1954-03-27 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第28号
従いましてこれが委託である限り、売り上げました代金というものはやはり管理業務の制約を受けると考えておるのでありまして、問題は交通公社自体の切符売上げ代金の処理の性格にかかつておると考えておるのであります。その点を私はお尋ねしておるわけであります。
従いましてこれが委託である限り、売り上げました代金というものはやはり管理業務の制約を受けると考えておるのでありまして、問題は交通公社自体の切符売上げ代金の処理の性格にかかつておると考えておるのであります。その点を私はお尋ねしておるわけであります。
○中居委員 この切符売上げ代金が社金であるか公金であるか、あるいは交通公社と国鉄との間に結ばれておる契約が売買契約に基いてのものであるか、あるいは契約書に書いてあるような民法上の委託代行契約に基いておるものであるか、このことについてこの交通公社の経理の実態というものは、大きなものになると私は考えておるのであります。
この内訳は何かというと、こうして当然国鉄に支払うべきこの切符売上げ代金で、交通公社が子会社をつくつているのです。これには私も驚いた。この子会社に対する出資金五千五百万円、一つはこれから馬力をかけてやれば私は行けると思いますが、もう一つはこれは見込みがないと思います。そうすると、ここでも三千万から動きのとれない金が出て来る。
こういうことに私は非常に矛盾を感じておるのでありまして、少くとも交通公社の切符売上げ代金も、駅の窓口で売り上げる代金と同じように、一週間ないし十日くらいで国鉄の金庫に納入せしめるように、今後考究してもらいたいと私は考えておるのであります。しかも切符の代金というものはほとんど掛売りというものはない、現金の売買であります。
交通公社と国鉄との間の切符売上げ代金の納入に関連いたしましてちよつとお尋ねしますが、国鉄の全国四千ある駅の窓口で販売しております切符代金は、大体何日くらいの日数を経て国鉄の経理に入るものでしようか。それをちよつとお伺いします。
それ以前といたしましても、国鉄の切符売上げ代金を他のことに流用するようなことが行われておつたでありましようか、なかつたでありましようか。