1973-02-22 第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
したがいまして、これはいわゆる大学卒の理工系の職員に対する初任給上昇をカバーするということでスタートしたものでございますが、宿命的に初任給調整手当のワク内に限る限りは、やはり現在の取り扱いでもって一応均衡はとれているのじゃないかというふうに考えております。
したがいまして、これはいわゆる大学卒の理工系の職員に対する初任給上昇をカバーするということでスタートしたものでございますが、宿命的に初任給調整手当のワク内に限る限りは、やはり現在の取り扱いでもって一応均衡はとれているのじゃないかというふうに考えております。
○辻政府委員 先ほど私が、最近における初任給上昇の数字を申し上げましたが、ただいまの労働需給関係の事情、本年度における新規学卒の初任給等につきましても、方向としては同様の方向にございまして、初任給、つまり若年層における賃金の上昇の割合のほうが、中高年層における賃金の上がり方よりも大きいということは、この数年の事実でございますし、今後もそういう動向が続くものだというふうに見ております。
従って、そういった点につきまして、最低賃金制の普及と相伴いまして、初任給上昇に伴う在籍労働者の賃金の調整、立て直し、こういった問題についての指導なり、啓蒙なり援助、こういったことを今後さらに続けて参りたいと考えております。