2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
委員御指摘の別建て運賃、平成二年の当時、平成二年までは認可制運賃でございまして、これに関しましては、例えば、特別積み合わせの運賃でございますとか、あるいは引っ越しの運賃でございますとか、海上コンテナ輸送についての運賃、さまざまな運賃が定められていたところでございます。
委員御指摘の別建て運賃、平成二年の当時、平成二年までは認可制運賃でございまして、これに関しましては、例えば、特別積み合わせの運賃でございますとか、あるいは引っ越しの運賃でございますとか、海上コンテナ輸送についての運賃、さまざまな運賃が定められていたところでございます。
それから、輸送の需要というんでしょうか、お客様も限られておりますし、普通のタクシーのように流しをしてお客様をお乗せするというような営業形態もとりにくい、いろんな面で運行効率が低いというような要素がございますので、普通のタクシーとは別建ての運賃の申請が出てきた場合には、それにかかるコストを適正に審査いたしまして別建て運賃を認めることがあるということでございます。
運輸省では、このような見地から、従来から別建て運賃の設定ということをやってきております。四十五年以前には電極とか、郵便とか清掃、タンク、海上コンテナというようなものでございましたけれども、四十五年以降に航空貨物、馬匹、国鉄代行、鋼材、ダンプ、宅配便というような六種類の新しい別建て運賃を設定してきておるところでございます。福運賃の導入ということも行ってきたわけでございます。
それから、サービス水準の問題、サービス水準に見合った運賃を設定しなければ、当然それの違反というのが御指摘のようにあるわけでございまして、この点につきましても別建て運賃を必要に応じてつくっていくとか、そういうようなことで努力はしております。しかし、さらにこの問題につきましても、いまお示しのあったような御提案につきましては真剣にこれから検討していかなければならないと思っております。
こういう点を指摘しながら、今度は具体的改善の指摘ということになりますと、区域トラックの事業区域の単位拡大、業務範囲の制約及び規制のあり方の検討、宅配便の別建て運賃制度設定の示唆、及び通運事業の免許種別の統合というこの四点を取り上げているにしかすぎないわけでございます。
品物によりまして、たとえば鋼材とか若干の品目につきまして、別建て運賃で重量別に運賃の建て方がなっておるものがありますが、基本的には車建て運賃でございます。これは先生御案内のとおり四十四年に、それまでトンキロ制でありましたものを、現在の車建て運賃に変えたわけでございます。
したがいまして、このローカル線のみを別建て運賃にしてはどうかという御質問の背景は、そういうことが一つあるかと思います。 もう一つは全国の一律運賃のあり方についての検討は、ローカル線の問題含めて検討したらどうかというふうな御指摘も、御質問の背景にあるかと存じます。実は昭和三十五年に鹿児島の方の指宿——枕崎線の建設に当たりまして、その当時この線路につきまして特別運賃を施行したことがございます。