2018-12-06 第197回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
本年十一月九日十二時四十分頃、JR北海道千歳線の新札幌駅構内におきまして、下り線の出発信号機が線路内に倒壊しまして、上り線の列車が約十五メートル手前に停止したというインシデントが発生いたしました。 運輸安全委員会では、本事案を重大インシデントと認定いたしまして、発生の翌日、十一月の十日、鉄道事故調査官二名を現地に派遣して調査を開始したところでございます。
本年十一月九日十二時四十分頃、JR北海道千歳線の新札幌駅構内におきまして、下り線の出発信号機が線路内に倒壊しまして、上り線の列車が約十五メートル手前に停止したというインシデントが発生いたしました。 運輸安全委員会では、本事案を重大インシデントと認定いたしまして、発生の翌日、十一月の十日、鉄道事故調査官二名を現地に派遣して調査を開始したところでございます。
ところが、その直後、十九時四十二分に、出発信号機が進行信号に変わるわけです。要するに、運行せよという指示がおりて、「スーパーはくと」は大阪駅を出ているんです。 まだあるんです。走行中の「スーパーはくと」の運転士に対して、指令所から、事故現場にはけが人がいるかもしれないので十分注意して運転するようにという伝達をしていたんです、無線で。この伝達中にはねているわけです。
すなわち、なぜ誤出発検知装置が機能して、小野谷信号場の下り出発信号機は赤にならなかったのかという疑問に対して、県警の捜査本部筋の情報として登場してきたのが、上り列車が信楽駅を出発する前に、JR下り列車は小野谷信号場を青で通過していたのではないかという仮説であった。 ということであります。中略になりますが、 この記事はのちに判明した事実に照らすと、誤報とはいわないが虚報であった。
これを具体的に申しますと、信楽駅の出発信号が当日、赤のままで青にならなかったわけでありますけれども、その場合ですと、本来であれば赤であるにもかかわらず出発するためには、例えば係員を次の小野谷の方へ派遣して、その間にほかの列車がいないことを確認した上で列車を出発させるということが当然のルールになっておるわけでございますが、これを全く無視してそのまま列車を出発させてしまったというところに原因があるというふうに
若干具体的に申しますと、信楽駅の出発信号機が赤信号であったという場合に、これは本来でございますと、そこで赤信号でなおかつ、故障だと 思って出発をしたわけでありますが、故障であるとするならば、係員をまず前の方の駅に派遣をいたしまして、安全を十分確認した上で列車を走らせるというのが決められたルールでございますが、今回はそのような手続が踏まれないままに、赤信号のままで出発をしたということで、その基本ルール
○秦野政府委員 御指摘の事故は平成四年八月四日でございますが、列車の運転手が出発信号機の青を確認しないままに運転を開始したわけでございます。そのために安全側線に列車が入りまして、その前にありました砂利の盛りに乗り上げまして先頭車両が脱線したということでございます。
○常松委員 伝えられるところによりますと、この事故の直接の引き金になった信楽駅の出発信号機が進行を現示できなかったことに端を発した事故ですけれども、これは当日JR西日本の亀山CTCにおいて方向優先てこが引かれていたことによるという指摘もされているわけです。 したがって、私はJR西日本の責任は極めて重大だと思いますし、特にお亡くなりになられた方々は全部JR西日本のお客さんなわけです。
また、今回の事故で、今御指摘にもありましたように、出発信号機が青にならなかったことなど、信号機が正常に作動しなかった疑いもある。そういうことから、学識経験者から成ります信号保安システムの調査検討会を設置いたしまして、そのシステムの作動状況等の調査検討を現地調査も含めまして行っております。
また、信楽駅の出発信号は、事故以前にも赤信号のまま変わらなかったということが報じられていますが、一体こういうことがあったのかどうか、これが二問。
調査の内容といたしましては、日ごろの運転関係従事員の教育訓練の状況、列車運行の指揮命令系統や業務分担、安全に対する職員の意識、施設、車両の保守状況等一般的な事項、それから事故当日の要員配置とその行動、さらには出発信号の現示、事故列車の出発までの処置、特に代用閉塞方式を施行した模様でございまして、その施行の際の手続きの実施状況、それから列車の出発時刻、運転状況、信号保安システムの状況等、事故発生に至る
本件事故につきましては、これまでの捜査によりまして、事故当時、信楽高原鉄道列車は信楽駅の出発信号が赤から青にならないために手信号による代用運行で出発したこと、一方、JR列車は、このような場合には本来小野谷信号場の出発信号が赤を現示し、停止すべきところ、青であったためそのまま進行したこと等が判明しているところであります。
それで、先生おっしゃったように、一般的な運行管理責任、それから一般的な運転に関する指揮権といいましょうか、こういうものはあくまでも信楽鉄道側にあるわけでございますが、その信楽鉄道側で個別具体的な信号の操作の一部を、今現にほかに貴生川のJR側から出発する駅の出発信号はJR側に委託をしているわけです、この操作は。
本件事故につきましては、これまでの捜査によりまして、事故当時、信楽高原鉄道列車は、信楽駅の出発信号が赤から青にならないため手信号による代用運行で出発したこと、一方、JR列車は、このような場合、本来小野谷信号場の出発信号が赤を現示し停止すべきところを、青であったためそのまま進行したということが判明しており孝す。
本来この優先てこというのは、今局長から御答弁あったように、小野谷信号所の出発信号に対しまして、下りのJR列車が通過するのに赤信号を出すのが目的であると伺っているのですけれども、これがいわゆる信楽駅の出発信号の赤に作動してそれが固定されたのではないか、こういったことを言われているわけでございますけれども、この辺の確認は、検証の段階で警察としてどうですか、あったかどうかお答えいただきたいと思います。
JRが信楽高原鉄道に乗り入れするに当たって、JR側が列車を優先運行するためにつけた方向優先でこという装置が信楽駅の出発信号を赤にしたという疑問が出されてきていると思います。これは大変重大な問題でございます。 JRが方向優先でこを設置するとすると事前届け出が必要だと思うのでございますが、JRから。いつ届け出がございましたでしょうか。
時間がもうございませんので、この事故当日に、JR側の亀山にCTCのセンターがあるわけでありますが、ここに優先てこが引かれており、それが信楽駅の出発信号に影響を及ぼしたのではないだろうかというようなことが、今一部の報道で出ておるわけでございます。運輸省は、関西線の亀山のCTCの優先でこが信楽鉄道側の信号システムに影響を及ぼすということを事故前に知っていたのかどうか、お伺いをしたいと思います。
これまでの捜査により、事故当時、信楽高原鉄道列車は、信楽駅の出発信号が赤から青にならないため手信号による代用運行で出発したこと、一方JR列車は、このような場合、本来小野谷信号所の出発信号が赤を現示し停止すべきところ、青であったためそのまま進行したことが判明しております。
先生ただいま御指摘のとおり、四月の八日と十二日に貴生川駅の方の出発信号機が青にならないという故障があったということでございまして、これにつきまして、一件は大幅な遅延、それからまたもう一件につきましては運休という事実がございます。これら二件につきましては、当然事故報告規則に基づきまして運輸局長に届け出が必要でございますが、信楽高原鉄道からの届け出はなされておりませんでした。
また、さらには、列車が自動列車停止装置を解除して進んだような場合にも自動的にこの列車を検知する誤出発検知装置が働きまして、相対する駅の出発信号機を赤にするシステムになっております。
先ほど、写真の中でも見させていただきましたが、小野谷信号場の上り下りの各出発信号機の下部に黄色回転灯が設置されてあるわけでありますけれども、この黄色回転灯は、信楽駅の信号制御盤上のスイッチを入れることによりまして点灯することとなっております。
今、御指摘のございました事故時におきますところの小野谷信号場の出発信号機の作動状態につきましては、JRの運転士さんは青であったとJRの関係者に対して話していると聞いておりますけれども、確かに青であったかどうかにつきまして、まだ確認はできておりません。
まず、事故概要につきましては、信楽高原鉄道株式会社からの説明によりますと、信楽高原鉄道 の上り列車五三四Dは、信楽駅の出発信号機に進行信号が出なかったため、定刻より十一分おくれて十時二十五分同駅を手信号により出発しました。
しかしながら、今回の事故の場合におきましては、信楽駅におきますところの出発信号機の故障等による代用閉塞方式の実施に関しまして、保安監査の結果によりますと、ルールどおりに実施されていない可能性があるように思われます。
まず、事故概要につきましては、信楽高原鉄道株式会社からの説明によりますと、信楽高原鉄道の上り列車五三四Dは、信楽駅の出発信号機に進行信号が出なかったため、定刻より十一分おくれて十時二十五分同駅を手信号により出発しました。
今先生御指摘の信号の問題でございますが、信楽高原鉄道の信号につきましては、特殊自動閉塞式ということでこの平成三年三月十六日から使用を開始されておりますけれども、その後、四月二十日からの直通の乗り入れのための訓練期間中におきまして、貴生川駅の出発信号機の故障が、今御指摘がございましたけれども、二件発生したとの情報を事故後実施した保安監査によりまして我々JR西日本から入手をいたしております。
今先生御指摘ございました信号機の問題でありますけれども、事故時におきますところの信号機の作動状況につきましては、信楽駅を列車が出発したにもかかわらず、なぜ小野谷信号場の出発信号がJRの運転士さんが言うように青になったのか、先生今御指摘ございましたが不可解な点がございます。
それで先の方の信号は、正常であるならば、今先生御指摘の小野谷からこちらの信楽の方に来る列車に対する小野谷の出発信号というのがございますけれども、今青とか赤とかいろいろ言われておりますが、それが普通ならば、正常であるならばこれは赤にならなければいけないわけでありますか、今回はちょっといろんな状況で今のところはっきりしてございませんが、そういうように代用閉塞をとると同時に信号のシステムにおいても安全対策
○穐山篤君 今、私ここに一通の指導文書を持っているわけですが、最近、運転の責任者に対しまして、例えば「ATSの取扱いにおける、「確認扱い」、「場内及び閉そく信号機の停止信号に対するATSロングの警報の表示があった場合」、「出発信号機の通過列車に対するATSロング鳴動時のチャイムの扱い」」というふうなものが指導文書として流れ、これで徹底をしているというふうなお話を聞くわけですが、そうなりますと、前に出
それから上りの列車は、この事故の発生と同時に停電をいたしましたので、岩本駅の出発信号機が赤になってそこで止まっております。そこで併発事故が避けられたわけでございます。 負傷の程度——お客様は、重傷の方がここに書いてあります三名の方でございまして、一番後の松田さんが先ほど申し上げましたように亡くなったわけでございます。職員が電車運転士と車掌の二名でございます。
これに対向して向かってくる上り列車は、岩本駅で出発信号が赤になっていたためにとまって、事なきを得ております。 負傷の程度は、ここに書いてありますように、三名の方が重傷でございまして、一人は亡くなったわけでございます。そのほか、職員は運転士と車掌がけがをしております。
たとえば鳥飼事故では、開通状態になっていないポイント向かって回送車が走りだしたわけですけれども、この場合、出発信号の七〇信号がなぜ出たのかという具体的な事実について、調査報告書はこう言っているのです。「このように本線側にポイントが開通している場合には連動回路により三〇信号しか出ない仕組みになっている。