2019-03-12 第198回国会 参議院 法務委員会 第3号
大臣所信の際に元榮理事から御報告がありました京都への委員派遣、私も初めて京都刑務所長等を訪問させていただきました。本当に初めてでありましたので、随分いい体験というか、ああ、こういうことをやっているんだなと改めてそのように感じさせていただきました。委員長を始め大変ありがとうございます。後ほど関連の質問をさせていただきます。 まず、企業統治と司法の在り方についてお尋ねしたいと思います。
大臣所信の際に元榮理事から御報告がありました京都への委員派遣、私も初めて京都刑務所長等を訪問させていただきました。本当に初めてでありましたので、随分いい体験というか、ああ、こういうことをやっているんだなと改めてそのように感じさせていただきました。委員長を始め大変ありがとうございます。後ほど関連の質問をさせていただきます。 まず、企業統治と司法の在り方についてお尋ねしたいと思います。
二 刑務所で事務を民間委託するに当たっては、委託事務従事者に対する人権教育の徹底を図るとともに、刑務所長等の裁量によって受刑者等の人権が不必要に制約されないよう十分に配慮すること。 また、受刑者等の個人情報の保護に万全を期すること。
二、刑務所で事務を民間委託するに当たっては、委託事務従事者に対する人権教育の徹底を図るとともに、刑務所長等の裁量によって受刑者等の人権が不必要に制約されないよう十分に配慮すること。 また、受刑者等の個人情報の保護に万全を期すること。
○国務大臣(稻葉修君) 人権の尊重ば、憲法上わが法務省の職務の重要な部分を占めるものでありますから、特に刑務所内における刑務官の人権侵害等のことは絶無を期したい、その旨人権擁護局長及び矯正局長等を通じて、全国の刑務所長等にも厳重な通達を出していく、絶無を期してまいりたい。だんだんそういう方面の人権侵害が年次的に少なくはなりつつありますけれども、まだその後を絶たないのははなはだ遺憾に存じます。
この願書を受理しました刑務所長等の上申権者は、所定の事項を調査いたしまして審査会に対して進達してまいります。なお、上申権者は場合によっては職権でも上申することができることになっております。審査会におきましては、これを受理いたしますとその事件の主査委員を任命いたしまして、この主査委員がまず刑事事件記録でありますとかその他の関係記録について詳細な調査及び審理を行う。
問題は、具体的なその病状と、それから病院の能力と申しますか、設備、医者その他の状態を見まして、監獄におります医者の判断に主としてかかるわけでございますけれども、外部の病院で治療させたほうが適当だ、逆からいいますと、監獄で適当な治療ができないというふうな医者の意見が出てくるということになりますと、その具体的な状況を刑務所長等が判断いたしまして、移送するかどうかをきめるというのが運用でございます。
その際に私のほうから巡閲官が、これは六月の中ごろでございますが、静岡の本所に巡閲に行っておりまして、その巡閲の際に帰ってきてから私に対する報告で、金嬉老のこと等についても刑務所長等に一応尋ねたが、特別な異常な点は見受けられなかった、こういう報告を私受けております。 私が承知いたしておりますのは以上申し上げた点でございます。
じゃ一体この巡視に対しては、ただ不十分だといういまの感想的な答えでありましたけれども、現在どういう形で行なわれておるのか、その担当者はどういう人が担当しておるのか、矯正管区の幹部が監視に行くときがあるのか、また刑務所長等の場合はどうなのか、ふだんはどういう形なのか、そういう点についてもお伺いしたいと思います。
しかしそれは済んだことだからやむを得ぬとして、今後はそういうことのないように、少なくとも、あなたもおっしゃいましたが、いわゆる現場にある人といいますか、刑務所長等が自由裁量によってそれを押えたりあるいは渡さなかったりというようなことができないような——もちろん規則でそんなにこまかいことはきめられないと思います。しかしある程度の基準は私は必要だと思うのです。
私は、むしろ、人権擁護とかそういうことがいわれておるときに、たとい死刑囚であっても、そういう本人の承諾もない、また刑務所長等の許可も得ずにそういうことを勝手にやるなどという、しかもそれを公表するために取材する、そういうことは非常に好ましくない、こういうふうに実は考えております。
そうして昭和二十九年にこの準備作業に専念する矯正法規室を矯正局に置きまして、各国の立法例また省内関係者の意見、全国刑務所長等の意見等も総合いたしまして、昭和三十二年七月に一応監獄法改正要綱仮草案なるものを作成いたした次第でございます。