じたか、こうお尋ねを受けましても、ちよつと私はここで見解を述べることは、きわめて困難でありまして、ただ一言申し上げておきたいのは、さきに申し上げましたように、いずれもこれは國利民福考えてこのことである、見解が違いましただけのことであると、かように思うのでありまして、利拂停止すべしと

北村徳太郎

1948-06-26 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第48号

堀江委員 今回の利拂停止によつて、約十五億円の金が公債償還の最終に支拂われる。約十五億円の金をいろいろの使途に使うわけでありますが、これは大藏当局が最もおきらいになるところの、赤字公債を発行したと同様な結果になるという見解をわれわれはもつております。赤字公債の発行と極力押えられておる当局として、これに対してどういう御見解をもつておいでになりますか。

堀江實藏

1948-06-26 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第48号

松田委員 この軍事公債利拂停止によつて、これが軍事公債だけの値下りということになりますれば、微々たるものでありますけれども農業会軍事公債以外にもつておる証券、七十億近くのものの値下りがある。そうしますと、その値下りだけが、三十七億いくらになる。これが農業会が帳面に記載してあるのと値下りとの差の價額でありますから、軍事公債利拂停止が、これに原因して値下りいたした。

松田正一

1948-06-24 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第46号

過般來よりいろいろの質疑、あるいはこれに対する大臣の應答によつて大体は了承しておるのですが、一番大きな問題といたしまして、私たちの見解からはこの軍事公債利拂停止を一年やることによりまして一番問題となる点は、いわゆる全般的な有價証券政策であります。すなわち交付公債並びに一般証券流通性をもつておりますが、これが証券市場においてどういうことになるか。

大上司

1948-06-24 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第46号

実は今次の軍事公債利拂停止によりまして、もちろん登録公債でございまするが、それを担保に借りる方が惡いのか、貸した方が惡いのか、すなわちこれはやみ生活と同じような理窟になりますが、これによつて手持金融機関がずつと金融を締めてきた。從つてこの返済を急に迫つてくるというような点を、一つばかりでなしに、あらゆる点で見受けられるのです。

大上司

1948-06-23 第2回国会 衆議院 予算委員会 第38号

芦田國務大臣 御承知通り政府が三党政策協定に基いて軍事公債利拂停止をしたときには、はつきり軍事公債利拂停止と言つておるのでありまして、借入金の利拂停止はその中に含んでいないのであります。從つて今回の法律はつきり書いてあります通り、それぞれ利拂停止をすべき公債の銘柄が出ております。それ以外のものには及ばない。

芦田均

1948-06-22 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第44号

またこの利拂停止は、本年度限りのものだと政府の間に言われておりますが、しかし一度かような措置がとられまして、貨幣、債券というもの、國家の債務が軽々に取扱われるということになりますと、政府の声明も將來信用せられない。この一年という利拂停止も、今後なお継続されるのではないか、あるいはさらにもつとラジカルな手段も講ぜられるのではないかという不安の念を起し、これをぬぐい得ないのであります。

川北禎一

1948-06-22 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第44号

しかしこういつた非常なときでありまするからして、そうしなければ、あとで申しまするように、利息についても運轉関係からいきますと、さやの損失といつたようなことを考え、あるいは、殊に保險会社にとりますと、この軍事公債利拂停止ということは非常なるところの打撃をこうむるように聞いておりまするので、そういつた関係からいきまして、なおかつトンネルの間でもつて利息をとるということは、非常な苦痛の上に苦痛を増す、

井尻芳郎

1948-06-21 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第43号

芦田國務大臣 軍事公債利拂いについては、現内閣成立前に、三党政策協定が結ばれて、その中には軍事公債利拂停止措置ということについて意見が一致した結果、その基礎の上にこの内閣が成立した。從つて政策協定ができた当時から、政府のいくべき方向は大体決定されておつた。かように考えることは間違いではないと思う。

芦田均

1948-06-21 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第43号

それくらいの金高の軍事公債利拂停止をやつて、それで外資導入——これが総理大臣の申されるごとく、政府政府の間におきましての外資導入というものは、なるほど曙光を見出しておりますし、これはある程度まで喜ばなければならぬことだと思いますけれども、それだけでは日本再建というものはできるものではない。必ず個人的外資導入というものがなければ、眞にわが國の再建というものはできるものではない。

松田正一

share