1968-04-16 第58回国会 参議院 文教委員会 第9号
つまり、教育界においては、出産者総数の約四分の一が育児のために年々退職しております。 こうした実情は、考慮されるべき幾多の問題があるように思われます。
つまり、教育界においては、出産者総数の約四分の一が育児のために年々退職しております。 こうした実情は、考慮されるべき幾多の問題があるように思われます。
これは私どもの調査でも正確な端数までは出ておりませんけれども、大体いま斎藤局長からお答え申し上げたような数字と、多少は違うようでありますが、傾向的にはほぼ同じような傾向をたどっておると思うのでありますが、その中で、育児のために退職をしなければならない者はどれだけあるのか、こういうことが問題であろうと思いますが、退職者の私どもの調査の結果は、私ども提案理由の説明でも御説明申し上げましたように、おそらく出産者総数
つまり、教育界においては出産者総数の約四分の一が育児のために年々退職しております。こうした実情は、考慮されるべき幾多の問題があるように思われます。その第一は、今後一そう乳幼児をかかえる女子教員が増加する傾向にあるものの、保育のためにやむなく退職する人々が多いということは、熟練度も高く、人間的にも成熟した女子教員を失うことであり、教育上の損失が大きく、国の教育投資の効果を減殺することになります。