1991-03-13 第120回国会 衆議院 外務委員会 第7号
巨大な貿易不均衡がある、あるいは単に同盟国は金をもっているからもっと分担すべきだとの前提に全面的に依存した分担増大の数学的公式は、国家主権への挑戦とみなされ、厳しい抵抗にあうことになる。必要性を明示し、同盟諸国の国家的責 任の感情に訴えるほうがより生産的である。」という指摘をしているのですね。 ですから、先ほどから私はずっとこの問題を見ていたら、まさにこれだ。
巨大な貿易不均衡がある、あるいは単に同盟国は金をもっているからもっと分担すべきだとの前提に全面的に依存した分担増大の数学的公式は、国家主権への挑戦とみなされ、厳しい抵抗にあうことになる。必要性を明示し、同盟諸国の国家的責 任の感情に訴えるほうがより生産的である。」という指摘をしているのですね。 ですから、先ほどから私はずっとこの問題を見ていたら、まさにこれだ。
総理はこのような分担増大の要求に応ずるのかどうか、はっきり答弁をしていただきたい。一アメリカの空母タイコンデロガの艦載機が水爆を積んで水没した事故は、日米安保条約のもと、我が党が暴露した核密約に基づいて、事前協議など全く無視して、横須賀、横田などがアメリカの核戦争の基地とされ、我が国が核事故の危険にさらされていることを示す重大な問題であります。
また、思いやり予算の分担増大の要求でございますが、やはり在日米軍の駐留経費の負担につきましては、我が国の防衛の基調をなす安保条約の信頼性から申しましても、我々は自主的な判断によってできる限り努力を行いたいと考えております。しかし、幾ら努力をするといいましても、財政負担という関係もございます。社会経済的な影響等もございます。
三つ目は、これもベトナム以後特に顕著なんですが、アメリカの日本に対する責任分担増大要求が非常に激しくなります。これは今度レーガン大統領来日を契機として、もう農産物に至るまで、単に軍事面のみならずいろんな意味での対日要求が非常に強くなってまいりますが、そういうことで、いまおよそ挙げました三つが一つの契機になっていたというふうに思います。
○山田勇君 先般の集中審議でもお尋ねをいたしましたが、日本の軍事力増強がアメリカの意に沿って推進された場合、ソ連や近隣諸国を刺激し、かえって緊張を高め、軍拡競争の火に油を注ぐという結果になり、結局はアメリカにとっても高くつくように私は思えてならないのですが、インドネシアのモフタル外相は三月二十一日、東南アジア諸国連合という会で、アジア・太平洋地域の防衛問題に関し、分担増大に向けて積極的な役割りを果たそうとする
米軍駐留費の分担増大の問題でありますが、沖縄タイムスの報道によりますと、在沖縄米海兵隊基地司令官のキリーン少将が、名護市で起きた例の機関銃流弾事故の原因を検討した結果、跳弾防止の対策が必要だが、その工事費は日本政府で負担するよう要請している、こういうことでございますけれども、事実でしょうか。