2021-05-12 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
対策といたしましては、発生源となる水田周辺の雑草の除草を徹底いたしまして、カメムシの発生密度を下げた上で、水田に飛んでくるカメムシが増加する出穂期の前後に農薬散布による防除を行うことが有効でございます。
対策といたしましては、発生源となる水田周辺の雑草の除草を徹底いたしまして、カメムシの発生密度を下げた上で、水田に飛んでくるカメムシが増加する出穂期の前後に農薬散布による防除を行うことが有効でございます。
ネオニコチノイド系農薬の効果についてですが、御指摘の根拠としてお示しいただきました宮城県の資料によりますれば、カメムシが多く発生している要因としましては、水稲の出穂日とカメムシの発生最盛期との間隔が近くなった場合、あるいは水田内の雑草がカメムシを誘引すること、こういったことが挙げられておりますが、水田の天敵昆虫が減少するといったことについては言及をされてございません。
今、玄米化した場合は主食用だけれども、もみ米の場合は、出穂期以降、そのまま食べさせるので、一切散布をしてはいけないというルール、そこは承知しておりますけれども、そういった事態が生じておりますので、もみ米についても農薬がどんなものがあるかということを今調査しているところでございまして、その調査した結果、適当な農薬がありましたら、それを使用するというような形で解決をしてまいりたいと思っております。
しかしながら、もみで給与する場合は、これは出穂期以降の農薬散布を認めておりません。したがって、ウンカが大量発生などしますと、大変な被害をこうむることになります。また、農薬を散布しなくても、周囲の主食用の品種への散布によりまして、またこれが、例えばドリフトして残留して、影響を受けるわけであります。
畦畔が崩されたところは水がたまりませんので、出穂間近の稲が、もう本当に大被害で、このまま水がたまらなければ全滅だみたいな状態。共済の世話になるしかないのかというぐらいの瀬戸際になってしまう。
例えば出穂期以降の肥料不足が原因とか、そういうものもございます。よく分析をしていかなければいけません。
そのときに、やはり出穂期の気温が高かったというのが一つの理由じゃないかと言われておりますけれども、このところ米の品質低下が著しいですし、また、気温が上がったことによって、カメムシの発生とかで農作物の被害が物すごく大きいというふうに承知しています。
そのことは農業生産にも深刻な影響を及ぼすと予測されておりますけれども、実はもう既に温暖化の傾向というのは現れているわけでありまして、日本でも、被害の形としていいますと、お米、水稲については出穂後の高温、登熟による白未熟粒や胴割れ病が発生をしていると、九州地域ですけど。それから、ミカンについては、皮と果肉というものが分離する浮き皮症というのが見られております。
○山田政府参考人 今お問い合わせがございました、要するに、カメムシによる着色粒の発生をどうやって防止するかということについてですけれども、これにつきましては、いろいろな方、有機農業をやっておられる方々にお聞きをして状況を我々も把握しているところですけれども、特に、カメムシが発生をする時期との関係で見て、水田にカメムシが入るような時期に出穂期を迎えないように田植えの時期をずらしますとか、あるいはカメムシ
地元では、十年前の経験を生かし、耐冷性品種の作付をふやしたり、あるいは出穂前の低温の影響を抑えるために水田の水を深目にとる深水管理なども行われたとお聞きをいたしました。病害虫の発生対策やきめ細かな水の管理ができなかったこと、土づくりの不十分さなどが指摘をされました。
またしかし、場所によりましては田植が五月の月末になったと、こういう点での違いがございまして、いわゆる出穂期と低温の時期が重なって冷害となるリスクと、これが高まっていくわけでもございます。そういう面での問題。 あるいはまた、冷害に強い健全な稲作生産と。そういう面におきましては、やはり堆肥の施用と、これが重要なことでありまして、その土作り対策が必要なことではなかろうかと、こう思っております。
もう一つは、気候条件等で、ちょうど出穂期にどういう気候条件があるかと、当たるか。わずかな二、三日であってもこれが作況に大きく影響するということもある。あるいは、国として効率的な農業経営を図るということで共同利用施設の導入なども行っている。これとて、本来は晴天率だとかいろんなことを含めて規模算定の要件があるわけですよ、これ、共同利用施設を入れるにしても。
例えば、石灰質の資材の散布だとか、稲の穂が出る出穂期、そのころに湛水状態にして土壌を還元状態にするとか、そういうことによってかなり大幅にカドミウムの吸収が抑制されるということがございまして、そういうものを、取りあえずそういう出たところについてはそういう技術で対策を講じているというのが現状でございます。
○漆原委員 この笹神村とかあるいは福島県の大信村とか西郷村は、河川の決壊によって出穂期や登熟期を迎えた水田が土砂に埋まっております。水田一面が土石や無数の流木で覆われているという無残な状態でございます。私は、このままでは来年の稲の作付は不可能だろう、こう思っておりますが、この荒廃した農地の早期復旧に対して何か特段の措置を講じることはできないのか、お伺いしたいと思います。
村内の折居川の堤防が数カ所にわたって決壊をしまして、ちょうど出穂期を迎えた水田が全部冠水、浸水して壊滅的な被害を受けております。
出穂がおくれたりあるいは穂が死んでしまったりということがございまして、ケースによりかなりぶれがございますが、二割程度の減収でおさまった場合もございますが、最大七割程度の減収になったという場合もございます。 それから次に、穂が出て花が咲きます出穂期というのがございます。この場合には、受精不良ということになりまして、大体二割程度の減収ということが多いようでございます。
私どもの方ではコシヒカリとかササニシキとか、いわゆる優良銘柄米が栽培されておったわけでありますけれども、出穂の時期というのは八月の十日ごろでありますから、生理機作のその対処の状況からいうと約二十五日前の時点で幼穂形成期に入ります。
作況につきましては、八月十五日現在、九月十五日現在、十月十五日ということでやるわけでございますけれども、ことしは作況は三週間ぐらいおくれていまして、八月十五日現在の作況の段階は出穂しないような状況で、株の張りぐあいでありますとか丈の長さとか、そういうことで、以後の天候が正常に推移するという前提でやったものでございます。
九月十五日現在の北海道における水稲の作柄概況でありますが、低温障害と日照不足から受精障害による不稔もみの激発と出穂期の大幅なおくれによる登熟期間の積算温度不足等が見込まれることから、作況指数は四六で、「著しい不良」となっており、作況指数としては戦後最悪になるものと見込まれております。
そのため、東北全域にわたり出穂が十日から十七日おくれるなど稲の生育が大幅に遅延しました。また、幼穂がつくられる七月中旬から下旬と花粉がつくられる七月下旬から八月上旬がちょうど低温期になったこと、開花期が暴雨天になったことから、稔実が極めて悪化し、さらにこれに加えて、多雨と日照不足など異常気象により、いもち病も多発しました。
まず、稲作についてでありますが、特に七月中旬から八月下旬にかけての著しい低温により、受精障害による不稔もみが激発するとともに、出穂期の大幅な遅れに伴う登熟不良にも見舞われております。 九月十五日現在の作況指数は、四六と著しい不良となっており、道の調査によればその被害額は約一千百五十億円を超えるという、戦後最悪の実態となっております。
このため、出穂は大幅に遅れ、いもち病も全県的な発生を見たほか、不稔や登熟不良など、九月十五日現在の作況指数は「著しい不良」の八三となったのであります。これは、作柄調査を始めて以来最抵の指数であり、地域的には、特に、県北、山間地域が厳しい事態となっております。 次に、現地調査に参りました市町村での被害状況について申し上げます。
地元の人から、まあこの稲を東京の人に見てもらってくれということで持ってまいったのでありますが、これは湯沢町の高いところ、芝原地区というところの稲でございますが、出穂期あるいは開花期に冷害にやられまして、全く登熟の見込みのない稲でございます。それから、これは塩沢町の蟹原地区というところでありますが、これまた、冷害に台風の被害が加わりまして、このように黒ずんで、変色をいたしております。
○嶌田説明員 本年の北海道におきます水稲の状況でございますが、今先生言われましたように、八月前半の穂ばらみ期から出穂期にかけましての低温によります不稔もみの発生、それから九月上旬以降の登熟期の低温、日照不足というようなことがございまして、作況指数は九〇の著しい不良ということが、これは十月十五日現在でございますが、見込まれております。
特に、稲作については普通、栽培生産努力をして生育を早めて、寒冷地では早いうちに出穂させて、そして耕作をから得ようという生産者の努力目標が、ことしは七月の冷害と八月初旬の冷害で皮付にもそういう努力のおくれた農家がやや救われた。生産努力して生産を早めた農家ほど被害が大きかった。極めて皮肉、非情なことしの天候であったわけであります。