2017-04-11 第193回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
また、二点目についてですけれども、最近の国際的な評価試験方法の動向なども踏まえまして、分解性試験の合理化、高分子に特化した試験の合理化など、こんなことを今後検討してまいりたいと思っております。
また、二点目についてですけれども、最近の国際的な評価試験方法の動向なども踏まえまして、分解性試験の合理化、高分子に特化した試験の合理化など、こんなことを今後検討してまいりたいと思っております。
○今井政府参考人 御指摘の分解性試験、それから蓄積性の試験、それから人への長期毒性の疑いを評価するためのスクリーニング毒性試験といいますが、これは第一次試験みたいなもので、化学物質が通ってくるものでございますが、これが一件で約二千万円でございます。
化審法改正案におきましては、行政としては、経済産業省は分解性試験、蓄積性試験、厚生労働省は毒性試験、環境省は生態影響試験というように、三省がそれぞれ専門分野に応じて業務を分担、担当することになるわけであります。他方、事業者はこれらの分解性、蓄積性、毒性、生態影響の四分野の試験をすべて実施する責任を負っております。
そういう中で、分解性試験から始まって慢性毒性まで試験した結果、既存化学物質についてこの七つが、この三つともクロであるという結果になりましたので、これを現行法の特定化学物質に指定した次第でございます。
そこで分解性試験、蓄積性試験というものを行なうわけでございますが、これは実験室的な規模におきまして、その分解性それから蓄積性というものを試験できるわけでございます。 それで一億四千万円というのは、初年度におきまして約四十件、既存の化学物質を審査するための費用として計上されておるわけでございます。次年度以降もさらに増加さしていきたいというように考えております。
ただ、いつからそういうことを始めるかという点でございますが、本年度の予算におきまして分解性試験設備、それから蓄積性試験設備というものをつくるわけでございまして、現在その準備を進めさしておるところでございます。大体来年早々くらいから実際の試験を開始するということができるという目標で、いまやっておるわけでございます。
蓄積性試験と分解性試験は大体二カ月くらいで終わるように私ども考えておりまして、その判定にまた一カ月と事務的な手続を考えますと、最初の届け出から六カ月以内に第一次試験の結果につき判定は出てまいります。その結果どうも蓄積性も高い、分解性もよくないということで、これはさらに毒性試験をやる必要があると、こういうふうに厚生大臣、通産大臣が判定をいたしました場合には、再度毒性試験を命じます。
分解性試験、蓄積性試験ということをやりまして、その結果の判断までに大体その後さらに三カ月というふうに考えております。そうしてその結果、蓄積性も高い、分解性も悪いということになりますと、今度はいわゆる毒性試験を実施をすることになります。
私ども考えておりますのは、まず第一次試験としての環境に出ました場合の分解性試験、それから蓄積性があるかどうかという試験、この二つの試験はおおむね二カ月前後で完了できると思っておりますので、あとの判定の期間を入れまして大体三カ月ぐらいでそこまでの判断はつくんじゃなかろうかと思っております。そういたしますと、申請届け出後大体六カ月で一次試験の判定結果は出るということになります。
○政府委員(齋藤太一君) 本法に基づきます、いわゆる申請届け出がございました新規化学物質の蓄積性あるいは分解性試験の大半を分担するものとしまして、私どもは化学品安全センターというものを民間の公益法人として設立をいたしたわけでございます。具体的には財団法人化学品検査協会というものに付置されたものとして、化学品安全センターというものが先月から発足をいたしております。
ただし、分解性試験につきましては必ずしも完全な検査が終了いたしておりませんで、通産省といたしましても、念のために現在通産省傘下の微生物工業技術研究所に試験依頼中でございまして、現在まだ結果が出ておりませんけれども、近くその結果も出ようかという段階でございます。