1952-12-11 第15回国会 参議院 予算委員会第四小委員会 第1号
この点をとくと御勘考下さいまして、私たち自治体が住民の副利増進のためにできるだけの事業ができますように、特に御同情ある御支援を賜わりたいと考える次第でございます。 誠に尽しませんが、以上を以て私の話を終ります。
この点をとくと御勘考下さいまして、私たち自治体が住民の副利増進のためにできるだけの事業ができますように、特に御同情ある御支援を賜わりたいと考える次第でございます。 誠に尽しませんが、以上を以て私の話を終ります。
○山村委員 この金庫法案においては、労働者の幅利増進をはかるという点に主たる目的が置かれておりますことは、提案理由の説明にもあるようでございますが、ただこの運用の面において、非常にむずかしい問題が幾多発生すると私は思うのであります。
簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用は、両事業の創始以来、その本質に鑑み、資金の地方還元、加入者の幅利増進を第一義として事業経営主体たる郵政省によつて行われて来たのであります。
それが一点と、もう一つは、大体預金部資金の性格からいつて、大蔵省で一元的にぐつとこれを締める、そうして非常にこれを強力な金融操作の重要な動力にする、こういうのが正しいのであるか、それとも大衆の零細な預金から集めて、而もその集めるときに、これはやはり大衆の厚生、或いは保健、こういうような幅利増進のために使うのだということは、末端の募集員はそういう観点から勧誘してやつているのであります。
○岩間正男君 これは郵政大臣としては、これに対しまして、何ですか、当然これはこの性格から見まして、零細な大衆のそういう預貯金である、そういう資金は一面から言つて、今後そういうような募集を強化する面からいつても、そういう当然大衆から集められたもので、大衆の幅利増進、こういうものに使うのが本筋である。こういうような輿論が非常に、これは下から又関係者の間から広汎に起つておると思います。
簡易保險、郵便年金の積立金は現在百三十一億円の巨額に達しているのでありますが、元來この積立金は両事業の責任準備金を本体とするものであり、事業を経営する者が直接これが運用に任し、その利益をもつて事業全般運営の方途を講ずべきものでありまして、積立金の運用と事業の経営とは不可分の一体をなすものであることは保險年金事業の本質上の要請であり、またその運用方針といたしましては、資金の地方還元、加入者階級の副利増進