2009-11-25 第173回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号 この家族給付というのは、一九三〇年代からフランスに導入された歴史のある制度でございまして、出生奨励機能と所得保障機能を併せ持ち、労働者、自営業者の別なく、国民全体一元化された制度として運営されているという点が大きな特徴です。 次に、料率の推移ということで注目されるのは、この一九九七年から九八年の動きでございます。特に医療保険の労働者の保険料率は五・五%から〇・七五%に大きく減少しております。 加藤智章