1969-08-01 第61回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
株式というものは、御承知のとおり株価が変動いたしますと、そこに需給があらわれるものでございまして、なぜ出来高の少ないとき投資家が出てこないかというような面はどなたも思うのでございますけれども、株式投資をする方は、やはりこれは利回り本位で買われる方と、あるいはキャピタルゲインを求められる方の両方あるわけでございまして、株価が変動すると需要と供給がすぐにあらわれてくる。
株式というものは、御承知のとおり株価が変動いたしますと、そこに需給があらわれるものでございまして、なぜ出来高の少ないとき投資家が出てこないかというような面はどなたも思うのでございますけれども、株式投資をする方は、やはりこれは利回り本位で買われる方と、あるいはキャピタルゲインを求められる方の両方あるわけでございまして、株価が変動すると需要と供給がすぐにあらわれてくる。
従いましてキャピタル・ゲインのみを前提として考えることは当を得ないのみならず、今後利回り採算に立った健全な投資市場を育成することが肝要でありまして、いわゆる大型基幹産業の自己資本調達は、この利回り本位ということをおいて、他に道がないと考えておるのでございます。
私先ほど申しました通り、まだほんとうに正常化されておらない証券界でありましたために、利回り本位とか何とかというところまでいっていなかった。それでいい株と知りながら買手がなかったというふうに解釈しておるわけであります。しかしながら、だんだんと証券界もここでもって正常化して参りますと、利回り本位の投資ということがこれから始まりつつある。