2015-04-15 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
発送電分離法案の中身は、発送電分離だけではありません、料金規制撤廃です。料金規制撤廃というと、わあ、すごいと思うんです。しかし、今の料金規制は、九九年の電気事業法改正において料金値下げを自由化しました。値下げだけ自由化したんです。値下げするのも時間掛かったんですよ、認可で。電気料金の認可って三か月から半年掛かるんですよね。
発送電分離法案の中身は、発送電分離だけではありません、料金規制撤廃です。料金規制撤廃というと、わあ、すごいと思うんです。しかし、今の料金規制は、九九年の電気事業法改正において料金値下げを自由化しました。値下げだけ自由化したんです。値下げするのも時間掛かったんですよ、認可で。電気料金の認可って三か月から半年掛かるんですよね。
加えて、税制に関しては、これまで言ってみればつなぎ法案そして分離法案という形で御審議いただきましたけれども、まだ本体が残っています。
三カ月前につなぎ法案で切り出した部分だけ今回も分離法案という形で審議をするということになるわけで、非常にいびつといいますか、異常な事態であると言わざるを得ないわけであります。
なお、我が党は、今回の分離法案は委員会提出法案としてではなく、賛成会派共同提出の議員立法とすべきであると強く主張してまいりました。 それは、第一に、委員会提出法案は委員会審議を省略するのが常でありますから、全会一致の場合でなければ、委員の質疑、修正案提出、討論などの審議権を奪うことになるからであります。
既に御承知のとおり、さきの特別国会で、社公民三党は、百年の大計を決める年金大改革案と厚生年金、国民年金あるいは福祉年金の二%スライド部分を抱き合わせたこのような法案は、まさに木に竹を接いだような法案であって、これは切り離して処理すべきである、こういう立場から分離法案を提出したところでございます。
そういう意味から、先般社公民でこのスライド分との分離法案を提案しております。これは、法制局あたりでいろいろと問題もあるようでございますので御答弁をいただこうとは思いませんけれども、二十一世紀に向かって揺るぎない年金法をつくる、そういう審議が十分できるようにするためにも、分離問題についてはぜひひとつそういう方向を検討していただきたいと思います。
あなたの一枚看板である決断と実行は、四党提案の分離法案に賛同してこそ国民の共感が得られるのであります。この点、総理のメンツにとらわれない謙虚な御答弁を期待いたすものであります。 なお、だから早くこの法案を成立させてもらいたい云々の御答弁でしたら、それは責任転嫁もはなはだしいことだということをあらかじめ念のため申し添えておきます。
さらにこの内閣委員会にかかつております逓信省の分離法案、專賣公社法案、國有鉄道法案、公共企業体労働関係法案並びに労働組合に関する経過的なごくこまかい法案がありますが、これらを総計いたしまして六法案になるように考えるのであります。ただいつも國家公務員法というものが筆頭に出て参りまして、これがマツカーサー元帥の書簡に基く関係法案を代表しておる観があります。