1964-02-25 第46回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第7号
最近の海外各国における硫黄の国内価格、それが大体九千円弱から一万円弱、少なくとも一万円弱で国内の出産業者に対して売られておる。ただしイタリアとインドは、少し例外であります。これに引きかえまして、日本におきましては、いろいろと合理化の努力を願っておるわけであります。現時点におきましても、コストは大体二万円であるということでありまして、コストだけから申しますと、外国の二倍であるということであります。
最近の海外各国における硫黄の国内価格、それが大体九千円弱から一万円弱、少なくとも一万円弱で国内の出産業者に対して売られておる。ただしイタリアとインドは、少し例外であります。これに引きかえまして、日本におきましては、いろいろと合理化の努力を願っておるわけであります。現時点におきましても、コストは大体二万円であるということでありまして、コストだけから申しますと、外国の二倍であるということであります。
輸出業者と出産業者とは、それぞれ別個の歴史と分野をもって発達してきたものであります。この点について特に御留意を願いたいと存じます。 先に述べましたように、綿糸布の輸出市場が全世界にわたり開発開拓され、現在世界第一位の輸出国の地位を占めておるものでありまして、このような輸出業者の多年にわたる苦難に満ちたいわゆるマーケッティングの努力の結晶でもあると言えるのであります。
こういう奥地の出産業者に対しては、特別会計廃止後においても、一般会計部面においてこれに助成をするというようなことは考えられておるか、またあるとすれば具体的にその方法、見通しというものを伺つておきたい。