2020-05-21 第201回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
令和三年度高等学校入学者選抜における出題範囲や内容、方法については、地域における学習状況を踏まえ、例えば、中学校三年生からの出題が適切な範囲となるように設定をする、また、問題を選択できる出題方式とする、また、さらに面接や作文等の学力検査以外の方法も用いるなど、実施者の判断において工夫を講じていただくことを五月十三日付けの通知で依頼をしたところであります。
令和三年度高等学校入学者選抜における出題範囲や内容、方法については、地域における学習状況を踏まえ、例えば、中学校三年生からの出題が適切な範囲となるように設定をする、また、問題を選択できる出題方式とする、また、さらに面接や作文等の学力検査以外の方法も用いるなど、実施者の判断において工夫を講じていただくことを五月十三日付けの通知で依頼をしたところであります。
もう一点は、いわば出題のところで、記述式の普通の答案に書く方式をやっておりましたけれども、範囲が非常にふえてまいりますし、採点を客観的にやる必要がございますので、出題方式といたしましては多肢選択方式をとりますし、記述方式はマークシートでやる。この点が一応改善点ということになっております。
その一つには「出題内容と出題方式に或る限界が生じてくる」、二番が、第一次、第二次の「有機的な組合わせについて検討しなければならない。」と。そのほかはいろいろな事務的な面でありますけれども、こういう問題のほかに予期した逆の現象がここへ出てくる。
ことに一次の場合には高等学校における基礎的、一般的な学習の達成度というものを見るのに対して、二次の場合にはそれぞれの学部、学科の特性に応じた能力、そういったものを見ようというわけでございますから、その際に、特にそういった一次の場合の制約ということを考えて出題方式、出題方法に工夫を加えるということであろうと思います。