1986-03-24 第104回国会 参議院 本会議 第7号
電力やガス会社も銀行振り込みを利用していますが手数料を払っておりますし、赤字で苦しお 国鉄ですら交通公社に対して切符代金の五%を手数料として払っているのです。政府がこのようなお上意識の感覚でいる限り、税金を納める者の苦しみなどわかるはずがありません。 総理並びに大蔵大臣、国民の税金に対する不満は今や爆発寸前にあると言っても過言ではありません。
電力やガス会社も銀行振り込みを利用していますが手数料を払っておりますし、赤字で苦しお 国鉄ですら交通公社に対して切符代金の五%を手数料として払っているのです。政府がこのようなお上意識の感覚でいる限り、税金を納める者の苦しみなどわかるはずがありません。 総理並びに大蔵大臣、国民の税金に対する不満は今や爆発寸前にあると言っても過言ではありません。
従いまして国鉄といたしましても、納期まで契約書に書かれておる、その納期までに交通公社が国鉄に対して委託切符代金というものを納入すれば、それは国鉄と交通公社との間におきましては何ら問題はないと私は考えておるのであります。しかし私がお尋ねしておるのはその問題ではないのでありまして、交通公社は国鉄から切符の売買の委託を受けておるのであります。
○中居委員 昨年の当委員会におきまして、交通公社の経理の内容に関連いたしまして私が質問したのでありますが、この内容は御存じの通り国鉄から依頼せられて販売しておる切符代金が公金であるか、ないしは公社のいわゆる礼金であるか、この性格について私は当局側にお尋ねしたのでありますが、これについて明確なる回答がなかつたのでありますが、この点について国鉄は昨日からきようにかけてどのような結論を出されたか、重ねて
○中居委員 法律上は会社の金であるか、あるいは公金であるかということは、まだはつきりしないと思いますが、ただ会計法上に書いてあります国の代行者として、税金ないしは切符代金というものを徴収した場合においては、納入されなくても公金であるということははつきりしておると私は思うのであります。
まず第一番に伺いたいことは、国鉄が国鉄の切符を交通公社に依頼して売却させて、そうしてこの切符代金を最低三十日、最長六十日後に支払えばいい、こういう契約になつておるようでありますが、一体この切符代金というものは、交通公社の手に入つて国鉄当局に納入するまでの間、その金は交通公社にある限り会社の金と思いますか、それとも公金だと思いますか、その点を伺いたいと思います。
ところが鉄道の窓口で売る切符代金は、大体一週間で国鉄の金庫に入る、半面交通公社は最低三十日、長いのは六十日間、その期間だけたつてから納入してもいいというふうに時間的に、何か交通公社に対してはあまりにも譲歩し過ぎておるのじやないかと私考えるのであります。
交通公社と国鉄との間の切符売上げ代金の納入に関連いたしましてちよつとお尋ねしますが、国鉄の全国四千ある駅の窓口で販売しております切符代金は、大体何日くらいの日数を経て国鉄の経理に入るものでしようか。それをちよつとお伺いします。
○中居委員 交通公社が国鉄から依頼されて販売する切符代金は、交通公社自体が東京の国鉄公社に納めるのですか、それとも仙台の交通公社が仙台の鉄道局に納めるのですか。
交通公社が納入すべき切符代金がおそいからというので、手数料三分をまた五分に引上げたのでありますが、こういう会計上の監省も運輸大臣は御承知ございませんか。
○細迫委員 切符を委託販売しました場合の切符代金、これは他の収入と混合して銀行に入れるとかいうような処置がとられておりますか。あるいはまた特別な口座でも設けて保管してございますか。
○細迫委員 そうすれば支払い要求があるとか、あるいはきまつた支払い時期には、何どきたりともこの切符代金は国鉄の方に支払い得る状況にあると考えてよろしいでしようか。
これがために交通公社が成立たない、従つてまた販売した切符代金も国有鉄道に納らないということになつた場合には、結局最後は一般会計から繰入れて、血税によつてこれを整理しなければならない場合がないとも限らない。こういう意味合いから心配したのであります。