2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
これは、杞という中国の昔の国の人が、天が落ちてくるんじゃないか、また、大地が崩れるんじゃないか、そしてこの国が滅びるんじゃないかとあり得ないことを心配して、夜も眠れない、食事もとれなかったということ、これが列子という古典にあるという故事でございます。あれこれとあり得ないことを心配して、無用な心配をすることを杞憂というというふうな故事がございます。
これは、杞という中国の昔の国の人が、天が落ちてくるんじゃないか、また、大地が崩れるんじゃないか、そしてこの国が滅びるんじゃないかとあり得ないことを心配して、夜も眠れない、食事もとれなかったということ、これが列子という古典にあるという故事でございます。あれこれとあり得ないことを心配して、無用な心配をすることを杞憂というというふうな故事がございます。
引き続き、新藤公述人に御質問させていただきますが、今、二、三周おくれて来たサッチャリズムというお話なんですが、私は、小泉総理のやり方を見ていまして、どうも中国の列子に出てくる朝三暮四と非常に似ている。朝三つクリを上げると言ったら、猿が騒いだ。朝三つ、夜四つと言ったら騒いだ。ぎゃあぎゃあ騒ぐので、じゃあ朝四つにしたらどうと言ったら、それでおさまったと。
三十兆円枠というのをお考えになられたのはだれかわかりませんが、どうもこれは、私は、中国の古典の列子に出てくる朝三暮四そのものではないか。御存じのように、猿をいっぱい飼っている男が、貧乏になって猿を飼えなくなりましたので、猿のえさを朝三つ、夕方四つにするぞと言いましたら大騒ぎしたと。では、朝四つ、夕方三つならどうだと言ったら、猿は喜んで、丸め込んだわけですね。