1970-09-18 第63回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
さらに鉄鋼各社の高炉計画による出銑量は、昭和五十年度は一億一千六百三十万トンをこすと見られており、これに必要な原料炭は約九千六百万トンといわれ、全産業の昭和五十年度の原料炭需要は一億トンをこえる計算になるのであります。
さらに鉄鋼各社の高炉計画による出銑量は、昭和五十年度は一億一千六百三十万トンをこすと見られており、これに必要な原料炭は約九千六百万トンといわれ、全産業の昭和五十年度の原料炭需要は一億トンをこえる計算になるのであります。
しかもその効果としては、コークス比がまず低下をする、あるいは出銑量の増加があげられている。それから硫黄分の低減、コストの引き下げ、こういう効果がもうすでにデータとしてあらわれている。ただ、問題は、特選細粉ですから相当厳格なものを要求されるわけです。これをつくり出すということになりますと、そういうものを選び出して特選細粉をつくる、こういうことをしなければならぬわけですね。
これは出銑量にいたしますと大体三千八百八十万トンという数字になります。この数字で先ほど石炭局長が御説明申し上げました千二十ないし千五十万トンという国内炭の引き取りが可能であろうかというふうに考えておりますが、実はこの五千八百万トンという数字について、今後の景気の見通しによってある程度増加をする予測も現在考えられております。
大体出銑量をどのくらい今年見込まれるのか、これに伴って原料炭の需要量はどらか、そしてこの比率はどの程度に見て国内炭はどう見ているのか、こういう点について承りたいと思います。