1980-10-29 第93回国会 参議院 決算委員会 第3号
したがって、当然慎重な態度が望まれるわけでございますが、特に御承知のように、日本は微妙な立場でございまして、アジアの先進国という立場もありますし、それから繊維だけに限っても、輸出入バランスというものを考えますと、かなりの繊維の輸出の出超国になっているという問題もございます。したがって、なかなかむずかしい判断が要請されるわけでございます。
したがって、当然慎重な態度が望まれるわけでございますが、特に御承知のように、日本は微妙な立場でございまして、アジアの先進国という立場もありますし、それから繊維だけに限っても、輸出入バランスというものを考えますと、かなりの繊維の輸出の出超国になっているという問題もございます。したがって、なかなかむずかしい判断が要請されるわけでございます。
とだけでなくて、ちょうど貿易収支につきまして、総合的な多数国間の貿易というもので一国の貿易政策がきまるのと同様に、この租税条約につきましても、OECDのモデルによりまして、多数国間同じ原則に従って課税するということになりますれば、そのときそのときの二国間の経済のあり方によりまして若干の変動はあるかと思いますが、最終的には資本なり人的な技術なりの交流を通じて相互に利得することになると、そういう意味で、貿易でも、出超国
わが国が貿易関係において出超国であるフィリピン、インドネシア、ブラジルより砂糖を輸入することを貿易操作上考えているか。琉球と本条約の適用地域との関係、国内に生産されるテンサイ糖と輸入糖との価格調整等につき、熱心な質疑が行われましたが、詳細は会議録により御承知を願いたいと存じます。
逆トーマス方式で日本は買えますが、見返りで物を買えということを強く押して参ったのでありますが、この点について先方は非常に出超になっておりますから、向うとしてはストレートで決済するということが有利である、フリーポンドで好きなところから買った方がいい、これは当然出超国の立場としては理由があると思うのですが、わが方としてはやはり日本の輸出を伸ばしたいという見地で逆トーマスを主張しておるわけであります。
今申し上げましたように現在日米の貿易は、日本が大きな入超になつておりまして、昨年は約五億ドルの入超額になつておりますけれども、昔にさかのぼつてみますと、日本は、アメリカに対しては、常に出超国であつたのであります。明治の初年から昭和の初めごろまでは、ほとんど毎年日本の方が出超でございました。
世界的に貿易が縮小しようとしておるときに、世界の最大の物の消費者であるアメリカが関税を引上げて、しかも万年出超国であるアメリカが関税を引上げて、そして輸入を押えようとしております。
これはむしろ私の私見のようなことになりまするが、ヨーロッパの欧洲決済同盟の歴史を見てみましても、あれは要するに片一方に恒常的な出超国があつて、片一方には恒常的な入超国があるというような状況では、なかなかこれは困難な制度でありまして、どうしてもやはりお互に有無相通ずるというような経済機構が構成国の間にないと、長い間に立つて成功することはむずかしいのではないかということが一つ考えられます。
ブラジル等出超国に対しては貿易協定の改訂を行なつて頂きたい。次にインド、パキスタン等、東南アジア市場はポンド不安定のため契約がまとまらない。そのために輸出価格の安定を図つて頂きたい。中国よりの紡機需要に応ずるため中共貿易を許可して頂きたい。鯨油価格は一錘当り三十六ドル半というものであつたのが、最近非常に下つて来て、そのために低賃金、赤字経営を余儀なくされておる。
それから、南米地区等輸出出超国に対する輸出の関係でございますが、LCの開設が思わしくないということ、そういつた事情を十分我々承知しておりまして在外事務所を新設いたしまして四月の初めでしたか、担当の者が向うに参りまして、業界各位の後援を得て今極力その協定の改訂に努力しております。
勿論輸出に伴います為替の差損のカバーにつきましては、御承知のごとく現在為替予約の制度によりまして、一年未満の変動は予約でカバーが取れるわけでございますけれども、一年以上というような長期なものにつきましては、商業ベースでは為替の差損のカバーが取れませんので、このような制度を設けたのでございますが、それを全部に及ぼさないで、出超国からの輸入促進という点に重点をおき、政府補償の制度を設けたのでございます。
そのためには 一、繊維産業の中共市場拡大により国内設備の増錘をはかる 一、ブラジル等出超国に対しては貿易協定の改正を行う 一、印度、パキスタン等東南アジア市場はポンド不安定のため契約まとまらずそのため輸出価格の安定を図る 一、中国よりの紡機需要に応じるため中共貿易を許可すること 特にバルト法制定に関し純然たる平和産業である紡織機を禁輸品目より除外すること 一、輸出価格は一時一錘三六・五弗