1956-02-09 第24回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
まず、両切紙巻たばこ富士及びピースの最高価格を昭和三十一年三月一日からそれぞれ十本当り五十円及び四十円に引き下げるとともに、昭和三十一年四月一日から新たに両切級巻たばこ「いこい」を発売することとし、その最高価格を十本当り二十五円に決定しようとするものであります。
まず、両切紙巻たばこ富士及びピースの最高価格を昭和三十一年三月一日からそれぞれ十本当り五十円及び四十円に引き下げるとともに、昭和三十一年四月一日から新たに両切級巻たばこ「いこい」を発売することとし、その最高価格を十本当り二十五円に決定しようとするものであります。
その概要を申しますると、公社が昭和二十八年四月から新たに発売することになつている両切紙巻たばこ「富士」の最高価格を十本当り六十円とし、「朝日」「ピース」「光」「桃山」及び「日光」の最高価格を、昭和二十六年に値下げを行なつた現在の小売価格に一致させ、又現在製造及び販売を廃止している「いこい」「ハッピー」「きんし」及び「のぞみ」の最高価格を公社製造たばこ価格表から削除いたそうとするものであります。
その概要を申しますと、まず、日本専売公社が昭和二十八年四月から新たに発売することとなつている両切紙巻たばこ「富士」の最高価格を決定することであります。「富士」は、外国たばこに対して、高級たばこの需要を充足するとともに、たばこ専売益金の増加を図るため発売するのであります。従つて、品質も優秀なものでありますので、外国たばこの小売価格及び「ピース」との品質差等を考慮して、十本当り六十円といたしました。