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12件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2018-04-17 第196回国会 衆議院 環境委員会 第5号

中川国務大臣 ノーモア・ミナマタ訴訟において裁判所が示した和解所見をもとに、訴訟しなかった団体との協議も踏まえて、水俣病特措法対象地域出生年が定められたものでございます。  対象地域外の方や昭和四十四年以降に生まれた方でも、暴露可能性確認されれば救済対象とするということにしたわけでありまして、これは関係県において丁寧に審査されたものというように承知いたしております。  

中川雅治

2017-03-22 第193回国会 参議院 環境委員会 第4号

理事高橋克法君退席、委員長着席〕  もう一つ、問題はこの地域線引きだけじゃなくて、出生年による線引きの問題もあります。これも民間医師団による一万人調査によると、対象外とした一九六九年十二月以降生まれの人でも、対象地域内外関係なく汚染地域であれば八割から九割近くの人に両手足の触覚や痛覚の鈍い症状が見られるということが明らかにされました。  

市田忠義

2017-03-22 第193回国会 参議院 環境委員会 第4号

無理だと思って申請しない人もたくさんいると、出生年で区切られているから。それでもやむにやまれず手を挙げたというような人が四百六十六人いたわけです。出生年線引きされている人の間にも被害が広がっているということのこれは私は何よりの証明で、事実、考え方ではなくて事実だと思うんですね。  非該当となった被害者の一人に私聞いてきました。これは先月の十四日、十五日に水俣に行ってきました。今月ですね。

市田忠義

2017-03-22 第193回国会 参議院 環境委員会 第4号

市田忠義君 この対象地域外とか出生年の期限から後に生まれた人が申請する際には客観的な材料を持ってこいと、当時のへその緒とかあるいは毛髪とか、あるいは当時魚介類を多食した証明を持ってこいと。そんな、四十年、五十年前に魚を買った領収書を置いておく人がどこにいますか。非常に厳しいんですよ、対象地域外とされている人や出生年の遅い人は。

市田忠義

2016-05-10 第190回国会 参議院 環境委員会 第8号

国務大臣丸川珠代君) 特措法対象地域、また出生年については、ノーモア・ミナマタ訴訟において裁判所が示した和解所見基本に、訴訟しなかった患者団体との協議も踏まえて定められたものでございます。  対象地域外の方や昭和四十一年以降に生まれた方でも暴露可能性確認をされれば救済対象とすることとされており、県において丁寧に審査をされているものと承知をしております。

丸川珠代

2014-04-10 第186回国会 参議院 環境委員会 第4号

私、出生年による差別もひどいと思うんです。  さきの委員会でも指摘した水俣市にお住まいの一九七〇年生まれ松岡奈緒美さん、四十三歳の方ですが、水俣病特有症状があって、へその緒も〇・三七一ppm、これは非汚染地域へその緒平均水銀値を大きく上回っていると。にもかかわらず、申請して一か月後には、この方はヒアリングも公的検診も一切なしに非該当通知が来たと。  

市田忠義

2014-03-13 第186回国会 参議院 環境委員会 第2号

出生年地域やその他で線引きして、挙げ句の果ては新しい環境省の通知で見直す必要ないと。何が最高裁の判決踏まえてかと、よくも私は言えたものだと思うんですよ。  それで、もう時間が余りありませんから、あと確認幾つかして終わりたいと思うんですけれども、一九七一年の事務次官通知、これは事務方で結構です、このときは有機水銀の影響が否定できない場合は認定と、そう規定されている、これは間違いありませんね。

市田忠義

2014-03-13 第186回国会 参議院 環境委員会 第2号

次に、出生年についてお聞きしたいと思います。  出生年についてはこう書かれているんですね、遅くとも一九六九年以降は水俣病が発生するほどの水銀汚染はないと。これも九一年中公審答申を踏まえたものでありますが、しかし現実にどうかといいますと、一九七〇年以降に生まれた人で水俣病特有症状を有して高い水銀値が認められている人がかなりいるんです。  私、現地でお会いしてきました。

市田忠義

2013-06-11 第183回国会 参議院 環境委員会 第10号

特に、水俣湾の魚の行商人から買って食べた熊本県芦北町黒岩や天草市新和町の対象地域外住民の切実な生の声を取り上げて、地域外でも受診者の九割を超える住民水俣病特有症状確認されているという事実も示して、地域出生年によって被害者を選別、差別すると、こういう線引きはやめるべきではないかと主張しました。

市田忠義

2012-07-26 第180回国会 参議院 環境委員会 第9号

しかし、最近の調査結果は、やっぱり地域出生年による線引きが事実上破綻していることを示しておるじゃないかと。対象地域の内と外、対象年齢の内と外では申請手続には大きな違いがあるんです。  以前にも言いました。対象地域外だと、四十年、五十年前に有機水銀を含んだ魚を多食したという証明書がなかったら駄目なんですよ。どこの世界に魚屋さんが領収書を出すかと。

市田忠義

2012-07-26 第180回国会 参議院 環境委員会 第9号

もう一つ出生年で区切っている問題でいうと、一九六九年十二月以降に生まれた人は、幾ら水俣病症状があっても、母親の毛髪へその緒、これを自分で用意して提出しなければならないんですよ。そんなことをできる人がどこにいるかと。私、改めて、こういう地域指定出生年による線引き、区別をやめるよう求めておきたいと。あたう限りの救済どころか、切捨てそのものだと。  

市田忠義

2012-07-26 第180回国会 参議院 環境委員会 第9号

大体、水俣病被害地域出生年線引きして決めるというのは余りにも無理があると、大臣、そう思いませんか。これ、ほとんど政府方針正面から批判しないような大きな巨大紙の社説まで、生まれた年と地域で選別するというのはちょっと無理があると、ひどいじゃないかという指摘をしているのは、これ、正面から私、受け止めるべきだと思うんですよね。いかがですか。

市田忠義

2012-03-22 第180回国会 参議院 環境委員会 第2号

ただ、特措法というこの議論の経緯の中であたう限りの救済一つの条件として、出生年も含めて、これまでここがあたう限りの救済の範囲だということで政府としての見解を示してきたというふうに承知をしております。  したがいまして、この判断基準に基づいてできる限りのしっかりとした対応をしていくということで臨んでまいります。

細野豪志

2010-03-23 第174回国会 衆議院 環境委員会 第2号

ただ、対象地域出生年の制限が一定程度緩和されたとはいえ、すべての被害者救済という立場に立てば、被害者実態、実情に見合った基準が必要であるというふうに思います。そういうことを考えますと、やはり不知火海沿岸住民健康調査の実施がどうしても不可欠ではないかというふうに思っております。  

中島隆利

2010-03-16 第174回国会 参議院 環境委員会 第2号

そこで、私、大臣にお聞きしたいんですけれども、これまで行政が本来やるべき調査を十分にやらずに対象地域出生年などを限定するようなやり方はやめて、検診などによって被害が分かれば随時対象地域にすると、対象に追加できるような実態に合った対応ができるようにするべきだと思いますが、いかがでしょう。

市田忠義

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