2008-04-22 第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
平成十九年度においては、これは五千万円の予算でありますが、琵琶湖等の代表的な湖沼を対象に、難分解性有機物による影響調査、植物プランクトンによる内部生産等の影響調査、地下水から湖沼への流入負荷調査、こういうようなことを実施してきておりまして、こういう知見を集積しまして、関係各省と連携をして、先生おっしゃるように、環境省も先頭に立ってしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思います。
平成十九年度においては、これは五千万円の予算でありますが、琵琶湖等の代表的な湖沼を対象に、難分解性有機物による影響調査、植物プランクトンによる内部生産等の影響調査、地下水から湖沼への流入負荷調査、こういうようなことを実施してきておりまして、こういう知見を集積しまして、関係各省と連携をして、先生おっしゃるように、環境省も先頭に立ってしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思います。
残念ながら、まだ今年度の調査結果がまとまっている段階ではありませんけれども、難分解性有機物による影響がどれぐらいであるか、植物プランクトンによる内部生産、増殖等々がどのように影響しているのか、あるいは地下水がどのように影響しているのか等々の調査を何年かかけてやろうというふうなことで現在実施中でございます。
しかも、これが増えるということは極めて重要な話で、例えば霞ケ浦からはそれは取水して上水に使っているわけでありますけれども、この難分解性有機物は上水処理過程で生成されるいわゆる発がん性の物質でありますトリハロメタンなどの原因物質になっているわけでありますから、湖沼で水道水源になっている場合はやはりその水道水についても健康上のリスクが増大していると、そういうふうに考えることができるんではないかなと、そう
○政府参考人(石原一郎君) 難分解性有機物の件でございます。霞ケ浦等の湖沼におきまして有機物濃度の漸増あるいは横ばいの傾向が指摘されております。その中の原因としては、一つは難分解性有機物の存在ということが言われておるわけでございます。
先ほど来、工場排水受け入れの問題と絡めて、重金属あるいは難分解性有機物というのが問題になっておりますけれども、水質汚濁という問題を考える場合に、原因物質としてどういうものがあるかということをちょっと整理さしていただきますと、原因物質としていろいろございますけれども、簡単に理解するためには、四つに分けて考えることができるのではなかろうかと思います。