1951-10-17 第12回国会 衆議院 決算委員会 第1号
こういう問題をじつと調べてみますときには、出納というものに対する観念が、昔の官庁の出納観念というものと全然異なつて来ておる。特に戰後できた官庁等においては、ただいま選挙管理委員会で言われたように、雇員がやつております。決裁を行うのが課長の職務であつて、出納に対する責任はほとんどない。ただ批難せられた場合、事件が起きた場合だけ課長が責任を負うのだ。
こういう問題をじつと調べてみますときには、出納というものに対する観念が、昔の官庁の出納観念というものと全然異なつて来ておる。特に戰後できた官庁等においては、ただいま選挙管理委員会で言われたように、雇員がやつております。決裁を行うのが課長の職務であつて、出納に対する責任はほとんどない。ただ批難せられた場合、事件が起きた場合だけ課長が責任を負うのだ。
そういう関係で、こういうふうな誤納が起きておるので、從つて出納観念としては納めてはおるけれども、その納める年度を間違えた、そういうことが一番主なものであります。そういう関係になつておる。尚その外に細い点は大分ありますけれども、例えば出納閉鎖期に日本銀行に拂込を見ながら、出納閉鎖歩。