1995-12-01 第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第7号
例えば、一九七〇年五月、池田大作氏は、あの言論出版妨害事件がありまして、その反省を示しつつ、政治進出は宗門、学会の事業とは無関係であり、創価学会と公明党を分離していく、こういうふうに述べられました。これはもう皆さんよく御存じのとおりですよ。
例えば、一九七〇年五月、池田大作氏は、あの言論出版妨害事件がありまして、その反省を示しつつ、政治進出は宗門、学会の事業とは無関係であり、創価学会と公明党を分離していく、こういうふうに述べられました。これはもう皆さんよく御存じのとおりですよ。
また、矢野氏は、回想録「二重権力 闇の流れ」の中で、六九年の言論出版妨害事件が起こったときに、私と竹入とで当時自民党幹事長田中氏に調停を頼みに行ったと、こう書いて、政権党の力をかりて言論抑圧をしようという、こういうこともあったというんですね。
そこで、その後出版妨害事件を起こしまして、それが非常に問題になったときに、池田大作氏は、政教分離、今後は大事にも介入しない、組織も別だということを言われたということもこの間申しました。それが守られたかというと、これは必ずしも守られていないのですね。 ここに持ってまいりましたが、九三年ですから二年前です。
外務員が鉄砲だまで仲買い人に三千万円の損害を与えた問題があり、北海道上富良野農協の経理課長の公金横領事件が勃発をいたし、北洋相互銀行札幌南六条支店の支店長がこの商品取引に関連して自殺をいたし、また出版妨害事件等、実に国会が終了してからも、枚挙にいとまがないほど問題が続出をしておるわけであります。
これは公明党の皆さんも含めて、私は、今度の言論・出版妨害事件に関連いたしまして、再びかかることの起こらないようにぜひ法の改正のために御協力をいただくような提案もしたいと考えております。当時、昭和三十一年でありますけれども、立正佼成会の庭野という会長が当委員会に参考人として呼ばれました。
○松本(善)委員 法務大臣にお伺いしたいのでありますが、この言論・出版妨害事件問題というのは、総理大臣も国会で言われましたが、民主主義の基本をなすもの、国政の上で最大の配慮を払わなければならないものである。
田中君は、予算委員会で出版妨害事件が論議されたことを非難されたものと思いますが、そうであれば、私は賛成できません。公明党・創価学会による出版妨害問題は、わが党と社会、民社両党による追及によって余すところなく明らかとなり、世論は、あげてそのファッショ的な行動に憤激しております。
——先ほどの刑事局長の答弁でおわかりと思いますが、この出版妨害事件の経過では業務妨害に当たる場合もある、あるいは強要、あるいは脅迫というようなことに当たる場合もある、もちろん、こういう抽象的な答弁でありますが、警察といたしましては、犯罪ありと思量するならば動かなければならない立場にあるわけであります。それについての警察庁の立場、考え方といままでの態度、これについて伺いたいと思います。
○松本(善)委員 まあきのうよりは一歩前進をした答弁になったようでありますが、そうとするならば、いま新聞でほとんど毎日のようにこの出版妨害事件というものが報道されておる。週刊誌でもこのごろこれが扱われた週刊誌は飛ぶように売れるということであります。いかに国民がこの問題について関心を持っておるかということについての何よりの証拠だと思うわけであります。
私は、法務大臣が法務省の中で、言論・出版妨害事件について、いやしくも人権侵犯事件があるとか、あるいは犯罪があるというふうに考えられる場合には、これは断固としてやるべきだということを訓示をされますだけでもずいぶん変わると思う。これは間違っているならばとことんまでやるんだ、この決意を法務大臣が明らかにされるだけでも、私はたいへんな変わりがあると思う。そういうことをおやりになるお考えはないでしょうか。
したがって捜査当局や人権擁護局は、出版妨害事件についても、犯罪もしくは人権侵犯事件があると考えられる場合は、告訴、告発のいかんにかかわらず、また国会で論議をされているといなとにかかわらず、国民の知る権利を擁護するという立場から、捜査もしくは調査をすべきであるというふうに考えますけれども、法務大臣の所見を伺いたいと思います。
○松本(善)分科員 それでは、具体的なことをお聞きしたいのでありますが、この出版妨害事件につきましては、全国の書籍小売り店の大部分を占める八千百二十五の業者を組織しております日本出版物小売業組合全国連合会も、業界人として黙視することができないということを決議をしております。
○松本(善)分科員 最後に、刑事局長に伺いたいのでございますが、この出版妨害事件については、場合によっては威力業務妨害あるいは場合によっては強要、強制あるいは独禁法違反というようなことも言われております。
この問題について、冒頭私は、報道の自由と裁判の真実追求との調和点をどこに求めるかという問題を提起いたしましたけれども、いわゆる当委員会において問題になりましたところの言論・出版妨害事件なるものは、料亭が出てくる、金で本を買収しようという問題が出てくる、したとかしないとかという問題が出てくる。
○谷口委員 ただいま中谷委員から公明党・創価学会の出版妨害事件の問題につきまして重ねて論議がございました。この問題は、いまではもう国会の内外の重大問題として国会においてぜひとも明らかにしなければならない問題になっております。
そこでお尋ねをいたしたいのは、人権擁護局としては、法務省としては、現在これほど世論の集中的な論議を呼んでおる言論・出版妨害事件について情報の収集をしておられるかどうか、この点についてお答えいただきたい。
しかし、それを機会に、出版妨害事件ということが大きくクローズアップされています。国民は、この問題について一つの疑惑を持っている。と同時に、出版の自由とは何かという論争が起こるべきものである。いままでわが国はやったことがないんだ。