1982-03-23 第96回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
非行少年のために用いておりまする警察費や裁判所費、少年院、刑務所費あるいは非行少年対策費、失業対策費等をもって充当していくことによって、何としてでもこれをやっていただきたいと思うのでございます。さればといって、三歳児以上の児童には集団生活その他の訓練、教育を家庭教育とともに行うことはきわめて重要なことでございまして、ここに保育園、幼稚園の意義があります。
非行少年のために用いておりまする警察費や裁判所費、少年院、刑務所費あるいは非行少年対策費、失業対策費等をもって充当していくことによって、何としてでもこれをやっていただきたいと思うのでございます。さればといって、三歳児以上の児童には集団生活その他の訓練、教育を家庭教育とともに行うことはきわめて重要なことでございまして、ここに保育園、幼稚園の意義があります。
これは刑務所全体について見ましても、四十五年度決算で二百三十七億円ですから、いわゆる受刑者の実働八時間の作業によってだいぶ刑務所費が浮いているというふうに見られてもやむを得ないんじゃないかと思うのです。その点で私も原委員と同様に、この作業費四十五年度決算で三十七円四十銭、年間二百日働いたとしても、これは一万円にも足らない金額ですね。
生活保護費に十九億七千万円、失業対策費に三億六千万円、小中学校教育費に八億三千万円、救らい費に五千万円、刑務所費に二億一千万円、計三十四億二千万円を支払っておるのであります。 〔「簡単々々」と呼び、その他発言する者あり〕
法務府特別審査局の明年一月以降千八百名の増員を含む十億、刑務所費の一億七千万円の増額は、吉田内閣の露骨なる弾圧の意思を示すものであつて、民主日本の進路は、旧軍人の追放解除、国家公安保障法の設定と相まつて、サンフランシスコ会議を一区切りとして、日本を軍国主義と特高警察国家への再出発とせしめようとするものであります。
次に官業收入の刑務所收入十九億九千九百万円は、刑務所費四十二億七千五百万円を賄う重要なる收入でありましようが、戰前は約五万五千人の受刑者が、現在は世相を反映しまして、その三倍の約十六、七万人ぐらいと聞いておりますが、受刑者一人当りの一年の稼ぎ高は一万二千五百円という数になり、国が受刑者を使つて営業をしておるという感じを受けるのであります。
またその押えるための刑務所費や警察費、税金をとるための收税費はどんどん厖大化している。これはかのドイツあたりに見られたフアシズムの政策をほうふつさせるものであつて、このような一種のフアシズム予算が常に金融と財政を不可避的に結びつける契約になるのであります。
大体各省から出ております予算の要求額は、復金出資四百三億円、公共事業費百十億円、價格調整費百十五億円、鉄道通信特別会計繰入れ七十五億円、石炭及び冷寒地手当十五億円、超過勤務手当二十億円、船舶運営会補助費六十億円、國債費六十億円、生活保護費四十億円、刑務所費十億円、その他雜件三百数十億円、合計一千二百六十億円、こういうことになります。
この刑務所費も、事務当局のお話では、どうしても二億五千万円程はなければならんという申出でがありましたが、私はもつと多くなければならん、原案よりも更に増加しなければ、実際やつて行けないぞ、ということを大藏当局に迫りました結果、出された予算の中で、原案より一億円殖えて三億五千万円になつたというのは、恐らくこの刑務所費だけなのであります。