1975-10-27 第76回国会 衆議院 予算委員会 第6号
それはどういうことかというと、福田さんも御承知のように、かつて戦争中に公債で臨時軍事費をだんだん賄ってきた、最後にはもう公債の買い手がない、そこで臨時軍事費を賄うため特利公債というものを出しましたよね。特別利息国債、利息の高いやつ、あれを一度考えてみたらどうか。それはいまの金融体系、金利体系の中では考えられないと言ってあなたは答弁するでしょう。
それはどういうことかというと、福田さんも御承知のように、かつて戦争中に公債で臨時軍事費をだんだん賄ってきた、最後にはもう公債の買い手がない、そこで臨時軍事費を賄うため特利公債というものを出しましたよね。特別利息国債、利息の高いやつ、あれを一度考えてみたらどうか。それはいまの金融体系、金利体系の中では考えられないと言ってあなたは答弁するでしょう。
○吉瀬政府委員 実は三分半利公債でございますが、これは南方開発金庫等への出資とか鉄道の買収費とか、そういう種類のものの一種の交付公債として戦前に発行されたものでございます。そういう意味からいきまして、相当期間を経過して減価しております。
ところが、昭和十一年の五月一日、馬場大蔵大臣のときに、五分利公債が三分半に切りかえられましたために、日本にありますところの共済組合が全面的に非常な打撃を受け、まさに滅亡寸前にありましたときに、前田米蔵鉄道大臣が、第六十四回貴族院決算委員会におきまして、今度の戦争のために戦時公債を発行するところの犠牲を国鉄の従業員にしいることはできないから、これは全額国庫で負担することにしようということを言明し、昭和十五年
ところが、先ほど言いました五分利公債の三分半低利借款によったために財政が破綻に瀕したということで、その財源はあげて国庫が持つのが、先ほどの理由で、前田鉄道大臣が第六十四回貴族院決算委員会の報告でしましたような形で全部事業主が持って、そこで整理資源をも含めまして折半負担になりました。
これはロンドンが——ほかの国もそうでありますが、地下鉄が建設されてあれほどまでいくに至りましたときには、会社が五分利公債を発行しておる際に、政府は三分を負担したのであります。二分が会社持ちであります。そういういろいろの補助政策というものがロンドンの地下鉄を発達させた。ニューヨーク及びパリにおいても、これとは異なりますが、ある補助政策を、行なって現在の完成を見ておるのであります。
○吉田説明員 今のお話の国債は、普通の国債と大体同じの三分半利公債で発行されております。その公債の券面上に、スタンプで特別賜金公債であるという旨が表示されておりますだけのものでございますから、その後の処理につきまして一般の三分半利公債の中で特別に区わけをいたしておりませんので、そのうちどれだけの部分が買い上げられておるかということは不明でございます。
ところがこの償還が完全に行つていないのは、この納付が遅れておるためにこの償還ができていないように私は承わつておりますが、これらは今日スクラツプその他も相当高くなつておりますので、産業復興公団はもつと迅速に大蔵省に納金をして、速かにこの二分利公債の償還をせらるべきであると存じます。これらの今までの状況その他将来に対する処置等につきまして、一つ簡單に大要を承わりたいと存じます。
原簿をなしておりまして、ただそこに関連性があると申しますると、ただ從來貯金通帳を所有しておられる方の、所持しておられる証券だけを保管しようという目的でそこに通帳との関連があるのでございまして、從いまして御本人が持つておられます郵便貯金通帳の表面に証券保管という四字の記しが付いておるだけでございまして、結局その証券につきましては、その御本人が持つておられまする証券預り証というものにどういう、例えば五分利公債
第二にもう少し大きくとりまし、最近発行いたしました復興四分利公債を除きました全部につきまして計算をいたしますと、これの現在高が千九百九十七億一千万円でございます。その利子は年額七十億七千五百万円であります。
從つてその計算の趣旨から申しまして、五分利公債を地方鉄道法は予定しておるのであります。然るに三分半利の公債を交付せられたのみならず、これがすべて登録公債ということになつて、被買收会社はただ日本銀行にその交付せられた公債を預託しまして、ただ一片の預り証を事実持つておるというに過ぎないのであります。更に又これらの会社は解散を許さない。