1998-02-25 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
中国で起こる波乱は、中国の人民元が、周りの国がどんどん切り下げした結果、実質的に切り上がりになって人民元高になっていく。したがって、それを背景に中国の貿易収支が、今黒字ですけれども、だんだん悪くなってくる。悪くなってきますと、外貨を取りつぶして介入して為替を支えなくちゃいけません。ずっと悪くなってくると外貨がなくなります。
中国で起こる波乱は、中国の人民元が、周りの国がどんどん切り下げした結果、実質的に切り上がりになって人民元高になっていく。したがって、それを背景に中国の貿易収支が、今黒字ですけれども、だんだん悪くなってくる。悪くなってきますと、外貨を取りつぶして介入して為替を支えなくちゃいけません。ずっと悪くなってくると外貨がなくなります。
しかしながら、実質為替レートの方が、やはり名目の為替レートが大きく変わってしまうということで、切り上がりが激しいということで、比較優位というものを失ってくる産業が多くなったというのが実態ではないかと思います。 また、その背景といたしまして第三の要因に、このような条件のもとで製品輸入が急増をしている、これも非常に大きな要因だろうと思います。
私の申そうといたしましたのは、円の切り上がりがかなり短期間に急激でございましたから、その対策は一遍の補正予算で済むものではあるまい、かなり長く考えていかなければならないということと、及び財政改革というものもこれもいっときに済むものでございませんので、これも長い目で考えていかなければならない。
単純に計算いたしましても約四〇%の切り上がり。IMF方式というのがあるのだそうでございますが、それによりますと大体五七%の上昇率。私は、この事態を見たとき、一体どうしてこんなになったのかと大変疑問を持っておる一人でございます。もとはと言えば確かに円高、なぜ円高にせざるを得なかったかといいますと、やはり貿易摩擦の解消が大きな宿題。
去る九月二十二日のG5で為替市場への介入が同意されましたけれども、それ以来十一月七日には一ドル二百二円まで円は実に一九・五%切り上がりしたわけであります。ニクソン・ショックの後、スミソニアン合意によりまして、円は当時三百六十円から三百八円に切り上がったわけでありますけれども、そのときの切り上げ幅が一六・八%であります。今回の円高はそれ以上ということになるわけですね。
○栗林卓司君 その場合に、よくこれは外国筋から言われる話のようですけれども、スミソニアンから比べてマルクと円の切り上がり率を見ますと、マルク並みに上がったとすると二百二十円いいところじゃないか、こういう荒っぽい議論が結構何がしかの信憑性を持って言われているのですが、こういうことに対してはどうお考えですか。
「大臣は、一九七八年度においては、日本の経常収支黒字は内需の拡大、最近数カ月における円の切り上がりの効果及び」、これからが問題ですが、「外国商品の日本市場に対するアクセスを改善するための一連の新たな措置を通じ、大幅に縮小するであろうと付言した。」
○工藤(晃)委員(共) いまのような答弁がありましたけれども、要するに最近数カ月における円の切り上がりの効果といったら、それがいろいろな複雑な過程をとるにせよ、もう数カ月起きた異常な円高というものをはっきり認めて、それが黒字縮小につながるような効果を待つ、こういう姿勢一であるし、しかも、このように「あらゆる努力」をする、今後も「あらゆる」ということを先ほど牛場大臣がはっきり答えられたように、この三つを
この「内需の拡大」、「外国商品の日本市場に対するアクセス改善」、それに加えて「最近数カ月における円の切り上がりの効果」ということが書かれておりますが、これは昨年円がどんどん切り上がっていってしまって、二百四十円までいってしまった。
第二は「最近数カ月における円の切り上がりの効果」、三つ目が「外国商品の日本市場に対するアクセス改善の新たな措置を通じて」、しかもまだあるのです。「一九七九年度以降もすべての合理的な努力が続けられる」そして「赤字が将来生じても受け入れられるであろう。」こういうことになっている。
特に私どもといたしましては、全国にいわゆる産地というものを形成して、一定の地域で集中的にいろんな産業をやっておるわけですけれども、これが大体三百四十幾つあるといわれておりますが、この中でも輸出に対する依存度の高い産地、これが一番この為替レートの切り上がりに伴いまして影響が大きいわけでございますから、ここの影響がどうかということを中心にまあ調べてまいったわけでございます。
マイナス六百メーター南八番層坑道をさらに添層で進めていく切り羽が一つと、その途中から二十五号昇りと称しておりますが、添層で切り上がりをつくっております。これは断層の状態を把握するためにつくっている坑道でございますが、そういう二十五号の昇りがございます。それから、切り羽といたしましては十八号昇りの中段坑道、これも掘進中でございます。
これと最近におきます円の実勢の切り上がりによる値下がり分とか、あるいは為替の差益というものを調整して比べてみました場合、結局石油産業全体としては六百億強のかかえ込みの状態になっておる。大まかに申しましてそういう状況になっておると考えております。
ただし、出水の状態から見まして、おそらく明治の初期ではなかろうかと思われますけれども、露頭を掘ったところの掘りあとに水がたまったのが災害発生時に坑内から坑外のほうに風道の切り上がりをやっておりましたので、そのハッパをかけた瞬間に天盤がくずれまして、古洞の水が坑内のほうに流出したということで、いまのところははっきりした原因はわかりませんけれども、いま取り明けその他で、山のほうあるいは監督局のほうで現場