2020-03-10 第201回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
もう一つ、回帰の、国内回帰の話なんですが、恐らく、これは日米の貿易戦争からもう既に中国一極集中を見直し、ベトナム、ミャンマーあるいはタイなどへの分散が起こっていて、そういう意味では、今回も恐らく、たしか東日本大震災の後、経済白書のアンケートでは三割の企業が分散、生産拠点の分散を考えるというふうに答えていたと思うんですが、それと同じことが起こると。
もう一つ、回帰の、国内回帰の話なんですが、恐らく、これは日米の貿易戦争からもう既に中国一極集中を見直し、ベトナム、ミャンマーあるいはタイなどへの分散が起こっていて、そういう意味では、今回も恐らく、たしか東日本大震災の後、経済白書のアンケートでは三割の企業が分散、生産拠点の分散を考えるというふうに答えていたと思うんですが、それと同じことが起こると。
ただ問題は、電力を生産するそのもととなる燃料とかそういうものは海外から輸入せざるを得ない、こういう日本の現状でありますから、安全保障的に考えますと、エネルギーの分散生産といいますか、そういう面から考えれば原子力もある程度やむを得ないだろう。しかし、その問題一つ挙げても、さっきちょっと申し上げたようにまだまだ未解決問題がたくさんあるんじゃないだろうか。
そして集中生産と分散生産とをやった場合にどうなるかというコスト計算までしているわけですよ。その集中生産のメリットというのは何かといいますと、一年間にその会社の場合に大体六億程度のメリットが生まれてくるだろう、こういう数字ですよ。その六億というのは何かといいますと、労務費全部ですね。こういうことです。
こうすれば、どうしても市場分散、生産地の分散が必要だ。そうなれば、東南アジアも私たいへん重要でありますが、えさという点から見ると南米における可能性というものがかなり強いのではないか。
価格の問題でございますが、分散生産のために上がっていないかということは、防衛庁側等からもしばしば議論になりまして、われわれ自身も研究いたしておりますが、結論を申し上げますと、分散のために決して高くなっていない、むしろ安くなっているというふうに考えております。
アメリカにおけるウエスタン、ドイツにおけるジーメンス、オランダにおけるフィリップス、スエーデンにおけるエリクソン等の諸会社は、それぞれの国における通信資材の生産量において卓越した地位を占めており、従って、それぞれの電信電話主管庁あるいは企業体の発注もこれらの諸会社に集中的に行われているのであるが、わが国では大部分の品種が典型的な分散生産、従って分散発注されている実情にあり、この傾向は戦前より戦後の方
負担力というものについては、硫安の生産者と五反百姓、あるいは何キロも作るものとの構造は、非常な差異があるということを、そういうことからいろいろ日本の産業の点から考えられたと思うのでありますが、それからこれも釈迦に説法かもしれませんが、要するに実費主義をおとりになるといたしましても、やはりしわ寄せが分散生産の農業水産に来る。
第三には、食糧管理の特別会計を繞りまして、價格差の資金を政府は徴收されまするが、農村の生産は申上げるまでもなく分散生産でありまして、極めて零細なる農家が各戸の独立経営によつて生産をされますので、他の工業生産に比較しましては、その生産の増強が極めて困難な状勢にありまする場合におきまして、必要に應じて從來の報奬制度は改廃の要ありとは申しまするものの、この食糧管理等を繞つた資金を、農村の食糧増産部面に持つて