2010-09-08 第175回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
母子手帳を持たないで出産直前に医療機関に駆け込む飛び込み出産や、住所不定の妊婦、こういうリスクを持っている母親に対してどうしていくのか。医療機関と市町村、両方のソーシャルワーカーが連携をして、支援施設の入所や、公営住宅のあっせんをしたり、生活保護を支給する、こういうふうな適切なフォローが今求められているというふうにも思っております。
母子手帳を持たないで出産直前に医療機関に駆け込む飛び込み出産や、住所不定の妊婦、こういうリスクを持っている母親に対してどうしていくのか。医療機関と市町村、両方のソーシャルワーカーが連携をして、支援施設の入所や、公営住宅のあっせんをしたり、生活保護を支給する、こういうふうな適切なフォローが今求められているというふうにも思っております。
出産直前までこれ手錠をしている、これは極めて問題です。産婦人科に聞いても、私も実は出産の経験があるのですが、寝返りを打ったり歩き回ったり腰をさすってもらったり、耐えて子供を産むわけで、そのときにやっぱり手錠をしているというのは精神的にも肉体的にも非常にハンディだというふうに思います。 法務省はこのような運用を是非改めていただきたいと思いますが、いかがですか。
東京新聞に「出産直前まで手錠」という記事が出ました。これは妊娠、被拘禁者、被疑者、被告人の段階で妊娠していて、出産直前まで手錠をされていた。諸外国では出産のときに手錠をする例などはありません。直前には外したようですが、非常にやはり人道上問題がある。産婦人科と相談しましたら、やはりそれは拷問に近いんじゃないかという意見も聞かれました。
それから、アメリカの場合は、実は大変、個人の責任ですべてを律するという国でございますので、日本のように出産の前後に休暇制度が法定されていたりというようなこともないという状況であるがゆえに、出産直前、それから直後に働くという、ある意味では日本の方が恵まれた状況であるかとは思います。
この中でも、多くの業者婦人が出産直前まで働いて、そして病気になっても休めないという状態がリアルに浮き彫りになった、こういう調査がございます。 それで、なぜ出産ぎりぎりまで働かなければならないのか。
だから、出産直前まで働いているというのが当時の教師のこれ宿命だったわけです。休んでいる間はどうなったかといいますと、たまたま私の場合はかわりの先生を校長が入れてくださった。でも、あなたの月給の中からそのかわりの先生の分引いてあげますよと言って差し引いた分だけ持ってくるわけですね。そうして産後の休みは三週間ですよ、出てきなさいというあいさつがある。
先般この栃木に法務委員の方々がおいでになりましたときに、ちょうど出産直前の婦人が入って参りました。病院の方に送って、そしてこの規定によって病院移送してそこで産ませようという配慮で実は病院の方にも交渉いたしたのでございます。ところが病院の方から、ちょっと病室の関係もあるし、まだ二日くらいは大丈夫だからその上で病院の方へ送ってほしいということであった。