1976-05-13 第77回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
しかもその一隻もサケ・マス、サンマ、ニシンというようなもので分取り合戦みたいになってしまって、ニシンの場合で言うと、一カ月確保するのが精いっぱいだと、こういうふうな状態なんです。調査船漁船というのが半減されて現実の試験体制の中ではこういう弱体である。それで資源の問題でこられると太刀打ちできないということではまことに残念だと思うんです。
しかもその一隻もサケ・マス、サンマ、ニシンというようなもので分取り合戦みたいになってしまって、ニシンの場合で言うと、一カ月確保するのが精いっぱいだと、こういうふうな状態なんです。調査船漁船というのが半減されて現実の試験体制の中ではこういう弱体である。それで資源の問題でこられると太刀打ちできないということではまことに残念だと思うんです。
その意味において、予算の分取り合戦というか、そういうものが行なわれることがはたして正しい姿であろうか、日本の国の財政という立場、あるいは地方の財政という立場から言って、富の再配分と申しますか、そういうものがもっと公正に行なわれていくならばそういうことは起きないであろう、そういう政治的な圧力でなくてもスライド制というものは当然確立すべきではないかというのが先生のお気持ちだと思います。
これは言うならば、そんなことせぬでも電話一本でも済むのじゃないだろうか、来ぬでもいいというふうにでも行政が行き届かぬものだろうかというふうなことも考えまして、いわゆる陳情費、予算の分取り合戦の陳情費は、一体何ぼほど使っていると推定をしておるか。
利権にまつわり、必要ないところに放送局をつくってみたり、分取り合戦になってみたり、FM放送がその終末の姿ですよ、これは。あの放送の内容を聞いてごらんなさい、どういう内容か。そんなことをして国民に済まされますか。相済みますか。だからそういう現行法からはみ出すことをやっておいて、あとからそれにくっ付けようなんという、そういうやり方はもってのほかです。
特に一月の二十四日に大蔵省の原案が内示されて、それで二十五日から復活折衝が始まると、その前後して六百五十億の調整財源をめぐって分取り合戦が激しく行なわれた。この陳情の実態について各新聞社もかなり詳しく報道されましたし、私どもも現実にその様子を見ております。自治大臣は、この予算編成段階における陳情合戦について、各県の実情をどのように把握していらっしゃいますか。
さて、もう一点は、例年のことで年中行事化しておるようでございますが、国民にとって何とも腹の虫を押えかねるのは、予算編成過程における予算の分取り合戦であります。国民の血と汗の結晶ともいうべき税金が、一部圧力団体や地方の陳情団によって、かって気ままに山分けされているような感じを受けるのでありますが、もちろん地方の窮状を訴えて予算措置を願うのは決して悪いことではありません。
、あるいは予算編成の基本方針というものを国会の場である程度討議をされる、そのときに各界の意見がこれに反映される、その意見が予算の内容に反映するというような順序を経るのが私は理想的だと思うのでありまして、そういう点で政府の予算編成のいままでのやり方、順序というものにひとつ問題があるんじゃないか、しかも予算の内容を動かすものは、むしろ各省なり、あるいは地方団体その他圧力団体が編成過程の中に入り乱れて分取り合戦
しかし、政治には若干長期の見通しを持ってやらないと、行き当たりばったりになれば、それは予算だって分取り合戦になってしまって強い者勝ちになるわけですよ。ですから弱肉強食になって、そういう力の拘束だけによってやると権力政治、ファッショ政治になるのですよ。ですから私は、その面において新長期経済計画は重要である、こういうことを言っておるのであります。
これではとうていすっきりした予算の執行などは期待できそうもありませんし、それがいわゆる行政官庁に対する陳情とか、分取り合戦だとか、とにかく予算を取ってしまえばいいというふうな、いまの醜い政治のあり方につながっている。それを防ぐべき会計検査院の私は職務怠慢である、このように感ずるわけですが、今後改善をしていただきたい、こう要望して、私の会計検査院に対する質問は打ち切りたいと思います。
これは将来に対する希望を申し上げておきますが、この機会に私は、ひとつ先ほどからの各委員の御発言とはちょっと趣旨が違うかもしれませんが、私はオリンピックが済みまして、一番苦々しく思っておりますのは、とにかくまだ反省会さえ完全にできていないときに、オリンピック村をどこへよこせとか分取り合戦が始まったり、それから体育協会自体でもってこういうものに対しては発言はないと思いますけれども、聞くところによりますと
巷間、圧力団体に屈したとか、分取り合戦に終始したとかいうような批判が生まれ、ついには腰抜け予算であるとか、なぐり込み予算などという声を聞くに至ったのでありまして、国民の一部には、政党政治下におきまする予算の編成に対し、危惧の念を抱くに至った者もあるかと存じまするのでありまして、将来かくのごとき信を失うような事態を引き起さぬよう、善処を望みます。
巷間、圧力団体に屈したとか、分取り合戦に終始したとかいうような批判が生まれ、ついには腰抜け予算という声を聞くに至ったのであります。国民の一部には、政党政治のもとにおきまする予算の編成に対し、危惧の念を抱くに至ったものもあるかと存ずるのでありまして将来、かくのごとき信を失うような事態を引き起しませんよう、善処を望むものであります。