2021-04-14 第204回国会 衆議院 法務委員会 第13号
保護原理の分野と行為責任の原理、いわゆる刑罰原理というのが同じ法体系の中で併存してしまうわけですね。これは非常に私は危険なことだというふうに思います。 具体例で見ていきたいと思うんですが、四月七日の大口委員の御質問で、こういう問いなんですね。少年院の話です。
保護原理の分野と行為責任の原理、いわゆる刑罰原理というのが同じ法体系の中で併存してしまうわけですね。これは非常に私は危険なことだというふうに思います。 具体例で見ていきたいと思うんですが、四月七日の大口委員の御質問で、こういう問いなんですね。少年院の話です。
私は、そういうふうな社会は刑罰原理主義であって、また、被害者の感情が刑罰によってのみいやされるという社会は非常に殺伐たる社会なんだろうと。 刑事司法の発展の過程において、被害者の感情のみが刑事司法を左右するということから我々は一歩一歩抜け出てきた歴史を持っております。