1999-02-09 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
トンという単位は、濃縮の場合特別の単位でございまして、分離作業量というものをトン数であらわしておりますが、商業化に至る手前のプラント技術を確認する、あるいは、遠心機の量産技術を確立する等の目的によりまして原型プラントを建設いたしまして、規模といたしまして二百トンのプラントを建設いたしました。これは二つの運転単位に分かれておりまして、百トンずつ建設いたしました。
トンという単位は、濃縮の場合特別の単位でございまして、分離作業量というものをトン数であらわしておりますが、商業化に至る手前のプラント技術を確認する、あるいは、遠心機の量産技術を確立する等の目的によりまして原型プラントを建設いたしまして、規模といたしまして二百トンのプラントを建設いたしました。これは二つの運転単位に分かれておりまして、百トンずつ建設いたしました。
○吉井委員 それで、九二年度から毎年度の分離作業量で見た各プラントの稼働実績と、その六弗化ウラン換算値、それを各プラントごとに資料をいただいて、私見ました。
そういうことになりますと、天然ウランの所要量それから濃縮の分離作業量といいますか、これは若干削減効果がATRに比べて小さいということになります。また装荷されるプルトニウムとほぼ同程度のプルトニウムは四年から五年ぐらい後にはまたそれが生産されて出てくる。要するにプルトニウム自身は消費し尽くされてしまうものではないという特徴を一つは持っております。
○山野政府委員 ウラン濃縮につきます契約につきましては、現在のところ大体大まかに申し上げまして六千万キロワットの原子力発電所の稼働に必要な濃縮ウラン、大体西歴二〇〇〇年ないし二〇〇三年程度までのものを米国にいま委託契約をいたしておるわけでございますが、このウラン濃縮の役務価格は、昭和四十七年当時は一キログラム分離作業量当たり三十二ドルであったものでございますが、現在は一キログラム分離作業量当たり八十
それから、ウランの濃縮役務の価格というのも相当上がっておりまして、昭和四十七年には一キログラムSWU分離作業量当たり三十二ドルというものが、現在では八十ドル前後というふうに大幅に上がっておるわけでございます。 私ども、今後とも、先ほど申し上げました開発輸入の促進とかあるいは濃縮の国内における自給率の向上といった方向で鋭意努力したいと考えております。
○政府委員(成田壽治君) 昭和六十年における六千万キロワットの原子力発電に必要な濃縮ウランの量は、昭和六十年、一年間の分離作業量にしまして約八千トン、一年間で八千トンでございます。 それから昭和六十年までの累積の作業量の合計は、累積計は約六万四千トンに達する見通しでございます。
○政府委員(成田壽治君) 今度の改定案によりまして「六万メガワット又は両当事国政府の間でそれぞれの法律上及び憲法上の手続に従って合意される容量を有する原子炉の核燃料サイクルを維持するために必要な分離作業量をこえてはならない。」と。
それからもう一つの「燃料サイクルを維持するために必要な分離作業量をこえてはならない。」そういう表現になっておりますが、従来の旧協定によりますと、十六万一千キログラムとか三十二万八千キログラムというように濃縮ウランのウラン二三五のキログラム表示になっております。
協定文の改正になります九条A項の問題についてちょっとお聞きしますが、ここに書かれております「総設備容量六万メガワット(電気出力)又は両当事国政府の間でそれぞれの法律上及び憲法上の手続に従つて合意される容量を有する原子炉の核燃料サイクルを維持するために必要な分離作業量をこえてはならない。」こういうふうにあります。
「分離作業量をこえてはならない。」というふうに書いてありますから、この六万メガワットをこえるものについては、いわゆる憲法上の所定の手続、憲法七十三条三号の手続を経るべきだというふうに理解します。政府との間には見解の違いがあるようですが、政府にもう一ぺんその点についての見解だけ聞いておきたいと思います。
むしろ分離作業量で九千トンとか一万トンくらいの工場単位を考えましても、二、三年に一つくらいずつ工場が世界のどっかに必要になっていくであろうというような情勢であります。いまはアメリカカのガス拡散法という技術、これは軍事利用から出た技術でアメリカが一番進んで一つの独占供給体制になっていますが、将来を考えますと、いまガス拡散法につきましても、フランスも相当自信のあるようなことをいっております。
わが国の濃縮ウランの需要量は、原子力発電開発の規模と、それからそれに採用される原子炉型式の将来の動向というものによって当然左右されるわけでございますが、ただいままでの見通しでは、昭和五十五年、すなわち一九八〇年には大体四、五千トン、これは分離作業量、SWUという単位で申し上げておるわけでございますが、さらに一九八五年には九千トンないし一万トン程度、一九九〇年には一万五千トンないしはそれ以上になるものと
この背景としましては、現在アメリカは軍用の濃縮工場を使っておりますが、三工場ありまして、三工場で一万七千トンくらいの分離作業量の能力がありますが、いままでは、その稼働率が四割か五割くらい、非常に低い稼働率できておりますが、アメリカ、日本、西欧諸国の今後の原子力発電がどんどん進捗してまいりまして、この三工場も早晩能力が足りなくなる、それで増強計画、合理化計画をやってこれを二万八千トンぐらいまで持っていく
○倉本説明員 米国からこのたび提案のございました、濃縮ウランの現物を日本に売ってもよろしいという話があったのでございますが、これはその数量、一応最大五千トン分離作業量の濃縮ウランというものを現在の段階で日本側に提供してもよろしいという提案がこの春あった、こういうぐあいに聞いております。
そういうような意味で、この濃縮ウランの備蓄という、非常に簡単な表現なんですけれども、実際は分離作業量を事前に買っておくということですが、そういう形のものは大いに意味があるのではないかというふうに考えております。
それで、昭和六十年度で六千万キロワットの発電所を考えておりますが、その際、分離作業量で一年間八千トンの濃縮ウランが必要でありまして、現在のアメリカの工場の能力が、三つの工場を合わせて一万七千トンでありますから、いかに日本が一年間で必要とする量が大きいかという点がおわかりと思いますが、そういう意味で、原子力発電所、当分は軽水炉が中心でありますので、濃縮ウランをいかにして確保するかという問題、日本でも、
現在予想しております需要量でございますが、昭和五十年に二千九百トン、これは分離作業量でございまして、昭和五十五年には五千トン、それから昭和六十年には八千五百トンというような数字が見込まれているわけでございます。 それで一方、いま先生御指摘の、じゃ確保はどうするのかというような御趣旨だと思いますが、現在日本では生産技術がないのでございまして、現在研究段階でございます。
先生もおっしゃいましたように、その能力は分離作業量としては年間一万七千トンでございます。しかしそのとおり動いておりません。と申しますのは、まだ世界の需要量を満たす分に十分間があるわけでございます。したがいまして、その容量全部動かしてないということであります。しかし、これから先見てまいりますと、昭和五十五年には約四万トンぐらい分離作業量で需要が出てくると思います。