1956-01-31 第24回国会 参議院 本会議 第5号 全く手に負えない別格予算とも言うべきものになっております。防衛庁費が大蔵省の最終査定額九百六十七億円から一千二億円にはね上ったのは、結局、日米折衝の結果という至上命令によったものにほかなりません。日本の防衛費が日本の考えだけではどうにもならないで、アメリカの極東戦略計画の重要な一環になってしまっているのであります。 佐多忠隆