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68件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2007-05-24 第166回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号

御案内のとおり、京都宇治にあります宇治少年院、これは全国の八か所にある初等少年院の一つでありますが、五歳から万引きしている児童経験者としているというところなんですが、大変実践教育プログラムが優秀で、成果を上げていて、とても全国的に有名になっています。学会その他でもよく話題に出る場所であります。  

下田敦子

2007-05-24 第166回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号

政府参考人小津博司君) おおむねという文言につきましては、現行少年院法におきましても、例えば、初等少年院は心身故障のない十四歳以上おおむね十六歳未満の者を収容する等々、中等少年院特別少年院、それぞれについて同様の文言を用いているわけでございます。  家庭裁判所処遇判断、そして少年院の方から見ますと、どういう年齢の者を受け入れるかということでございます。

小津博司

2007-05-24 第166回国会 参議院 法務委員会 第14号

このうち、今御指摘になりました年少少年を収容する初等少年院におきましては、特にその収容対象者年齢を考慮いたしまして、重要な処遇指針として三点ほど挙げられるかと思います。  まず一点目は、規則正しい生活習慣を身に付けさせたり、基本的なしつけや他者への思いやりを養うなどのいわゆる育て直しという観点を重視すべきであろうと考えております。

梶木壽

2007-05-22 第166回国会 参議院 法務委員会 第13号

仁比聡平君 私は初等少年院、中でも開放的処遇と言われる処遇在り方実践をしておられる少年院で、今局長がおっしゃられたような方向性がより個別化されていくということは大切なことだと思っているんですよ。  問題は、十四歳に満たない子供たち、とりわけ小学生でも少年院に入れるということで本当にいいのかということなんですね。

仁比聡平

2007-05-22 第166回国会 参議院 法務委員会 第13号

政府参考人梶木壽君) 我々が少年院子供たち処遇する理念ということで申し上げますと、まず、規律とリズムのある生活の下で、一人一人の子供年齢でありますとか、心身発達状況でありますとか、それから資質、こういったものを的確に把握をした上で二つ種類教育、つまり一つは再非行防止のための教育、もう一つは育て直しのための教育、この二つ教育を計画的に実施していくということでございまして、このこと自体初等少年

梶木壽

2007-05-15 第166回国会 参議院 法務委員会 第11号

初等少年院でございましても児童自立支援施設でございましても、やや年齢差のある少年が同じ施設に収容されると、そのことに限定いたしますと変わらないわけでございますが、もちろん、少年院に収容されることによりまして他の少年からかえって悪影響を受けて非行の度合いが進んだりすることのないよう、年長の少年とは分離して処遇し、指導職員少年の行動を綿密に観察し、十分に配慮した処遇がなされるものと承知しております。

小津博司

2005-03-11 第162回国会 参議院 予算委員会 第10号

特に、京都宇治少年院では専門家をも含めましてチームをつくってそういう事例をどんどん積み上げて、知見を積み上げていって、それが非常に大きな反響を呼び、この取組を見学する学校教員を始め大変な数の方々が参考にしながら学校教育にも生かしておるという、そういう事例一つの財産として法務省が積み上げておられるわけですから、たまたまその医療、この宇治少年院初等少年院における取組であるというふうに思うわけです

山下栄一

2003-07-17 第156回国会 参議院 法務委員会 第23号

これは御存じですよね、十四歳以上でなければ初等少年院、医療少年院といえども子供を預かることができない。しかし、触法少年少年法対象になっていて十三歳以下であっても保護処分はできる、保護処分の範囲が狭められているわけですよね。  今、子供成長過程というのも随分昔と違っていますから、十四というところですぱっと線を切ってしまうので本当にいいのかと。

江田五月

2003-07-10 第156回国会 参議院 法務委員会 第21号

こういう少年の場合に初等少年院がいいのか医療少年院がいいのか、それも今すぐ答えといったって、まだ何も分かっていないんですから答え出しようもないんですが、法律上あらかじめもう少年院は駄目なんだと決めてしまっているんですけれども、これもちょっと、やはりその結論はまだ別として、検討すべきテーマかなという気はするんですが、これも私も結論を持たず、悩みながら質問しているんですが、矯正局長、いかがですか。

江田五月

2003-07-10 第156回国会 参議院 法務委員会 第21号

少年院法の第二条でこの少年院種類規定がございまして、その中の二項で初等少年院の規定がございますが、これは、「心身に著しい故障のない、十四歳以上おおむね十六歳未満の者を収容する。」という規定がございます。これが現行規定なんですが、実はこの二条は昭和二十三年に施行されたんですが、その施行当初の規定は、「初等少年院は、心身に著しい故障のない、おおむね十四歳以上十六歳未満の者を収容する。」

横田尤孝

2000-11-17 第150回国会 参議院 法務委員会 第8号

ですからこそ、家裁というのは保護観察にしたり、初等少年院、中等、特別あるいは医療少年院と非常に細やかに、社会的判断や心理学的な判断というものを取り入れながら、教育的措置というものを基軸にデリケートな配慮をしているわけですね。  だけれども、先生は賛成論者ですから、国民の判断を仰ぐというんじゃないと思うんですね。十四歳でいいと言われているんじゃないですか。

中村敦夫

2000-11-16 第150回国会 参議院 法務委員会 第7号

これは十四歳の少年殺人なんですけれども、地検の判断初等少年院に送られたというふうになっていますね。これは十四歳であって、非常に子供じみた動機だったということが審判の材料になったんだと思います。  それから、夢の島強盗殺人事件というのが二〇〇〇年。これは十五歳なんですが、審判中ですね。これも野球部で非常に明るい少年だったのが中学三年になって突然ぐれ出したということでございます。  

中村敦夫

2000-10-27 第150回国会 衆議院 法務委員会 第7号

一番最初に二例御紹介いたしましたけれども、佐賀の方はまだその結果というのが未定でございますけれども、例えば、二例目にお話しした、尊属三人を一夜にして殺害したケースは、初等少年院の二年余りの矯正教育の結果、非常に人格も成熟をいたしまして、現在に至るまで再犯しないで済んでいる。

福嶋章

2000-10-10 第150回国会 衆議院 法務委員会 第2号

少年三名につきまして強姦殺人少年一名につき強姦少年一名につき強制わいせつにより浦和家庭裁判所に送致されましたところ、同家裁におきまして、少年らは犯行を否認したものの、上記五名についてはいずれも中等または初等少年院送致決定がなされ、同決定に対して少年側からそれぞれ高等裁判所に抗告が行われ、それが棄却されたわけでございます。

古田佑紀

1998-03-18 第142回国会 衆議院 文教委員会 第4号

初等少年院に送ることになったという話を、私もまだ判決文を詳細に見たわけではありませんが、要約をした文章を報道機関から手に入れましたけれども、非常に裁判長の話がショッキングというか、私はちょっと残念だったのです。実は、この判決文の中でこういうふうに言っているのですね。  この犯罪を犯した子供に対して、反省の跡が全く見られない。

安住淳

1987-08-26 第109回国会 衆議院 法務委員会 第7号

敷田政府委員 まず、御指摘のように少年院には初等少年院、中等少年院特別少年院医療少年院四つございますが、少年院自体の新収容者の比率から見ますと、幸いに若干人数は減ってきております。  その中でまずどのような学歴を持った者が入っているのかということから見ますと、中学校の卒業生が圧倒的で、五九・五%でございます。

敷田稔

1983-04-27 第98回国会 衆議院 文教委員会 第6号

佐藤説明員 少年院は、家庭裁判所から保護処分として送致された者を収容しましてこれに矯正教育を授ける施設でございますが、四つ種別がございまして、初等少年院、中等少年院特別少年院及び医療少年院、こういうふうな種別がございます。  初等少年院といいますのは、心身に著しい故障のない十四歳以上おおむね十六歳未満の者を収容いたします。

佐藤一男

1978-09-14 第84回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号

少年送致初等少年院送致中等少年院送致特別少年院送致医療少年院送致と分かれて、さらにいろいろの少年院もそれぞれ特性を持ったものが数多く設置されておりますから、その限りではかなり少年特性に応じた処遇ができていないわけではなかろうと思いますが、それにしても、やはりこれだけでは処遇が非常に画一化されているというような難点があって、そのため多様な少年保護の実務的な要請にこたえられないといううらみがいままであったかと

江田五月