1969-03-19 第61回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
この民間デベロパーというのは、この間の栃木県の刑務所予定地の新都市開発センターを見ても、ものすごく大きな会社の重役とか、三井不動産とかその他が入っていると思うのです。こういう人たちがどんどん土地を買い占めることに対して、建設省としては何か歯どめを考えたんですか、どうですか。それについてお伺いします。
この民間デベロパーというのは、この間の栃木県の刑務所予定地の新都市開発センターを見ても、ものすごく大きな会社の重役とか、三井不動産とかその他が入っていると思うのです。こういう人たちがどんどん土地を買い占めることに対して、建設省としては何か歯どめを考えたんですか、どうですか。それについてお伺いします。
そこで、ずいぶん問答しましたけれども、この青梅の友田地区のこの刑務所予定地というのは、いまもって西武の所有でしょう、これは。新都市開発センターのものにはなっていないでしょう、辻さん。
○政府委員(辻辰三郎君) 新刑務所予定地は、現在の施設から車で大体十分か十五分程度の土地でありまして、非常にいい道がございます。市街地からちょっと出たというような所でございまして、そういう差し入れその他につきまして、一般の皆さま方に御迷惑をかけるという点はないわけであります。
全然遠隔の土地であるし、土地条件の違うところを二つ持ってきて友田の刑務所予定地の評価額の基礎の因子にされているということに私は疑惑を感じます。 それからもう一つは、今度は巣鴨プリズンのところでございますけれども、これは相当、慎重を期してあなた方のほうでは評価をされたことは認めます。
事実はどの辺にあるのだろうかと私は考えておるのですが、実際は友田地区の刑務所予定地についても、とても反対をして紛争を起こしておるし、反対の市民大会まで持たれておるという状況で、あとから申し上げますが、法務省はこの問題についておそろしく先行しておるし、意欲的であるというふうに私は考える。
だから、いまもってこの刑務所予定地の中心部の一万数千坪というものは、農地の転用許可が、青梅市の農業委員会が認可しません。宅地に転用しないわけです。当然です。近ごろは無効訴訟を起こそうという動きすらあるんです。そしてその土地は西武にすら移っていない。一万数千坪、ちょうど刑務所の予定地の中心部ですよ。これが農地の転用許可というものは与えないのです、これは青梅市の農業委員会で。事実そうですよ。
いまのあなたの御説明のように、六万七千坪の刑務所予定地のうちの一万九千坪がまだ農民の名義になっているんですからね。新都市開発センターに移っていないんでしょう。残余の土地の大部分というものは西武鉄道株式会社の所有なんですね。その土地を買いませんよ。国庫債務負担行為を起こして買いませんね。常識上考えられません。まして法務省ですよ。