2002-04-08 第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
その見直したときには、あくまでも肱川を最優先、肱川の治水を最優先にする、そして、肱川の環境保全を最優先にするという条件でございまして、その分水量が減っていくという状況になっております。 肱川の分水量が減っていくということは、当然、原水単価と申しますか、単位水量当たりの開発水量は高くなる。
その見直したときには、あくまでも肱川を最優先、肱川の治水を最優先にする、そして、肱川の環境保全を最優先にするという条件でございまして、その分水量が減っていくという状況になっております。 肱川の分水量が減っていくということは、当然、原水単価と申しますか、単位水量当たりの開発水量は高くなる。
その内容は、分水時は十三年後の二〇〇〇年に、分水量は毎秒四トンを上限とし、当分は毎秒三・〇九トンなどとなっております。 これを受けて、ことしの二月一日に大阪府と奈良県は「紀の川利水に関する覚書」を調印いたしました。この分水計画は、紀ノ川下流の紀ノ川大ぜきの建設を前提といたしておりますが、将来上流における入之波ダムを建設することがもう一つの重要な前提となっている、このように考えるわけでございます。
○吉原委員 局長、土師ダムの管理所の月別の流入量、分水量、放流量、これは五十年からのデータがございますが、それを見ましても結果的には島根、広島の両県で約束した三十万トンの分水という性格が崩れておって、俗っぽい表現ですが、三十万トン売ったつもりのものが逆に三十万トンだけ島根側が買わされておる、広島県から島根が分水を受けておるというデータになっておる。
ところがその後、電力需給上の要請とアーチダムの技術的な進歩によりまして、いろいろ経済的、技術的な考慮を払いまして、その結果、開発規模の拡大と、もう一つ負荷能力の増大をはかる必要がありましたので、そのため尾鷲湾の分水量を減らしまして大貯水池式とする計画に変更することによって、より経済的な開発を行なうことができるという見通しができまして、三十四年七月二十三日、第二十七回電源開発調整審議会におきまして池原発電所
そこで今度黒又の方へ流す地形地質に関しましては、非常に良質の地形地質でございますので問題がないことが一つと、それから分水量が非常にわずかであつて、しかも新潟県の分水案のように、百メートルあるいは百二十メートルというような高圧の隧道ではございませんから、その点は全然御心配がないというように考えております。
本計画の下流熊野川に及ぼす影響につきましては、水量の減少が発電力に及ぼす問題及び開発の時間的ずれの間の流筏の問題が、そのおもなる点でありますが、まず発電力につきましては、分水による発電と、熊野川による発電との比は、その落差の比より見まして、むしろ分水計画の方を有利といたし、さらに分水量は年平均毎秒約十トンと見られ、これが熊野川筋ダムの水位回復に関係するところ僅少であることが判明いたしておるのであります
最初に十津川上流部の流域変更について申しますと、第一にこの分水計画は、発電力については熊野川による発電より有利であり、さらに分水量は熊野川筋ダムの水位回復に関係するところ僅少であり、熊野川に対してほとんど影響がないのであります。しかも多年の懸案であつた奈良県大和平野の灌漑が可能になるのでありますから、早急に実現の道を講ずべきであると思います。