1988-03-25 第112回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
次に、緑川支川の加勢川は、加藤清政公以来、左岸は無堤防のまま放置されており、出水ごとに地元嘉島町一帯は水浸しになり、町の開発も思うようにならない状態であり、加勢川のショートカットによる抜本的な改修事業の促進が緊急の課題となっております。地元嘉島町長から地元としては用地買収等に協力しており、改修事業費の大幅な増額をお願いしたいとの強い要望がありました。
次に、緑川支川の加勢川は、加藤清政公以来、左岸は無堤防のまま放置されており、出水ごとに地元嘉島町一帯は水浸しになり、町の開発も思うようにならない状態であり、加勢川のショートカットによる抜本的な改修事業の促進が緊急の課題となっております。地元嘉島町長から地元としては用地買収等に協力しており、改修事業費の大幅な増額をお願いしたいとの強い要望がありました。
また、豪雨が多いというようなことで山地崩壊も多いわけでございまして、出水ごとに多量の土砂が河川に入ってきております。したがいまして、ある程度ダム貯水池に堆砂が生じるのはやむを得ないと私ども考えております。したがって、ダムを建設する際に当たりましては、おおむね百年間の堆砂容量を見込みましてダム計画を立てておるわけでございます。
ほうっておきますと、出水ごとにこれが下流の潤井川の下流に流れてまいりますので、そうしますと下流に災害が起こります。この災害を防止できるように、この扇状地内ですべて処理をしたいということを考えておるわけでございます。 そこで、この研究といたしましては、森林地帯による土石流の勢力の減少というふうなことも新たな課題でございます。
普通の河道でございますと、河床変化の激しいところでは出水ごとに断面が変化するという点もありますので、その点ではかなり精度が低下いたします。 もう一つ、先ほど御指摘のように、貯水変化から流入量の測定をするという方法は、私の感じますところでは、流入各河川で測定するよりは精度は高いであろう。
河口処理については、河川工事実施計画で規定されており、出水ごとに本川の上流からの流出土砂及び流木等により河口が埋没、閉塞し、かつ鳥取市内の内水排除をあわせ、かつ鳥取港の機能が阻害されている実情にあるため、千代川と湖山川を分離し、かつ千代川の河口を固定して河口の安定をはかろうとするものであります。
この中で現在やはり問題のございますのは、六方川その他の支川がございまして、その流域が非常に出水ごとにはんらん常襲地帯になっておりますので、これにつきましては、ひとつ放水路でも設けて抜本的な改修をしようというようなことで現在検討中の段階でございまして、その辺はまだ最終的にはいろいろこまかい問題点がございますので固まっておりませんが、できるだけその辺を重点に実施する。
で、上流の砂防の完璧な河川は、河床が出水ごとに低くなって堤防の内側の内張りをせぬければならぬというような事態もほとんど各河川で起こっておるのであります。で、かさ上げとか、今お話がありましたそういうものよりも、むしろ内張りをせぬならぬ堤防というような状態になって、川がきれいである、周辺の農耕地は実際荒らされてないという事態にかんがみて、私は固い信念を持っておるのであります。
すなわち、上流地帯における砂防工事が不完全なため上流から土石が流下いたしますと、たとえ、下流地帯におきまして河川改修を行なっておりましても、出水ごとに河床上に土砂が堆積して、せっかく行なった河川改修の効果もなく、再改修のやむなきに至るのであります。
本県の農業が香川県に次ぐ、いわゆるため池農業の特徴を有しておりますことは御承知のごとくでありますが、ため池の総数一万三千八百といわれ、このうちの五百数十箇所はすでにかなり老朽化して、そのうちの何箇所かは出水ごとに決壊しておるような危険状態を呈しておるようであります。
そうすると前よりも条件が悪いところに堤内地をすることになりますから、どうしても水の排除の方法をとることにしたわけでありますが、先ずポンプにしましても、これは地方からいいますと、出水ごとにポンプを維持しなければならん。電力も要る。維持費が相当新たにかかつて来ますものでございますから、そういうふうなものよりも、固定して自由に流れるという方法をとることが一番いいわけであります。
福島県阿賀川左岸南村地先におきましては、堤防は寄州によつて保護されておつたのでありますが、近年、堤防前面に、きわめて細い流れが生成され、これが出水ごとに、徐々に堤防のり先を深堀し、危險な状態にあつたところ、今回の洪水により、この溝に沿い流水奔流し、百十メートルの破堤を見たのであります。これは当初において、簡單な維持工事を怠つた結果であります。
從いまして、そのときには堤防がほとんどありませんでしたから、出水ごとに十万町歩、あるいはひどいときには十七、八万町歩に及ぶ水害を起しておつたのでありまして、年々被害が十万町歩を下らなかつた時代が相当長くあつたと考えられるのであります。しかしながらその後利根川の切りかえができまして、現在は銚子の港に流れて出るように改修工事を一應完成いたしたのであります。
全國の河床が出水ごとに高くなつて参ります。高くなつてくるから堤防を築き、堤防を築いてまた河床が高くなるということを繰返しておりますから、現に河底を潜つたところに鉄道を敷いている、河底を潜つたところに道がついているということになつておりますので、これが戰争中食糧確保のために堤防が耕作されまして、それにいもを植えるとか、麦をまくとかいうようなことをやりまして、堤防が弱くなつている。
本請願の要旨は、吉野川北岸は戸数多く、人口密であるが、交通通信の便に惠まれず、かつ同川の出水ごとに交通通信機関が杜絶する状態である。ついては現在の徳島、脇町間の自動車逓送線を箸藏局まで延長されたい。なお同時に岩倉、芝生、足代の三郵便局に集配事務を開始し、地元住民の便益をはかられたいというのであります。
○大原博夫君 廣島縣賀茂郡西高屋村大字檜小字西山にその源を発する入野川は、その上流の河積が小さく、昭和二十年の大水害に水源部の山腹が大崩壊して流砂はなはだしく、河床にこれが堆積して天井川を形成し、爾來出水ごとに沿岸一帶に大被害を及している。ついては該川は改修工事を施行されたい。
○田中專門調査員 靜岡縣周智郡飯田村は総耕地の九割が太田川の向側にあるため本村内に五橋を有しているが、何れも長さ百メートル幅二米の農作用木橋で、出水ごとに損傷あるいは流失の損害をうけている。殊に近年農耕上に牛馬車の通行ができず労力及び増産上多大の支障を來たしている。ついては本村地先の太田川に橋架を速やかに架設されたいというのである。
○田中專門調査員 島根縣下益田川外四ケ川はいずれも河床勾配が急で、これに加え、戰時中より水源山林が乱伐されたため、出水ごとに氾濫して、人畜並びに農産物の被害は甚大なものがあるから、民生安定からしても早急に砂防工事を実施せられたいとの意である。
さらに十勝川の下流豊頃村字茂岩から太平洋の大津河口に至りますところの四里半の地域は、出水ごとに氾濫いたしまして、下流住民のこうむる被害が甚大でありまして、現下國家が最も要請いたしておりますところの食料増産竝びに拓地植民まことに遺憾とするところでありますので、これが一日も早く治水工事の施行をお願いする次であります。
大和川本流は、往年の龜の瀬の地滑りによる大和川災害復舊工事として施行せられし際、あの有名な龜の瀬の岩磐を取り除かれしため、同地點より上流北葛城郡河合村・生駒郡安堵村に至る區間の河床は、優に一メートル半も低下し、ために大和川堤防の護岸の決壞は出水ごとにその度を加え、また王寺町を初め沿岸住家の唯一の飲料水たる井戸水は著しく涸渇したるのみならず、最も重大なる稻作用の灌漑用水の不足を來し、毎年水けんかさえ生
その結果出水ごとにおびただしい土砂を流して河床を降起させ、溢水は小田原市はじめ沿岸の農耕地を流失埋沒させて、湯の町もたちまち濁水に洗われてしまうのであります。