2021-05-17 第204回国会 参議院 決算委員会 第6号
私もこの二年前の取りまとめに当たって、各大学の方を回って、このトリチウムの分離技術を持っているんだといった研究所にお伺いをしてまいりました。ですから、正確に言えば、これはトリチウムを分離する技術はあるんですよ。あるんだけれども、できるのは試験管とか、極めて少量のレベルでは分離する技術はできた。
私もこの二年前の取りまとめに当たって、各大学の方を回って、このトリチウムの分離技術を持っているんだといった研究所にお伺いをしてまいりました。ですから、正確に言えば、これはトリチウムを分離する技術はあるんですよ。あるんだけれども、できるのは試験管とか、極めて少量のレベルでは分離する技術はできた。
トリチウムの分離技術につきましては、経済産業省としては、過去に複数の技術の実証試験を実施をいたしまして性能等を評価をしております。その中で、いずれの技術もデータの精度や再現性、分離性能等に課題があり、直ちに実用化可能な技術はないと評価をされております。
これは、日本で「ふげん」という研究炉がありましたが、そこで、重水炉なので、トリチウムの分離技術の試験をやっておりました。そのときのコストを基につくった数値なので、現実にここまでかかるかどうかは分かりませんが、トリチウムの分離技術が非常に高いということで、これだけ高い金額になっております。
私たちの認識は、トリチウムの分離技術というのは確立していなくて、これは経産省の皆さんなんかとずっと議論していて実用化できないんだというお話だったんですが、先生は、これは「ふげん」の例を引かれたようでありますが、技術的にどういう御認識でいらっしゃるのか、確認したいと思います。
濃度は十分低くする、悩みに悩んで、苦しみに苦しんで政府としてはこう判断した、だけれども、技術開発がされてトリチウムの分離技術が低コストでできるようになればそっちを選ぶよ、三十年、四十年、あるいは五十年かかるかもしれない、そういう長い時間の中で、今はこうした、だけれどもそれは未来永劫そうするということじゃないんだという議論にしていくためにも、大臣、ここの注書きの部分は総理とも相談して削ることを検討するよということを
トリチウムの分離技術につきましては、過去に複数の技術の実証試験を実施しまして性能等を評価しております。その中で、いずれの技術も処理量の規模拡大等に課題があり、直ちに実用可能な技術はないと評価をされております。
あと、トリチウムの分離技術につきましては、やはり今の段階ではまだ実験室レベルであるということであります。ただ、これは、もし実用化できれば私は採用をしたいと思っておりますので、この実証以降の取組というものをしっかりと見極めてまいりたいと思っております。
もう一つは分離技術。これについても、確かに小委員会の議論は出ている。その後も、皆さんにお聞きをすれば、検討はしているけれどもいいものが見つからないというお話でありますが、この辺りをどのぐらいの力を入れて検討してきたのかというのがやはり問われると思うんですよ。
私の将来の夢は、自動車が使用済みになって、何か外力を与えたら素材ごとにばらばらになるというような社会なんですけれども、そういったものが、まあ究極ですけれども、分離技術としてできてくれば、もうばらばらになった素材はリサイクルできますから、非常に世界が変わってくるというふうに思っています。
トリチウム分離技術についてお尋ねがありました。 最先端の技術を積極的に活用することは重要ですが、実用化できる段階にある技術は確認されなかったとの評価がされていると承知しています。 いずれにせよ、先送りせず、今後、適切な時期に、政府として責任を持って処分方針を決めてまいります。 脱炭素化と原子力発電についてもお尋ねがありました。
きょうの資料の二につけましたが、技術開発についてもやはり日進月歩でありまして、トリチウムの分離技術について、こういう論文なんかも出ています。これは、近大の先生、そして東洋アルミですかね、協力をして研究をされている。私が読む限り、素人ではありますけれども、やはり大変可能性のある技術が今まさに開発されているという認識であります。
○江島副大臣 今委員御指摘のトリチウムの分離技術、近大の、資料で拝見させていただきました。これも経産省としても把握をしているところでございます。 委員は日揮の御出身ということで、こういう技術、プロセスには大変御関心を強く持っていただいているということだと。
また、御指摘がございましたトリチウムの分離技術については、国が実施をいたしました実証事業や、あるいは国際原子力機関、IAEAの評価において、直ちに実用可能な技術はないと評価されています。 引き続き、技術開発の進捗についてはしっかり注視していきますけれども、敷地が逼迫する中で、技術の実用化を前提とする対応が現実的な選択肢になるとは考えていないという状況でございます。
また、トリチウム分離技術の実証試験も実施中です。検証等の結果については、漁業者を始め、関係者への丁寧な説明等必要な取組を行うこととしており、こうしたプロセスや関係者の理解なしには、いかなる処分も行わず、多核種除去設備で処理した水は発電所敷地内のタンクに貯留いたしますと回答させていただいております。
実際に、先ほど申し上げました小山教授によりますと、三年間にわたって十七回の会合で、先ほど申し上げました五つの方法以外にも貯蔵継続とか処理水の減容化とかトリチウムの分離技術などの議論も重ねて、そして福島第一原発敷地外へのタンク増設や処理水の持ち出しの法的課題についても整理をしたが、ただ、小委員会は処理水をどうするかの議論の場ではなく、あくまでも五つの処分方法の風評など社会的影響を比較検討すべきという点
リサイクル、元素分離技術を推進、確立し、その種類が増加をすれば、レアアースの保持が可能となります。 私、大学で研究をしているときに、ジェットエンジンのタービンブレードの研究をずっとやっておりました。これ、レアメタルの塊であります。例えば、レニウムというものが添加をされると非常に高温耐用性が上がる。ところが、レアメタルの中でもモリブデンから精製をされないとレニウムは出てきません。
そこで、今、現段階、最新のこのマイナーアクチノイド分離技術の開発の現状というのを、本日、JAEAの副理事長さんに来ていただいておりますので伺いたいということと、こうした報道を受けて、今後の使用済み燃料の低害化に向けた研究の方針というのを政府にお伺いをしたいと思います。
しかも、「もんじゅ」の廃炉が決まって以降、日本政府としては、高速炉に関する技術開発あるいは今の有害物質の分離技術開発というのは、このASTRID計画と強く関係する中で進めていくという方針だったように認識をしておりますので、ぜひ、この方針については、国としても早急にもう一度再検討を行っていただきたいということを申し添えさせていただきます。
具体的には、長寿命核種でありますマイナーアクチノイドの分離技術や、当該核物質を核変換するための実験施設の設計の具体化に必要な基礎研究等を実施しておるところでございます。
トリチウムの取扱いにつきましては様々な技術的な取扱いも検討してございますけれども、今御指摘いただきましたトリチウムの分離技術でございますが、これにつきましては、複数の国内外の業者の方の提案に基づきましてトリチウム分離技術検証試験事業というものを行いまして、その結果としましては、残念ながら、直ちに実用化できる段階にある技術というのは確認されなかったというふうに評価をされてございますので、現時点では福島第一原子力発電所
具体的には、加速器を利用する核変換技術につきまして、先生御指摘の長寿命核種でございますマイナーアクチノイドの分離技術、あるいは、核変換のターゲットになります液体重金属の取り扱い技術など、必要な要素技術開発を文部科学省所管の日本原子力研究開発機構におきまして実施しているところでございます。
あと、先ほどちょっと言い忘れたんですが、やはり最初の難関が分離技術ですね。
また、御指摘いただきました民間の研究機関による試算につきましては、これはトリチウムを分離する前提で試算をされたものと承知しておりまして、昨年の国の有識者会議、このタスクフォースにおきましての報告書でも、トリチウムの分離技術につきましては直ちに実用化できる段階にある技術は確認されていないと、このように位置付けられておりまして、お示ししている試算におきましては、トリチウム水の分離を行うことを前提とした資金
○副大臣(高木陽介君) 御指摘のように、トリチウム水の分離技術についてトリチウム水のタスクフォースにおいて技術的な検討を行っております。また、トリチウムの分離技術に関する最新の知見を得るとともに、技術的成立性を検証することを目的として、国際公募で採択したアメリカ、ロシアの企業を含む七社において技術の検証試験を行いました。
多核種除去設備による浄化後にタンクに貯蔵しておりますトリチウムの、これを含みます水につきまして、まず、これが中長期ロードマップにおきましては、「トリチウム分離技術の検証など、国内外の叡智を結集し、二〇一六年度上半期までに、その長期的取扱いの決定に向けた準備を開始する。」ということが明記されているところでございます。