1973-04-03 第71回国会 参議院 予算委員会 第16号
これは、一つは出荷誘致と申しまして、もし割引をしなければ、トラック、船その他の関係で、よその交通機関に行ってしまうものを、ある一定の限界を設けまして、その限界以上であれば割引しても荷物が来たほうが得だという、こういう一種の全くコマーシャルによる計算がございます。
これは、一つは出荷誘致と申しまして、もし割引をしなければ、トラック、船その他の関係で、よその交通機関に行ってしまうものを、ある一定の限界を設けまして、その限界以上であれば割引しても荷物が来たほうが得だという、こういう一種の全くコマーシャルによる計算がございます。
そういった中で、いま申し上げました二社がそういう状態でございますので、当初計画をいたしておりました業務に対処する精力を減らしたり、あるいはさらに出荷誘致をやりまして、当初計画よりも二、三年のズレはあろうかと思いますが、大体五十年ごろには二、三年のおくれで所期の目的が達成できるように鋭意経営者陣営が努力しておるような状態でございます。
私ども昔おりましたときに非常な不況にあって、貨物が足らない、そのために出荷誘致をする、特別な貨物をさがし出してくる、あるいは旅客輸送、そのために社会に飛び出して団体募集までした経験がございます。私は、いまの国鉄もそういう苦しい状態に当面しながら、よくやっておられる、この点はむしろ評価してしかるべきじゃないかと思います。
の経営者が見るという見方で、これを管理所という名前で呼びましたり、あるいは運輸区という名前で呼びましたり、名称はいろいろ違っておりますが、あるいは駅を統合いたしましたり、それから人件費がやはり経営費の大部分を占めておりますので、いわゆる無人駅をつくりましたり、また動力を、蒸気列車でやっておりましたものをディーゼル方式に変えたり、それから国鉄自体の努力ではなかなか至難でございますけれども、いわゆる出荷誘致
そのために、予定収入より上らぬというので、さらに団体募集をしろ、あるいは出荷誘致をやっているということでは、限られた人員ではなかなか容易でない面もあるし、置かれた環境によっても、そういう条件で違ってくるということは、非常に田乙の差が出てくる。だから、そういう平衡交付金制度というのがいいか悪いかは別にして、もう少し合理的に考えてみたらどうか、こういうふうに思います。
ただ出荷誘致というような——営業割引と申しますか、そういった面については、これは営業政策として当然考えて参らなければならぬ。
その他、貨物につきましても速達の方法を講じまして、できるだけ出荷誘致の方法を講じて、貨物を鉄道の方に持って参る努力もあわせて考えております。予定いたしました収入を何とか上回るような努力をいたしたいと思っておりますが、やはり一般の経済情勢、デフレ浸透というようなこと等を考えますと、なかなか楽観を許さない状況でございます。
御承知の通り戦争前には出荷誘致をされて、そうして盛んに通運業者あるいは荷主にハスまで与えて出荷奨励をされて、荷物を獲得せられた時代もありました。必ず近いうちにはそういう時代が来ると思います。従つて通運業者に対する国鉄の援助、助成というものは、これは決して特別なものではなくて、当然やるべきものだ。
○徳安委員 御承知のように現在では非常に荷物がたくさんありますから、別に通運業者をかわいがる必要がないかもしれませんが、かつて昔は出荷誘致などで懸命に手足に使われた時代もありますが、また今後におきましてもトラックとの競争の関係から、あるいはそう遠からずして鉄道も悲鳴を上げる時代がなきにしもあらずだと思います。
併しながらこの五億の不足を国鉄が堪えられるという筋合では、甚だ補正予算をお願いし又国鉄の裁定の際にもいろいろお話しもありましたのでございますが、これは今後国有鉄道といたしましては、できるだけ出荷誘致をし、その他旅客方面におきまして誘致等をいたしまして、これだけの穴はあけないというような一応の考え方で努力をいたさなければならない。これだけ当然收入不足になるという考え方を持つておりません。
また貨物につきましても、出荷誘致運動、増送運動などを展開すベきでありまして、ただいまにおきましても暮の出荷期を見込みまして、増送運動を展開しておる次第であります。雑収入におきまして、広告料とか、あるいは諸料金の改正とか、そういうことについても本年度においては、前年度よりも約十億程度増収を期待しておりまして、今までの実績ではほぼ計画通りに、進んでおります。