1953-07-13 第16回国会 参議院 本会議 第21号
以上のほか政府関係金融機関に対する別枠資金として、国民金融公庫六億円、住宅金融公庫四億円、農林漁業金融公庫三億円、商工組合中央金庫十億円がそれぞれ実行されました。 第五に、地方団体に対する緊急融資について申上げます。災害救助法実施に伴う経費、応急復旧の所要経費等、県市町村の支出は莫大に達する見込であり、各県とも繋ぎ融資の要望極めて切なるものがありました。
以上のほか政府関係金融機関に対する別枠資金として、国民金融公庫六億円、住宅金融公庫四億円、農林漁業金融公庫三億円、商工組合中央金庫十億円がそれぞれ実行されました。 第五に、地方団体に対する緊急融資について申上げます。災害救助法実施に伴う経費、応急復旧の所要経費等、県市町村の支出は莫大に達する見込であり、各県とも繋ぎ融資の要望極めて切なるものがありました。
そういうような金のしわが、年末を控えて殺到して来るわけでありますから、ここで政府といたしましては、大企業の中小企業向けの支払を促進いたしまするために、日銀より低利の別枠資金を市中銀行に貸付ける必要があると思うのであります。これらにつきまして、政府はさような考えを持つておいでになるかどうか、又断行せられる用意があるかどうかを承わりたいのであります。
第二の大企業と中小企業との関係の支払を促進するために、日銀に別枠資金を作つてはどうかというお尋ねでございました。これも一案と思いますが、我々といたしましては、必ずしも別枠の資金を作りませんでも、この支払の促進につきましては、いろいろの方策がございますが、逐次適切な手を打ちつつあるつもりでございます。(「それを発表して下さい」と呼ぶ者あり) 第三は、国民金融公庫の問題でございます。
○境野清雄君 今のお話の中の政府の預託金二十一億というお話が出たというのは、大体例の日銀の中小企業の別枠資金の十三億、それから農林中金への返却金五億二千万円、それからルース台風の二億四千万円、これを合計したものが二十億六千万円になつているのじやないかと思いますが……それから二月、三月の引揚げということになつているので、この二十一億を四月以降にずらすということの政府預託金というお考えですか。
○境野清雄君 そうしますと、日銀の別枠資金の十三億というのを切りますと、私の今申上げた数字から行きますと、多分農林中金とルース台風のやつが七億六千万円ばかり残つているのじやないか、二十一億の中から七億六千万円を殖やしたものの残額十三、四億というものが商工中金の資金源の増というふうな計算になるわけでございますか。
○説明員(松尾金藏君) 国会の御審議或いは御決定でどうこうということは從來必ずしも数字的にそういう取扱があつたように私は記憶しておりませんが、昨年の例で申しますと、昨年は実は例えば電力の修正は別といたしまして、年末金融につきましては大体五億円ほどの日銀別枠資金が実現したようであります。
第二といたしまして、明年度において農林漁業長期資金のうちに漁業協同組合関係の分として十億円程度の別枠資金を設けること。第三といたしましては、将来弱体の漁業協同組合に対しては国庫補助その他においてこれが育成強化を図ること。この三点は是非とも実現をする必要があるということに意見が一致いたしまして、大蔵大臣も大体これを了承せられたのであります。
又日銀の別枠資金にしましても、その適用金融機関が少いために、中小企業者はわざわざ遠方まではるばる旅行をして行かなくては借りることができない。甚だ以て不親切であります。即ち資金源は真に中小企業が借り得られるような資金として増額することを要請したいと思うのであります。
日本銀行の中小企業向の別枠資金のことを十七頁以後に書いてありますが、現在四十二億の貸出残高を以ちまして、興銀、勧銀、商工中金、北拓の四行を通じて中小企業の運転資金、主として運転資金に供給されておるのであります。これは当初四億五千万円の資金で始めたのでありまするが、現在四十二億ということに相成つておるのであります。
商工中金の仙台支所は別枠資金を三千万円持つておるのでありますが、貸出しは千五百万円程度に過ぎない。従つて申込みに対して九七%までは貸出しておるという状態でありまして、これは商工中金の仙台支所から金が沢山来ておるのに利用者が少いというような発言をしたのでありまして、これは大いに注目すべき点ではないかというふうなことを感じたのであります。
又現に行われております日本銀行の中小企業に対する別枠資金というものがございますが、現在は十億円でございますが、これももつと増額されることが望ましいと思います。
○佐藤公述人 それは私は中小企業の金融というものは、日銀の別枠資金だけでやつているのではなくて、あらゆる既存の金融機関が殆んど中小企業金融をやつておるわけです。
そこでこの別枠資金というものが日銀には十億しかないというわけですが、大体どのくらいありましたら、日本であなた一番の專門家ですから、どのくらいあつたらよろしいですか。別枠資金、いわゆる中小企業工業に廻す方ですね、これを一つあなたは統計的に持つていらつしやると思うのですが、何か御資料がありましたら……。